小池真理子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
松任谷由美デビュー50周年を記念して、6人の女性作家さんたちが書き下ろしたユーミン曲がテーマのオリジナル小説集。題名見るだけで惹かれるものがあり、即購入。
収録されている話は以下、
・あの日にかえりたい(小池真理子)
・DESTINY(桐野夏生)
・夕涼み(江國香織)
・青春のリグレット(綿矢りさ)
・冬の終り(柚木麻子)
・春よこい(川上弘美)
いずれの曲も知っていたが、あらためて思ったのは、その曲に対する偶像イメージは『人それぞれ』ということ。特にユーミンなどは僕らの年代は誰もが知っていて、その曲に対する絵が脳裏に自然と浮かぶ。
ただ、それをいざ物語化してみたら、作家が描くストーリーが -
Posted by ブクログ
小池さんの文章は本当に手触りの良い上質なガーゼケットのよう。
過去に読んだことのある本について、小池さんの目を通すとそう捉えるのかと新たな発見もあった。谷崎潤一郎を再読したくなった。
フランス映画の視点についても興味深い。
特に心に残った箇所
「本物のときめき」
私自身はもう若者ではなくなってしまったけど、若い頃から“なんとなく無難”を選んでしまっていたので痛いところを突かれたなーと感じた。何かとコスパ、タイパや断捨離など無駄を極力省いたものが好まれるけど、無駄こそ人生の楽しみというのもまた一理。
「至福のほろ酔い旅行日記」
オランダは自己責任の国。運河にはどこにも柵や手すりが設けられてい -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ怖かったです、これはジャパニーズホラーでさすが名作だなと思いました。
あらすじ
不倫の末に結ばれた美沙緒と哲平は、待望の娘玉緒を産み、都心のマンションへ引越しを決める。間取りも広く、日当たりも良いが気になるのはマンションの目の前が墓地ということだけ。マンション自体に住民も少ないが、美沙緒と玉緒は4階に住む井上一家と交流を深めていく。その過程で知った物置代わりの地下室、その不気味さに怯える美沙緒だったが異変が起こり始めて…。
ホラーを読み始める時いつも考えるのが自分がその立場であればいつになれば怖いものの存在を信じて、損切りをできるかということです。美沙緒の立場で見れば平穏 -
Posted by ブクログ
ネタバレ松任谷由実デビュー50周年記念オリジナル小集。全作書き下ろし。ユーミンの名曲タイトルから6人の女性作家が新たに奏でる小説のハーモニー。令和4年7月1日発行。
小池真理子 「あの日にかえりたい」(1975年)
桐野夏生 「DESTINY」(1979年)
江國香織 「夕涼み」(1982年)
綿矢りさ 「青春のリグレット」(1985年)
柚木麻子 「冬の終り」(1992年)
川上弘美 「春よ、来い」(1994年)
ユーミン世代ではないので、リアルに記憶にあるのは「春よ、来い」くらい。といっても、歌詞なんて気にしてなかった年頃だったので、いまいちよく分かっていない。本当は、曲を聞いて、歌詞を読んで -
-