あらすじ
国際会議のため来日した、ゾエザル王国の外務大臣・ジュサツ。独裁国家に対する強い風当たりにもめげず、常に笑顔をたやさない彼を癒す、おぞましいストレス解消法。つぶれかけたフレンチ・レストランを救った、魅惑の食材の正体。一家団欒のテーブルで告白される、悪食の数々など、全11篇。異才が贈る、駄洒落×ホラー×グロテスクのフルコースを召し上がれ。
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Posted by ブクログ
グロテスク界の王者、田中啓文!!
今回もどきつい!!グロい描写に
マジで加減なし!!笑笑
でも!めちゃ面白かった〜((◍´ᯅ `◍))
なぜこの本を読んだかと言うと
僕の友人にグロ極めし友人がいるのだが
その友人がBest ofグロと言わしめた。
作品が本作に収録されていると言う事で読む事に…
正直、読む時に怖すぎて躊躇した事は言うまでもない…だってBest ofグロだぜ……笑笑(; ・`д・´)ゴクリンコ
よし!
それでは、作品を紹介していこ〜⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
にこやかな男
個人的に最強最悪レベルのグロさでした。
1発目でこのヤバさはやりすぎ笑笑
本当にしんどかった笑笑
しかしね…めちゃ笑えるのよ
ジュサツがかなりウケる!!おすすめの作品です!
٩(๑ᵒ̴̶̷͈̀ ᗜ ᵒ̴̶̷͈́)و ̑̑ ✧わぁ~ぃ
新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース掛け
これも中々ウケるのだが…マジでキモい!
なんか…外食する事を躊躇してしまう。
得体の知れないアイツ…好物がアレ…はぁ…笑笑
○異形家の食卓1 大根
世界一大根が好きな長男、タケルくん
訛りのクセがつえぇ〜笑笑
そこまでグロくわない!なんだめちゃ笑える。
○オヤジノウミ
さて、これですよ、Best ofグロと言わしめた
作品…はっきり言ってマーーーージキモい!!
なんだこれはと…笑笑
父と子の抱擁シーンではキモい、ウケる、キモい、ウケる。と感情がバグる事間違いなし!!
かなりの問題作でした!
○邦夫のことを
ホラー強めな感じでした
外見は完璧な女性なのだが…性格が最悪
貪欲、淫乱、傲慢というトリプルスリーな秀子の
3分クッキング〜
○異形家の食卓2 試食品
長女、ケロヒメはめちゃ大好物があるんだけど
中々食べられないでいるとヨッキューフマンに
なっちゃた!そんなところに店員さんから
『シショクいかがですか?』と言ってくるわけだから食べるよね〜シショク…笑笑
○三人
打って変わってSF作品
主人公ジロウの朝の日課がアホすぎる笑笑
やりすぎだろ笑笑
○怪獣ジウス
怪獣の交尾は、圧巻すぎる笑笑
なんだこれは…とツッコミを入れてしまった。笑笑
○俊一と俊二
ううう…泣きそう…とはならん笑笑
○異形家の食卓3 げてもの
父の出生の話…めちゃウケた笑笑
とりあえず〇〇〇するのがめちゃウケた笑笑
マジでつえぇ〜笑笑
めちゃ面白かったです!!
○塵泉の王
マジで汚ねぇ〜
旦那を豚扱い、曽祖母のパワハラはめちゃウケる。
あまりゴミは出さない様に気をつけます!笑笑
さて読み終わって思う事がありまして…
それはと言うと途中からこの作品を自然と
楽しんでいる事に気がついたのです!
しかも、もうちょいグロくてもいいかなと…
グロを欲してる自分がいたのです!
なんとも恐ろしい欲望〜
田中啓文マジック恐るべし…
それだけこの作品が面白かったと言う事だろ…
かなり楽しめた作品でした!!
しかし一体あの黒い物体はなんだったんだろ……
꜀( ˙꒳˙ ꜀)ウム
Posted by ブクログ
待望の復刊!以前別のアンソロジーで「新鮮なニグ・ジュギべ・グァのソテー。キウイソース掛け」を読んでから、ずっと復刊を待っていました。
「オヤジノウミ」はどうしてもキツかったけど、他は意外とミステリ色、SF色の部分に注目できて、グロだけちゃうんや!って感じです。
ラスト「塵泉の王」にいたっては拍子抜けなくらいグロ描写がマイルドなので、グロが苦手な方はこれだけでも是非。
あと解説がちゃんとしてる。
Posted by ブクログ
グロ耐性ありすぎてそこは平気だったけど、読むだけでお腹いっぱいで胸焼けしそうだった笑
短編集なのだけど個人的には表題作が一番好きかな。面白かったけど人には絶対お薦めできない一作でした。
Posted by ブクログ
異形つながりで、田中啓文の短編集。良い意味で最悪な読後感。トラウマ系なので、人によっては途中でダメになるかもしれないが、この人はこういうものなのだ。
とにかく、内臓が飛び散り謎の粘液がほとばしり、もちろん血まみれグチュグチュのヌルヌル系なので、読者は選ぶのだが、筒井康隆のグロ部分を良い感じに引き出したような作風なので、筒井慣れしている人には笑いながら読める。
ほとんど作品が、タイトル通り食卓や食材に関わるもので、死体を食べるものから謎の生き物と、その(以下自粛)ものまで、まあ食欲が殺がれる事この上ない。
それ以外の作品も、筒井康隆の影響を受けたワルノリドタバタで、作風だけでなく擬音にいたるまで、見事に筒井流である。マシンガンの音が「ダダダ」じゃなくて「ぷちゅ、ぷちゅ」というところだけ取り上げても、わかる人にはわかる。
そう思いながら読んでいたところ、どうやら単行本の帯には筒井康隆が推薦文を書いていたそうだ。
読後感も何もかも最悪だが、この最悪が良いのである。グロ表現に耐性のない人はやめておくか、筒井康隆の短篇で鍛えてから読むべき。そうでない人にはおすすめする。食欲がなくなりますので、ダイエットにも最適かも。
Posted by ブクログ
えー、なにこれ?
最初の1作目ででも、既視感。
なんだこれ?
最初はへんなだじゃれが清水義範か?と思ったが、
過激なグロさと畳み掛けるような勢い‥
そうだ、これ、筒井康隆だ。
擬音語と擬態語を振り切れるとそうでもないんだけど、
「食卓」というだけあって食べ物のグロイ表現がちょっとね。
筒井ワールドマイナスエロプラス大グロ、ですかね。