小池真理子のレビュー一覧

  • 欲望

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    インポテンツってそんなに屈辱的なものなのかな。
    女だから分かりませんでした。

    解説の「この人の文はすっと入ってくる」って言葉、分かるなあって思った。水みたいにするすると読める。あっという間だった。

    映画も見てみたいな!

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    2023年05月27日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンの曲を女性作家さん達がトリビュートし
    創作された物語の短編集。
    小池真理子「あの日にかえりたい」
    まだ共同玄関や共同トイレが一般的だったころに
    学生時代を過ごした主人公の郷愁の物語
    既に老年に入った主人公が人生を振り返るような
    切ない物語。短編の中に人生の流れがつまっていて
    さすが小池真理子さんだなと思った。

    桐野夏生「DESTINY」
    村上春樹が愛読書の争いごとを好まない青年の物語
    変わらぬルーティーンの中ではっと目についた
    女学生に少し惑わされてしまうけれど、また
    普段の日常に戻っていく。何も劇的なことは
    ないのだけれどシニカルでとても良かった。
    村上春樹とか山田風太郎とか主人公

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    2023年05月22日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    岩井志麻子と澤村伊智がよかった。

    岩井志麻子先生、バラエティ出てきた時文章との差にぶっ飛んだもんな。今回も硬くて陰鬱な空気感。読み慣れるまでちょっとかかる。

    学校は死の匂い。うん。好意、真っ直ぐ返ってきてほしいよね。古市くんがいい人格付与されてるなぁ。

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    2023年05月19日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    どれも面白かった。
    著書に『リング』がある鈴木光司の作品にはリアルな生々しさがあった。
    特に好きだったのがビルとビルの隙間に落ちる『五月の陥穽』。
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    角川ホラー文庫約30年の遺産!90年代から現在までの最恐セレクション。

    1993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに

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    2023年05月04日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    印象に残ったところ
    ・小池真理子 『あの日にかえりたい』
    学生時代のほろ苦い仲違い。どこでボタンをかけちがったのかなーと思うことは、人生であるけれど、そのどうにもできない思い残りを微妙なタッチで描いた作品だった。ズシンと澱が残るような、そんな読後感。
    ・綿矢りさ 『青春のリグレット』
    菓子の思い出に共感。
    その当時は、その後にそんなに大きな存在になることなどないと思った存在が、ふといちいち思い出す存在になっていたと感じることはある。それが確かに青春という時期特有のものなのかもしれないなーと気付かされる。

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    2023年04月25日
  • 異形のものたち

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    少しゾッとするような短編が6つ.それぞれ対象となるモチーフが印象的だった.「面」では般若、「森の奥の家」ではキーホルダー、「日影歯科医院」ではクラウン、「ゾフィーの手袋」ではシルク、「山荘奇譚」では染布、「緋色の窓」では絵.どれも怖かったが「日影歯科医院」で香澄が実際に治療を受けた話だ.数十年前に閉院した歯医者さんで.

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    2023年02月15日
  • 瑠璃の海

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    ネタバレ

    自分だったら愛する人から「一緒に死のうか」と言われて、「あなたとなら死ねる」と返せるだろうか…2人の結末が本当に幸せだったのかどうか、というよりむしろ個人的にはそっちを考えてしまって、そういう意味でモヤモヤしてしまう読後でした。

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    2023年02月08日
  • ふしぎな話 小池真理子怪奇譚傑作選

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    短編小説かな
    っと思いきや、話が繋がっているのもあり
    面白いが、

    短編小説もあり、『んっ?』っと思ってしまった物もあり斜め読みをした部分があり、
    星⭐︎を減らしています。

    個人の感想です。

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    2023年02月04日
  • モンローが死んだ日

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    夫が亡くなり孤独になった鏡子。心身の不調となり精神科を受診する。それが高橋医師との出会い。親密になってから医師が行方不明になる。そして偽医師だと気づくのだった。有り触れた話のようで実は深い。鏡子や彼の孤独感がひしひしと伝わる。思ったとおりの終わり方だが良かった。

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    2023年01月30日
  • 恋

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    ネタバレ

    全体的に色っぽくて背徳的だけどいかがわしい感じはしないという不思議な小説でした。
    主人公がただ肉欲に溺れるわけではなく、片瀬夫妻を神聖視しているのではと思えるほど深く愛してしまったが故に起きた悲劇といった感じです。
    どう考えてもピュアな恋愛とは程遠いはずなのですが、下手な恋愛小説よりよほど真剣さというか、鬼気迫るほどの純粋さを感じました。
    雛子が大久保に恋をした時に、布美子が肉体ではなく精神での繋がりを求めるなんて汚いといった表現をしたのが印象的でした。
    布美子に感情移入しすぎて大久保を撃ち殺すシーンで自分までスッキリしてしまいました(^_^;)

