田中啓文のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「ハナシが違う」の続編です☆O−1グランプリに出場した竜二のその後から話は始まっていますw
今回は梅春ねえさんの出番が少なかったかな〜かと言ってチカコの出番が増えたってワケでもないし、なんか新キャラがようけ出た感じやわ。「梅」って一字がついた兄弟子・姉弟子がいっぱいwまぁ人間成長していくと色んな人と出会っていくもんな〜梅寿は変わらずようけ出てたけどw
ってかこの小説には極端な落語嫌いキャラがよう出てくんな〜。まぁ落語家ってのはけっこう豪遊するみたいなこと書いてたし、そのせいなんかな??
でもやっぱり落語はおもしろそうなイメージを持ってまうね。話の中では「落語は古い!!」ってよう言われてる -
Posted by ブクログ
人気作家の子ども向け怖い本ということで、期待して手に取る。うーん、表紙含めちょっと微妙かなぁ。文学的な力あるけど、子どもの中で評判になるような面白さではないような気がする…。むしろ、すきな作家いる大人の方にオススメかも。あと、怖い本が好きというより本格的な話の入口にたってる小学生向け。ルビは中学年以上レベル。
「象の眠る山」田中啓文
個人的にこれは好きかも。現代っ子で賢い横道も好きかも。怖いものの正体が本気で気持ち悪い。象っていう伝承ができるなにか。
「とりかえっこ」木犀あこ
60.65cmのすきまにひそむ怪異っていう設定自体なんか、嫌。こどもだと入れ替わり後を具体的に表現してくれた方が怖がり -
-
-
Posted by ブクログ
自称「探偵」の力士のお話
以下、公式のあらすじ
----------------------
力士には向かない職業!?
角界に迷探偵現る!
銅煎部屋で唯一の三役力士・斜麓山(しゃろくやま)は
大のミステリー好きで稽古よりも本の続きが大事。
自分は相撲取りではなく探偵なのだと言いはり、
付け人の輪斗山(わとさん)は悩まされ通しだ。
しかし、彼らの周辺でなぜかシャーロック・ホームズの名作ばりの事件が続発。
はじめて本物の事件を解決しようと乗り出す斜麓山だが、思わず勇み足を!?
爆笑の本格ミステリー。
また相撲界激震!?
まわしを締めた名探偵ホームズ土俵入り?
得意技は猫だましとアリバイ崩し! -
-
Posted by ブクログ
6人のミステリー作家による、フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットのアンソロジー。
どの短編にも読者への挑戦状があり、問題編と解決編に分かれている。
巻末には、それぞれの短編に対して他の作家による推理も掲載されている。
普段ミステリーを読むと先が気になってどんどん読み進める感じがある。
このアンソロジーは読者への挑戦状があって、普段よりも自分で考えながら注意深くゆっくり読み、ときには戻ったりしながら読んでいたように思う。
自分で正解までしっかりたどり着けたものはなかったけれど、短編を読み終えるごとに全くの見当外れだったな、着眼点は悪くなかったな等思う楽しさがあった。
作品に対して別の作家 -
Posted by ブクログ
アンソロジー作品。
問題編と解答編に分かれていて、豪華な作家陣の作品を自分でも推理する事ができます。また、参加している作家さん同士でお互いの作品の推理した回答が掲載されており、思考を覗き見するようで面白かったです。
普段、推理小説を読んでも推理しないのですが、この作品は問題編が比較的短く、自分でも挑戦してみようと思えました。いくつか挑戦してみましたが、少し真相に近付けたり、全く思い浮かばなかったり…と様々でした。推理に挑戦した結果、より丁寧に作品を読み込む事につながり、読後の満足感が上がったように思います。
推理が苦手な人も、気軽に挑戦できるのでおすすめです。