貧乏神あんど福の神

貧乏神あんど福の神

792円 (税込)

3pt

4.0

売れない絵師の家に
厄病神が同居!?

貧乏で災難続き、
おまけに事件まで……

大名家のお抱え絵師だった葛幸助は、
今、大坂の福島羅漢まえにある
「日暮らし長屋」に逼塞中だ。
貧乏神と呼ばれ、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。
この暮らしは、部屋に掛かる絵に封じられた
瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、
幸助は追い出そうともせずに呑気に同居している。
厄病神が次々呼び寄せる事件に、
福の神と呼ばれる謎の若旦那や丁稚の亀吉とともに、
幸助が朗らかに立ち向かう。
(書下し痛快時代小説)

第一話 貧乏神参上
素丁稚捕物帳 妖怪大豆男
第二話 天狗の鼻を折ってやれ

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貧乏神あんど福の神 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 貧乏神あんど福の神
    792円 (税込)
    売れない絵師の家に 厄病神が同居!? 貧乏で災難続き、 おまけに事件まで…… 大名家のお抱え絵師だった葛幸助は、 今、大坂の福島羅漢まえにある 「日暮らし長屋」に逼塞中だ。 貧乏神と呼ばれ、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。 この暮らしは、部屋に掛かる絵に封じられた 瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、 幸助は追い出そうともせずに呑気に同居している。 厄病神が次々呼び寄せる事件に、 福の神と呼ばれる謎の若旦那や丁稚の亀吉とともに、 幸助が朗らかに立ち向かう。 (書下し痛快時代小説) 第一話 貧乏神参上 素丁稚捕物帳 妖怪大豆男 第二話 天狗の鼻を折ってやれ
  • 貧乏神あんど福の神 怪談・すっぽん駕籠
    814円 (税込)
    駕籠に乗せたはずの客が途中で消えていた。 翌日、その男は死体となって川で発見され、大坂奉行所の定町廻り同心は、駕籠かき二人の犯行と疑う。 この事件をのせた瓦版に、絵を描いたことが縁で、 大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」に住む絵師の幸助は、事件に関わることになったが……。 元は大名家のお抱え絵師だったが、殿の勘気をこうむり、クビになった幸助。 今は、筆作りの内職をして、食いつなぐ貧乏暮らし。 そこに疫病神が棲みついてしまい、おまけに難事件が舞い込んでくることに……。 人気作の第二弾。 発売後、重版を重ねた『貧乏神あんど福の神』。 今回も、幸助が難事件を解決する中篇二本と、 筆屋で働く素丁稚の少年たちが活躍する短篇一本を収録して刊行!
  • 貧乏神あんど福の神 秀吉が来た!
    924円 (税込)
    大阪の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」で暮らす葛幸助は、大名家のお抱え絵師だったが、主君の望む絵を描かず、自分の思うままに描き、怒りを買い、お家断絶の沙汰がくだり、浪人となった。 仕事を求めて、大阪に出てきたが、ここでも、自分の思うままに描くため、次第に依頼が来なくなり、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。 そんな貧乏暮らしは、部屋に掛かる絵に封じ込められた瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、幸助は追い出そうともせず、呑気に同居している。 あるとき、道頓堀でかかっていた芝居の内容が、豊臣秀吉を題材に扱ったことから、西町奉行所の同心によって、中止になった。その直後、幇間のヒデ吉という男が雷に当たり、自分は「太閤秀吉」だと言い出して……。 厄病神が次々呼び寄せる事件に、福の神と呼ばれる謎の若旦那や,筆屋の丁稚の亀吉とともに、解決していく。1巻が重版を重ねている好調シリーズの第3弾!
  • 貧乏神あんど福の神 なぞなぞが謎を呼ぶ
    990円 (税込)
    大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」の住人、絵師の葛幸助は、自分の好きなままに絵を描くが故に、仕事が無く、貧乏神と呼ばれ、本業では食えず、筆作りの内職で糊口をを凌いでいる。おまけに、様々な難題が持ち込まれることもしばしば。それは彼の部屋にある屏風に封じられている厄病神のせいらしい。 残暑厳しいある日、力丸という小悪党が殺された。死体には、突き出した舌の上に大きな石を載せた閻魔大王の絵が置かれていた。この謎めいた事件の瓦版の挿絵を依頼された幸助は、この不可解な事件に関わっていくことに……。 色街で豪遊することから福の神と呼ばれる謎の商人。幸助とは、身なりも何もかも違うが気が合う。彼と、筆問屋の丁稚の亀吉らとともに、様々な事件を解決する人気シリーズの第四弾! 第一巻は刊行後、即重版! 第七話 なぞなぞが謎を呼ぶ 素丁稚捕物帖 四 怪談なんて怖くない 第八話 なぞなぞがまた謎を呼ぶ

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

貧乏神あんど福の神 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年10月26日

    こいつあごっつうおもろいで。主人公の貧乏神と同居している貧乏絵師の葛幸助が最高にさばけていてええで。意気投合した福の神(仮の名)と組んで、悪だくみをスカッと解決するのが楽しおま。合間に入るくすぐりも笑えることばかりでっせ。丁稚の亀吉や貧乏神のキチボウシもいい味出してまんがな。田中啓文やりますなあ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月06日

    久しぶりに田中啓文氏の作品を読む。
    笑酔亭梅寿謎解噺シリーズ以来かなと。
    「大名倒産」にも貧乏神は出て来たので、またかと思ったが、それぞれ個性的で面白味がある。こちらの貧乏神は小さく貧相でどこか可愛らしい。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月12日



    所は天下の台所、大坂は福島羅漢まえ。
    四軒長屋、八軒長屋どころか計画なしのやたらめったら増築し過ぎた百軒長屋。「日暮らし長屋」と呼ばれるボロ家に棲まう絵師は貧乏神と呼ばれ、大名家のお抱え絵師であったが、今は筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々を送る。
    そんな長屋に一枚の絵がある。付喪神となった疫病神が絵...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月30日

    貧乏長屋のその日暮らしな幸助。
    なーんかとぼけているのに、実は、というのが面白い。
    福の神、福旦さんも、そういう人?!とびっくりだった。
    もう、この2人のコンビ、ある意味最強じゃない?
    天狗の事件の犯人、とんだろくでなしで頭にくる。
    シリーズ化だろうし、たまには古畑同心も活躍できるといいねw
    先が楽...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月02日

    タイトルと表紙の通り、コミカルで軽く読める一冊です。

    売れない絵師の葛幸助は、筆づくりの内職で生計をたてていますが、部屋に掛かる絵に封じられた瘟鬼(厄病神)と同居(?)をしているせいか、とにかく災難が降りかかってばかりで、筆屋の丁稚にも「貧乏神のおっさん」と呼ばれている始末。
    だったらその絵を処分...続きを読む

    0

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