田中啓文のレビュー一覧

  • 水霊 ミズチ

    Posted by ブクログ

    ジャンルは伝奇ホラー。
    イザナギとイザナミの神話や新興宗教を絡めた内容で、主人公は民俗学者。
    ということで大学で民俗学を学んでいた者としては懐かしいような内容の話も出て来ていましたねー。
    日本神話とか好きな人は面白く読めるんじゃないでしょうか。
    結構分厚い文庫ですが、先が気になるのでどんどん読めます。
    が、どうも私はホラーは少し苦手かもしれません;
    いや、幽霊とか妖怪とかのホラーは割に平気なんですが、グロいのはダメなんですf^_^;
    これもグロくて時々読んでいて気持ち悪くなってしまいました・・・f^_^;
    後味も良くないので、そういうの大丈夫な方じゃないとキツイかもしれませんが、面白いには面白

    0
    2009年10月04日
  • 蠅の王

    Posted by ブクログ

    世の中の終わりが来るとしたら、ここまで陰惨で悪意に満ちているであろうか?と考えさせられるほどに超ド級のエグい表現力。神と悪魔は紙一重という意味合いにおいては共感するところはアリ。敬虔なキリスト教信者にとっては、神に逆らうものは全てが悪魔であるであろう。だがしかし神の名の下におびただしい犠牲を払わせた歴史からして、何を以って神で何を以って悪魔かと問われれば閉口してしまう。恐ろしく攻撃的で悪意に満ちた恐怖を堪能できる。ただし不適切な表現により、あまりお子様にはおすすめできない一冊w

    0
    2010年09月26日
  • 三人のゴーストハンター 国枝特殊警備ファイル

    Posted by ブクログ

    正しく言うと、三人の合同本。短編集がひとつにあつまって結末…だけど、個々の個性が強過ぎて、生かしきれてない箇所が。それでも面白い方。

    0
    2009年10月04日
  • 蹴りたい田中

    Posted by ブクログ

    まず、「トリフィドの日」だ。
    嬉しいじゃないですか、小林信彦だったかと思うけど原典のJ・ウインダムの「トリフィド時代」を絶賛されていて、集英社文庫の「トリフィド時代」を探し回った事があります。
    結局、見つける事ができずに現在まで・・・
    遂に田中啓文によって念願かなった?
    やっぱり原典、読んでみたいです。
    作品内容では「やまだ道 耶麻霊サキの青春」、「赤い家」が気に入りました。

    0
    2009年10月04日
  • 蹴りたい田中

    Posted by ブクログ

    平成15年度下半期の第130囘「茶川賞」受賞作。
    41歳の瑞々しい感性が描く青春群像。


    くそっ、やられたっ!
    ここまでやるかぁ?

    2004年7月22日讀了

    0
    2009年10月04日
  • 蹴りたい田中

    Posted by ブクログ

    何が良いかと言えば、作者自身が「これは馬鹿馬鹿しい」と分かっていてやっているところ。下手に高尚ぶられては、最悪なのだが。万人には薦められないが、好きな人は好きだろうという類の作家だなあ。

    0
    2009年10月07日
  • 警視庁地下割烹

    Posted by ブクログ

    警視庁の地下にある刑事部割烹課、その名も『警視兆』。捜査一課の若手刑事、花菱朝彦がそこへ移動となった。与えられた仕事は板前修行。料理の腕が上がったところで、料亭への潜入捜査を命じられる(第一話 フグに当たった男)。他2話を収録。コメディ調でお気軽に読みました。

    0
    2026年08月27日
  • 銀河帝国の弘法も筆の誤り

    Posted by ブクログ

    面白かったよ!でもなんだよこれ!というのが第一声だし、絵を描いたフランクYパウル誰やねん…
    文庫版あとがきまでふざけてるし、そもそも、はじめの〇〇に捧ぐが自分だし、取ってつけたようにアシモフにも捧げてるのもふざけている(面白い)
    おまけに散々グロい感じに人も死にまくるし、おっさんのくだらない駄洒落をずっと聞かされてるような内容であるのに大変読みやすいというところもすごい
    でも万人には勧められない。
    解説も名のある作家さんが書いてるが結構散々なこと言われてて全体的にふざけており、これいいんだ!?みたいな感じでよかった。
    表題の銀河帝国の弘法も筆の誤りとナンシーゴードンが好きかな

    0
    2026年08月07日
  • 警視庁地下割烹

    Posted by ブクログ

    警視庁の地下にあるという謎の組織、刑事部割烹課。
    ダメダメな捜査一課の花菱 朝彦は、ついに人事異動を命じられる。
    女将も板前も警察官と言う割烹『警視兆』。
    設定が面白いですね。

    修行を続け、調理師免許を取得した朝彦は、ある日、フグ料理店への潜入捜査を命じられる。
    果たして、、、
    ミステリーと言うか、ユーモア小説でしょうか。

    0
    2026年08月01日
  • 漫才刑事

    Posted by ブクログ

    刑事と漫才師の二足の草鞋を履く男が、事件を解決していく話です。
    相方にも刑事だということがバレないようにしながら事件を解決していく模様は、ドタバタ劇そのもので、軽い気持ちで読めるので良かったです。
    言葉のチョイスやネーミングセンスも考えられてるなと思い、軽く読める裏側で色々な仕掛けをしているなと感じました。

    0
    2026年06月26日
  • 警視庁地下割烹 取調室のカツ丼

    Posted by ブクログ

    警視庁の地下に存在するという謎の料理店「警視兆」。不幸にも割烹課の「警視兆」に異動してきた花菱朝彦は、警察官にもかかわらず調理師免許を取得し、板前として働いていた。ある日、『落としの源さん』という伝説の元刑事が客としてやってきた。彼は「カツ丼」で、どんなやっかいな容疑者も自白させるという。「カツ丼」にどんな秘密があるのか。だが、朝彦と源さんは、奇妙な事件に巻き込まれて──。

