田中啓文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジャンルは伝奇ホラー。
イザナギとイザナミの神話や新興宗教を絡めた内容で、主人公は民俗学者。
ということで大学で民俗学を学んでいた者としては懐かしいような内容の話も出て来ていましたねー。
日本神話とか好きな人は面白く読めるんじゃないでしょうか。
結構分厚い文庫ですが、先が気になるのでどんどん読めます。
が、どうも私はホラーは少し苦手かもしれません;
いや、幽霊とか妖怪とかのホラーは割に平気なんですが、グロいのはダメなんですf^_^;
これもグロくて時々読んでいて気持ち悪くなってしまいました・・・f^_^;
後味も良くないので、そういうの大丈夫な方じゃないとキツイかもしれませんが、面白いには面白いし、ストーリー展開も上手で気になってどんどん読めたので、この作者さんの違うテイストの作品はまた読んでみたいな〜と思いました。 -
Posted by ブクログ
面白かったよ!でもなんだよこれ!というのが第一声だし、絵を描いたフランクYパウル誰やねん…
文庫版あとがきまでふざけてるし、そもそも、はじめの〇〇に捧ぐが自分だし、取ってつけたようにアシモフにも捧げてるのもふざけている(面白い)
おまけに散々グロい感じに人も死にまくるし、おっさんのくだらない駄洒落をずっと聞かされてるような内容であるのに大変読みやすいというところもすごい
でも万人には勧められない。
解説も名のある作家さんが書いてるが結構散々なこと言われてて全体的にふざけており、これいいんだ!?みたいな感じでよかった。
表題の銀河帝国の弘法も筆の誤りとナンシーゴードンが好きかな -
Posted by ブクログ
ネタバレ【2026年68冊目】
昆虫学者の両親を亡くした瀬美は、叔母と共に暮らしている。亡き両親の異常なまでの虫への愛情に反比例して、瀬美は大の虫嫌いであり、目にしただけで蕁麻疹が出るほどだ。彼女には売れっ子アイドルの彼氏であるショウがいるのだが、近頃は宙馬と名乗る男との淫夢を頻繁に見ており、罪悪感と共にますますショウへの思いを募らせている。ある日体調不良を感じた瀬美が病院に行くと、妊娠が発覚。それは地球を舞台にした争いの幕開けに過ぎなくて――。
一言で言うと、ものすごく下品で、やりたい放題な小説です笑 虫が嫌いな人には拷問にも思える内容ですが、そもそも虫が嫌いだったら「蠅の王」というタイトルの時点で手に取ることはないと思いますが。
架空の昆虫もたくさん出てくるので、「よくこんな名前思いつくな」と思いながら読んでいました。また描写が詳細なので、想像力をあまり働かさずに読んでました。とにかく、酷いやつらが集結したぜって感じでしたね。
子どもが犠牲になるのは可哀想だったのと、叔母さんはどうなったの?というのが気になりました。終わり方どうするんだろうと思いましたが、なるほど〜!という感じでもありました。でも、虫と天使を同等に扱うなんて、キリスト教徒の人に怒られそうですね…。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【2026年15冊目】
新興宗教の取材にやってきた学者の杜川己一郎は、取材対象の娘である由美と共に、山奥で見つかった遺跡の発掘現場に居合わせることに。突如発生した地震の後、山から湧き出た水を見るなり怯え始めた由美はそのまま姿を消してしまう。村長は棚からぼた餅と「日本百名水」として湧き水を売り出そうとするが、水を飲んだ人間が次々と酷い腹痛と飢餓に襲われ始めるようになり――これは、祟りか、病なのか。水にまつわるミステリーホラー。
こういうミステリーホラーは大好きです。最後まで心霊なの?それとも科学的に説明がつくの?という感じで引っ張っていく建付けで楽しんで読めました。が、もうね〜しばらく水道水どころかペットボトルの水を飲むのも躊躇しそうです。白湯、白湯だと大丈夫だ、多分きっと。
大体の物語は主人公に感情移入するんですが、ロリコンか〜と思って、そこからあんまり暖かな目で主人公を見つめられませんでした。生物学的に、若い個体(あえてこういう言い方とします)に惹かれるのは、あるかもしれませんが、それでも40過ぎのおじさんが中学生に欲情するのはやばい、やばすぎる。物語的に、若い女子じゃないとダメだったんでしょうが、主人公はロリコン回避できませんでしたかね…?でも結末を見るに、ああいう風にしたかったんだろうなぁ。
当初物語的に一番真っ当なことを言ってるのが村長だった気がします。村興しのために財源投入してるのに「遺跡は人類の宝です!」みたいによくわからん学者が主張してきたらそりゃキレますわな。外野は黙っとれってなる。わかる。地域とコンサルの関係を見ているみたいで、ちょっと居た堪れなかったです。村長さん悪い人じゃなかった。
真相が結構好きでした。怪異と寄生虫の合わせ技。フィルターを通れないみたいな設定もありそ〜と思わせる嫌な感じがして、うん、水飲みたくなくなってくる苦笑
ホラー読みたいなと思って積読から手に取りましたが、良かったです。