田中啓文のレビュー一覧
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〔七賢人〕竹林で清談してる呑んだくれたち。
〔華虞姫〕探偵役。《あのねえ、この世には不思議なんかないの》p.57。と、不思議の権化のような存在が言う。
〔尸解仙〕その男は本当に尸解仙になったのか?
〔酒徳頌〕劉伯倫が参加した酒の席で人が殺されたが誰にも殺すチャンスがなかった。
〔竹夫人〕最も危険な男、鐘士季と竹の因縁。
〔竹に虎〕阮嗣宗の祖父が虎退治をし、餃子や打鞠を始めたのは本当か?
〔老子はどこへ行った?〕老子は実在したか、どこへ行ったか。山巨源の「人を見る目」は節穴か?
〔最後の清談〕それぞれの顛末。
〔感想〕この著者はバリエーション豊かなので自分に合うかどうかはけっこう賭けやけど、今 -
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地獄一の名探偵は閻魔大王から極秘の調査を依頼されるが……。地獄で出会った男女の逃避行の行方は? 無実の罪で地獄に落ちた男が野球に託したのは………。
地獄を巡る八つの情景。
落語の「地獄八景亡者戯」を元とした、地獄を巡る短編集。
コメディからSF、恋愛にミステリ、スポーツとバラエティ豊かな8話を収録しています。
地獄での話とはいえ、殺人事件や汚職や選挙、戦争など、起こる問題は現世と一緒。泥臭く生々しくて、でもいい感じにバカバカしい。気を抜いてゆるく楽しめます。
コメディ色強めとは言え、地獄の描写・拷問描写などは割とグロテスクだったり汚かったりするので、苦手な人は注意です。
個人的にすきだ -
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警視庁捜査1課。刑事なら誰もが憧れる捜査の花形だ。念願叶ってその一員に加わった花菱朝彦だったが、生来のガサツさが災いしてか失敗続き。とうとう異動の憂き目に遭った。
依願退職も覚悟した花菱が受けた辞令は、刑事部割烹課勤務。初めて聞く部署名。フロアは存在さえ知らない地下4階。戸惑いつつもそこに向かった花菱が見たものは!?
図らずも料理人としての修業と刑事としての潜入捜査をすることになった花菱の活躍を描くドタバタ警察コメディ。
◇
月曜朝7時半。警視庁本部庁舎6階の刑事部強行班フロアに入った花菱朝彦は、さっそく上司の大河から声をかけられた。
「ジョーズが呼んでる。行っ