田中啓文のレビュー一覧

  • 鍋奉行犯科帳

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    同心、村越勇太郎がグルメな大阪東町奉行、大鍋久兵衛に翻弄されながらも事件を解決して行くお話し。
    勇太郎の恋の行方は次巻以降へ。

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    2015年11月06日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

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    こなもん屋馬子の続編。
    時事ネタとかパロネタが多すぎて、前回よりはパワーダウンした印象でした。馬子よりも櫛田市長がメインになってたからかな。あんまりにも現実問題と絡めすぎるとつまらないなー。
    でも、相変わらず馬子の作るこなもんはすごく美味しそう。ホットケーキ食べたくなりました。串カツもたこ焼きもどっちも美味しいよー。

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    2015年10月07日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

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    面白いといえば面白かったけど、1作目の悩める人が出会える不思議なこなもん屋、
    というのを続けてほしかったかなぁ。
    市長のためのお店みたいになっちゃった。

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    2015年08月30日
  • 鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行

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    シリーズ第四弾
    初めて読む、途中からでも関係なく読めるが
    三話構成の中味は本当に適当
    天一坊?絡み、天皇との対立と裏に隠された握り寿司秘話?
    ここまで抵当なのも珍しいか

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    2015年07月03日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

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    こなもん屋うまこ 2作目。
    出てくる”こなもん”が本当に美味しそう。熱々の馬子の料理を掻き込むように食べてる様子が読み手のお腹を空かせる
    今回は某市長をモデルにした大阪市長が出突っ張り。前作の色んな種類の短編があった方が好きかな。

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    2015年09月06日
  • 鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行

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    「ご落胤波乱盤上」天ぷらが何故和食の代表料理になったのかがよくわかる一編。菜種油とご落胤と将棋の三題噺。「浮瀬騒動」主役の食材や料理がないのは珍しい。強いて言うならお酒かな。「京へ上った鍋奉行」お寿司が何故和食の代表料理になったのかがよくわかる一編。船の場面が楽しい。桂九雀のあとがきが微笑ましい。お芝居も機会があれば見てみたい。

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    2015年04月06日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

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    今回も馬子さん大活躍。市町を中心として繰り広げられる不思議なB級グルメストーリー。スナックになったり、チヂミ専門店になったり、純喫茶になったり。パン屋は「ロバのパン屋」の完全コピー♪昔は京都市内でよく聞いたメロディが懐かしかったです。ファンタジー色がますます濃くなり、時空を移動しちゃう一方で、市長や前市長は実在の人物を彷彿とさせ…。カジノに市章、お笑い排除に、粉もんレシピ統一…あまりの無茶な市長の主張に最後は疲れちゃいました。面白くはありましたが、ちょい濃すぎた感じです♪

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    2015年03月26日
  • 蹴りたい田中

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    あのしょーもない「ハナシにならん」噺家の小説を書いた作家とは思えないぐらい、斬新すぎて「ハナシがヤバい」が、なんというか…世にも奇妙な物語レベルである。くだらなさすぎて一周まわっても、それでもくだらくて…スベり芸にちかい。とりあえずこの作者は小説で遊んでるというかナメてるという点では「アリ」かも。

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    2015年01月24日
  • こなもん屋うま子

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    悩みを抱える人の前に現れる馬子のこなもん屋。

    「きたな美味い店」みたいな感じ?
    こてこての人情ものかと思いきや、ちょっとファンタジーが入っているとは。
    お好み焼き、たこ焼き、うどん、焼きそば、ピザ、豚まん、ラーメンと各話違ったこなもんが提供されている。前半は汚い店の描写がちょっと…だったけど、後半はその描写は少なく、こなもんが美味しそうだった。
    キャッツみたいなメイク何かわかるわ(笑)

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    2015年02月28日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

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    こなもん屋シリーズ第二弾.今作はあの有名な大阪市長が登場.実名は出てないけど読めばすぐに分かってしまう.前作以上に馬子の妖怪じみたキモさ爆発.ただ前作のインパクトが強く慣れてしまったようで,後半はちょっと飽きた.

