【感想・ネタバレ】貧乏神あんど福の神 死神さんいらっしゃいのレビュー

あらすじ

ダメ同心、
生意気な素丁稚、
おまけに厄病神まで、
みんな大ピンチ!

大坂で起きる様々な事件。
巻き込まれた貧乏絵師の運命は?

最近の大阪では、えびす小僧と名乗る盗賊が、金持ちから奪った小判を貧乏な人たちにばら撒いて、人気だった。えびす小僧に遭遇した西町奉行所の同心が追いかけるが、東町の同心に邪魔をされて……。
大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」の住人、絵師の葛幸助。自分の好きなままに絵を描くため仕事が無く、筆作りの内職で糊口を凌いでいる。おまけに彼の家の屏風には疫病神が封じ込められていた。それゆえ、様々な事件に巻き込まれている。
貧乏神と呼ばれる幸助と、福の神と呼ばれる正体不明の大金持ちがコンビを組んで、事件を解決していく痛快時代小説。
第一巻は刊行後、即重版した人気シリーズの第五弾。

第九話 死神さんいらっしゃい
素丁稚捕物帳五 手妻おそるべし
第十話 てんてん天魔の天神さん

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Posted by ブクログ

まーたとんでもないことになってるw
色々、とんでもない方々が新たに登場してるし。
誰かは、いい人に見えて実はって展開になるかとドキドキしちゃった。(年季の入ったミステリ読みはこういう深読みをしてしまうのだw)
丁稚の亀吉もあいかわらずすぎる。
でも、弟子入り志願を丁稚仲間が協力する展開は微笑ましかった。あの「呪文」は出てきたところでぴんときちゃったけど、とっさに考え付いたのはすごい。
それにしても、幸助の絵、どうなっていくんだろう。
まさか、だんだん増えて、、、?w
次は何が起こるのか今からわくわく。

0
2025年02月19日

Posted by ブクログ

田中啓文さんは、作品の内容はふざけているけれど、読み終わって気づくと、「なるほど」と感心してしまう、不思議な人である。この作品も、そもそも、設定にかなり無理があるのに、結末に納得してしまう。変な気分だ。

0
2025年03月17日

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