小池真理子のレビュー一覧
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読みやすいホラー短編で読みやすかった!
個人的に好きな作品は
●綾川行人の「再生」
テレビでタレントが、「切れ味の良すぎる包丁で自分の指の一部を切り落としてしまって、しばらく経ったらその切り落とした部分が生えてきたんですよ!」って話してたのを思い出した。
人間の再生力の限界ってどこなんやろう?ってこの話を読んでまた思った(^^)不気味なお話です。
●福澤徹三の「五月の陥穽」
窓際族の影の薄いサラリーマンが屋上で昼休憩してて落としそうになったタバコを拾おうとしたらビルとビルの隙間に落ちてしまって、その隙間に挟まってしまってさぁどうしよう!ってお話。
サラリーマンとしても夫としても影が薄い主人公 -
Posted by ブクログ
立地条件の割に格安というマンションに移り住んだ哲平一家。紆余曲折を経て、新しい生活を送るためにマンションを買ったのだ。
このマンションの唯一の欠点は、目の前に広大な墓地があること。
そのうち、彼らの周りで不気味な現象が起きるようになる…
とても読みやすかった。すぐに読めてしまった。
全部で300ページ弱なのだが、180ページ辺りで、まだ結構残ってるけどここからどう展開するんだ!?と気になり、結末まで一気に読めた。
結末も不気味な感じが良かったし、面白かった。
あんまりあらすじを言うとネタバレになりそうなのでこの辺で。
引越しを検討するなら、物件はちゃんと調べないとなと思わされた。 -
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最近なんとなく、「自分の好きなものは?」と言う問いに対して「オバケと宇宙人」と思った。
それでオバケの本を読んでいるわけです。
とは言え本作は、この作家さんの「恐怖配達人」がかなり面白く、こちらはオバケでは無いのだけど。同じような作品かと思ったらオバケでした。
この本の良さは、ホラーとして、土地や建物、引越し先の不安。序盤に不穏さをもたらす夫婦の過去の闇など、かなり面白い。
でもそれ以上に、登場人物が抱く得体の知れない恐怖や不安、後ろめたさなどの心情に引っ張られて読者も“出来事”以上に怖さを感じさせているんじゃ無いかなと言う点が魅力だと思いました。
また、平成初期かと思われる雰囲気、バ -
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前夫を若くして亡くし、幼い娘をひとりで育てていた彩和は、18歳上の俊輔と再婚する。
俊輔もまた前妻との間に息子がひとりいた。
前妻の杏奈は、華やかで気さくな頼りになる存在だった。
夫が経営する「アンティークたかしな」は、さほど潤沢ではないようだが、TV出演や原稿書きなどで副収入に恵まれていた。
穏やかに夫婦と娘と暮らしていたはず…だが、いつしか運転手の野々宮との関係を疑いだす夫は、しだいにアルコールの量が増え、嫌味や酷い絡み方をするようになる。
ある日、彩和と野々宮は思わぬ場面で秘密の共有をすることになり…
夫が亡くなった後の遺言状を見た後に2人の運命は想像もしなかった方向へと辿る。
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2021年の第25回日本ミステリー文学大賞を受賞された小池真理子さん
「これまでの作家活動・ミステリー分野への貢献」に対して贈られた「功績賞」的な意味合いのようですが、その受賞に充分な作品群だと思います。
怪奇幻想傑作選 第2弾
「鬼灯(ほおづき)」
父の愛人とそのお手伝いに囲まれた、少女時代の微妙ながら居心地のよい擬似家庭。女たちの静かな共存が描かれる。
「生きがい」 ★5
高校生の息子と夫を飛行機事故で同時に失った妻。夫の残したアパートに住む大学生に息子の面影を見出し、世話を焼くうちに…。圧倒的な哀しみと叙述トリックが重なる傑作。
「しゅるしゅる」
仕事も恋愛も順調だった女性が、あ -
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ネタバレ「出会ってしまった」人たち。
杳子、青爾、美夜、佐高は全員罪深い……時代柄、夫の女遊びは許容されても妻の不倫は絶許だし、妻から離縁切り出すのも難しいし、使用人が主人へ恋心抱くとか以ての外。
わかっていても抑えられるかといったらそうじゃないのが恋心とはいえ、青爾と美夜が婚約するのは誰かが止められたのでは!?と思います。出会った時点で妹の婚約者なら、おっと…とさすがになります。
杳子視点なので霞んでいるけれど、美夜もなかなかだと思う。自分を好いてる佐高を「恋とかじゃないけど、寂しい私に優しくしてくれて、とっても感謝してる人」って言ってしまえる人ではあるので。残酷です。
自分に降りかかってないから