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    2023年01月26日
  • 無花果の森

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    「ドラマ的展開」が面白く、どんどん読み進めてしまう系統の物語だった。人間ドラマ+微サスペンスという風情。

    有名な映画監督を夫に持つ新谷泉は、度重なる夫からの暴力に耐えかねて、ある日夫が不在のうちに家を出た。
    そして流れ着いた寂れた地方都市で、老齢の女性画家の家での住み込み家政婦の仕事に偶然ありつき、身を潜めて暮らし始める。
    夫に探し当てられるのではないかと怯えながら暮らす中、主である画家の付き添いで行った街のゲイバーで、かつて関わりのあったある男と再会してしまう。

    後ろ暗い雰囲気が全開で、泉の怯えが文体からも伝わってくる。
    そんな中「ある男」の塚本と再会したことが、泉の人生をがらりと変える

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    2023年01月09日
  • 夏の吐息

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    「肉体的な欲望をもって、精神的な愛情ももって、そのうえ、そこに言葉がほしい、って私、いつも思ってるんです。なのにそれがいつもうまくいかない。」 言葉を欲する自分がいながら、気持ちを表現しようとすればするほど、本当の思いとはかけ離れて行くような気がする。 「どう頑張って言葉を編み出してみてもね、書き連ねた言葉は嘘になっている。真実ではない。ごまかしがあったり、気取りがあったり、複雑にさせたりしている分だけ、偽物にすり替わってしまっている」

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    2022年12月25日
  • 異形のものたち

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    タイトルや装丁の雰囲気から、楽しい内容ではないだろうと思いつつ手に取ったら、ホラーだった。日本的な、情緒たっぷりの系統で、シンプルに面白かった。
    私が小さかったころ、夏休みの1週間くらい「あなたの知らない世界」というコーナーがお昼の番組の中であって、それを姉と2人怖がりながらも毎日楽しみにしていたのだけど(視聴者投稿系でけっこうがっつり怖かった)それを観ていた時の感覚に少し似たものを覚えた。

    あるはずのものが無くなっていた、とか、生きていると思っていたら死んでいた、とか、禍々しきものを連れ帰ってしまった、とか、ホラーではよくある設定がふんだんに使われていて、馴染みがあるからこそ読みやすく面白

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    2022年12月11日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    いやあ……怖かった。
    ずーっとゾワゾワ落ち着かない話に、オチで心臓が凍りそうになった話も。さすがベストセレクション。

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    2022年11月09日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    綾辻先生以外のお話は読んだことがなかったので、どっぷりと楽しめました。今邑彩さんと小池真理子さんのお話はどっぷりホラー。福澤さんのはラストが不気味。何より初岩井志麻子さん。いや、こんな硬派で素敵な文章を書かれる方だと思わなかったのでわびっくり。他の本も読んでみたくなりました。こうした編者がテーマに沿って選んだものが一冊になってると、読んだことがない作家さんとの意外な出会いがあっていいよね。全体通して楽しめました!

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    2022年09月03日
  • 夏の吐息

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    過不足なく、しみじみとする短編集でした。いくつになっても恋愛に慣れることはないしいつもままならない。苦しみたくないけどそうも言ってられずこうなってしまいます。
    愛と死は近いところにあるなぁ。続きがあってもここで終わっても、すべてきっと大事な記憶になります。ほんの少し不幸でも、それもまた悪くはないです。

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    2022年08月19日
  • 懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1

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    切ない話とホラーのバランスがとても良かったです。
    世にも奇妙な物語で放映された話もあって、懐かしい気持ちになった。康平の背中が不気味で好き。全体的に妖気じみていていいですね。楽しんで読ませていただきました!

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    2022年08月06日
  • 夏の吐息

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    夏に読もうととっておいた小池真理子4作目。
    男女ではあるけれどただの夫婦とか恋人ではない色々な愛の形の短編集。
    個人的には【月の光】の関係がすき。
    『今、月がきれいなんだ。』でなぜか泣けた。
    そんなことを報告してくれるような【春爛漫】から言葉を借りれば『なじむ』相手がいい。

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    2022年08月03日
  • 無伴奏

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    ネタバレ

    途中から一気読みした。なんと…。
    普段呑気にBLを読んでいる身からすると、何だか申し訳ないような気持ちになった。
    重いけど、読後感は軽い。面白かった。

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    2022年07月28日
  • 柩の中の猫

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    芸術家の家に家庭教師として行、3人で暮らしていた時ある女性が現れその再婚相手に可愛がっていた猫「ララ」が殺される、そのことを知った娘は実の母とも知らず井戸の中に落ちるように仕向ける。一応事故死として片付けられたが、家庭教師と娘の間では秘密にしていた家庭教師は家を去り絵描きとして生きて行く。

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    2022年07月28日