小池真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
多分読み返しはしないから★3と迷ったんだけど、作者さんの別の作品も読んでみたくなったから★4にした。読み返しはしないけどどの短編もハラハラする展開で続きが気になって、オチも納得秀逸なものも多く面白かった。
手に汗握るサスペンス短編集。
贅肉→過食症になりぶくぶく太っていく姉。妹の世話無しでは生活できない、自分の人生は姉に食い潰されていくと気づいた時彼女が起こした行動は…。
ねじれた偶像→友人の夫が強盗殺人犯かもしれない。どんどん物的証拠が見つかり、やっとの事で妻を逃がすも友人の夫が訪ねてきて…。
一人芝居→どうにも弱気な主人公はとあるドラマのキャラに憧れ、セリフを真似たりする。ある日、向かいの家に住む憧れの人妻のゴミを漁ってしまい、何とか近づきたいために「あなたのことをよく知っている」と伝えて…。
誤解を生む法則→後輩をホテルに誘っただけでセクハラだと騒がれ会社を辞めた主人公は、むしゃくしゃした腹いせにドライブインで会った犬連れの女を山道の途中で車で煽ってしまう。そのせいで崖から女が落ちて死んでしまい、残された犬を連れて帰ってくるが、迷い犬として探されていて…。
どうにかなる→住む家をなくし、仕事もなくした老女はとある老女と出会い数日家に泊まらせてもらうことに。老女の息子が一緒に住もうと説得に来た次の日、家主の老女は布団で亡くなってしまう。次に老女が起こした行動は…。
いちばんハラハラして好みだったのはねじれた偶像だな。