    0
    2026年06月07日
  • 蠅の王

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【2026年68冊目】
    昆虫学者の両親を亡くした瀬美は、叔母と共に暮らしている。亡き両親の異常なまでの虫への愛情に反比例して、瀬美は大の虫嫌いであり、目にしただけで蕁麻疹が出るほどだ。彼女には売れっ子アイドルの彼氏であるショウがいるのだが、近頃は宙馬と名乗る男との淫夢を頻繁に見ており、罪悪感と共にますますショウへの思いを募らせている。ある日体調不良を感じた瀬美が病院に行くと、妊娠が発覚。それは地球を舞台にした争いの幕開けに過ぎなくて――。

    一言で言うと、ものすごく下品で、やりたい放題な小説です笑 虫が嫌いな人には拷問にも思える内容ですが、そもそも虫が嫌いだったら「蠅の王」というタイトルの時点

    0
    2026年05月03日
  • 臆病同心もののけ退治

    Posted by ブクログ

    この作品は、最初の印象と違って、案外、奥が深そうだ。「もののけ退治」という割には、いわゆる「妖怪」は登場しない。結構真面目に、当時の世相も描かれていて、続きに期待している。

    0
    2026年03月29日
  • オニマル 異界犯罪捜査班 鬼刑事VS殺人鬼

    Posted by ブクログ

    頭部をつぶされた死体は、どうやって殺されたのか。

    家宅捜査すれば、出てくる動物の死体と
    なめくじは何なのか、という1話目。
    動物の方はまぁ…な状態ですが、なめくじ。
    使用方法を想像すると、恐ろしいというか
    勇気があるというか。

    帰ってこない会社員、な2話目は
    よく黙っていられたな、と。
    約束を守るのは大事ですが。

    そして全編通して、の事件解決(?)3話。
    ある意味、ついに、な展開になってしまいましたが
    結局そこはグレーで。

    相方(?)の女の子ですが、ちょっと
    しつこいというかなんというか…。
    刑事には向いてる性格、やも??

    0
    2026年03月04日
  • オニマル 異界犯罪捜査班 結界の密室

    Posted by ブクログ

    またしても、陰陽師と仕事をする事に。

    そんなに別の仕事に首を突っ込んでいいのか、と
    聞きたくなる相手です。
    蜘蛛、座敷童、結界、と出てきますが
    やはり人間の方が怖い存在です。

    最後の話の人は自業自得な気がしますが
    戦前にありそうな商売してる1話と2話。
    特に2話目は…習慣というのは、恐ろしいものです。

    0
    2026年02月22日
  • 貧乏神あんど福の神

    Posted by ブクログ

    面白かったけど、江戸時代で大阪のものは初めてかも。
    そのせいかところどころ言葉がうまく読み取れず、そこがちょっと困惑した。
    貧乏神が「妖怪なんていない」と言うのが笑う。
    自分がいるのにそれ以外は否定的というか現代の考え方っぽい。
    特に疫病神が役に立つわけでもなく、ちゃんと怪異の種明かしもされて面白かった。

    0
    2026年02月15日
  • オニマル 異界犯罪捜査班 鬼と呼ばれた男

    Posted by ブクログ

    アメリカからやってきた警部は
    なぜか相棒に冴えない男を指名した。

    連続短編で、帰国警部がやたらに主人公に絡んできます。
    最初の話で正体は分かるわけですが
    現実に絡んできたら、面倒としか言い表せない警部…w

    警部が絡んで事件が終了して、主人公が…な
    時代劇お約束、な展開。
    人ばかりかと思ったら、でしたので
    ある意味平等?

    0
    2026年02月14日
  • 推理の時間です

    Posted by ブクログ

    講談社が発行している小説誌「メフィスト」に掲載された短編集。6篇入ってて本の前半が事件篇。後半が解決編。読者が推理して後半の解決編で答え合わせするパターンだったけど、全く分からなかった。whoダニットは、勘で犯人を当てられたけど論理はさっぱり。作家さんってすごい。

    ただ、恐らく読者への挑戦状というスタイルからか、何でそうなるの?とか、それって無理ない?とか、ストーリー部分の物足りなさを感じたところもあるので、私にはあんまりハマらなかった。

    0
    2026年02月02日
  • 水霊 ミズチ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【2026年15冊目】
    新興宗教の取材にやってきた学者の杜川己一郎は、取材対象の娘である由美と共に、山奥で見つかった遺跡の発掘現場に居合わせることに。突如発生した地震の後、山から湧き出た水を見るなり怯え始めた由美はそのまま姿を消してしまう。村長は棚からぼた餅と「日本百名水」として湧き水を売り出そうとするが、水を飲んだ人間が次々と酷い腹痛と飢餓に襲われ始めるようになり――これは、祟りか、病なのか。水にまつわるミステリーホラー。

    こういうミステリーホラーは大好きです。最後まで心霊なの?それとも科学的に説明がつくの?という感じで引っ張っていく建付けで楽しんで読めました。が、もうね〜しばらく水道水ど

    0
    2026年01月27日
  • 警視庁地下割烹

    Posted by ブクログ

    警視庁の地下に存在するという謎の割烹料理店。その正体とは? 書き下ろし

    警視庁捜査一課に所属する花菱朝彦は、捜査で失敗を重ね、異動を命じられた。だが、異動先は朝彦の想像を遥かにこえた部署だった──「割烹課」という部署が警視庁の地下4階にあるというが……。

    0
    2025年11月22日