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    2014年11月10日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

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    馬子シリーズ第2弾。
    前作は出されるコナモンも客も1話ごとに変ったが、本作では櫛田市長が全編を通して絡んでいる。
    なんか聞いたことがあるような問題だったりして、前作ほどコナモンの世界に浸れなかったのが残念。
    次回はゆるキャラのコナモンの活躍にも期待。

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    2014年11月06日
  • 茶坊主漫遊記

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    久しぶりに読んだ時代小説だ。
    石田三成が生きていたという痛快な設定が如何にも面白かった。
    三成も生きていた、秀頼も生きていた。旅の目的が最後まで明かされることなく柳生十兵衛との掛け合いがちょっと物足りない感じがする。

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    2014年10月01日
  • 鍋奉行犯科帳

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    江戸時代の大阪を舞台にしたオムニバス形式のミステリ。
    食べ物には目がない美食家の奉行が食道楽の合間に事件を解決する。

    傍迷惑な性格ながらどこか憎めない久右衛門がいい味出しています。

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    2014年09月21日
  • 鍋奉行犯科帳 浪花の太公望

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    「地車囃子鱧の皮」鱧とくれば、祇園祭と骨切りですが、これに天神祭りを絡ませてのお話。「狸のくれた献立」登場人物の会話が上方落語を思わせるシリーズですが、これはストーリーも上方落語を髣髴とさせます。はめもの入りで誰か演じてくれないかなぁ。三味線方が大変かな?「釣り馬鹿に死」釣りに登場する地名が江戸時代の大阪湾沿岸を辿っていく辺りが頬が緩みます。どの話でも、食材や刃物などの小道具や当時の大阪周辺の地域や人々の生活の様子、調理方法などの背景が語られていて楽しく読みました。

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    2014年08月04日
  • オニマル 異界犯罪捜査班 鬼と呼ばれた男

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    普通の刑事が事件を捜査する物語だと思っていたので、想像と違う内容に驚いた。だけど、この驚きは欲しくなかったかな。
    もっとも、角川ホラー文庫であることを考えれば想像に難くないはずですが、電子書籍だとレーベルってあまり意識しないで買ってしまうんだよね。内容はとっても田中啓文らしい作品でした。

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    2014年06月21日
  • 鍋奉行犯科帳

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    大阪の奉行の話。
    話そのものは面白かったし
    食べ物の話もおいしそうだし面白かったけど
    奉行がぜんぜん魅力的じゃなかった。
    無駄に大声で怒るし
    あんな人好きじゃないという個人的感情で
    続きは読まないと思う。

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    2014年03月24日
  • こなもん屋うま子

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    かる〜〜く読める本。
    正直「こなもん屋」でなくて良い気がしてしまうのですが、こなもんは美味しいですからね。仕方ない。
    勧善懲悪!という程でもないし、スカッと解決!というものでも無いですが、ゆるーーく読んで楽しむには良いかと。
    何話かありますが、流れは一緒。ちょっとお腹いっぱいになります。

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    2014年03月13日
  • ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺5

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    シリーズ最終作ということで師匠が弟子を思う気持ちが描かれています…読みやすく面白いといえば面白いのですが…少しまどろっこしい説明が多い気もします。

    また、飲酒運転やスピード違反等を安易に書きすぎているように感じます。この部分は批判があるやも…

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    2014年01月09日
  • 猿猴

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    ネタバレ

    民俗学好きな(特に古事記とか好きな)人にはワクワクする物語と思う。
    話の展開は想像できるところがあったけれど最後がこうなるかぁ…と思ったり。
    船は、ノアの箱舟でも示してるんでしょうかね?

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    2014年01月06日
  • こなもん屋うま子

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    スルスルーっと読めました。
    「奇談蒐集家」に似た雰囲気があるなー、って思ったり、鯨統一郎の雰囲気、ひょっとして北森鴻風味も?なんて思ったりしながら、スルスルーっと読み終えた感じです。
    粉もんって、見た目より腹に貯まるんですが、この本はとても消化に良かったように感じました。
    どうしても、表紙の「こなもんや」の文字が「こんなもんや」に見えてしまうのは、どうしてだろう?と思いながら、スーっと読みました。
    この一冊が私の2013の締めくくりであります。

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    2014年01月01日