小池真理子のレビュー一覧

  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンのこの曲はこんな感じだ!という固定観念のムダさを ページの隅々から感じました。作家さんの想像力は やっぱりすごい。個人的に「春よ、来い」が好き。ライブ会場に足を運ぶ人々は 縁もゆかりもないけれど、誰かを必ず想っているんだなぁ〜と思う。だから ライブ後は しあわせ気分が満ち満ちに!贅沢な短編集で満足。ユーミンバンザイ!!(笑)

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    2024年03月08日
  • 唐沢家の四本の百合

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    ネタバレ

    妃佐子、勢津子、夏美に有紗。
    それぞれの夫婦感、愛情表現の違いがうまく絡み合い、それが四人の女性を巻き込み。真相がわかるまでハラハラする作品でした。
    最後に怖い表現があり後味の悪い作品との印象。
    それらも含め、面白かったです。

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    2024年02月29日
  • 贅肉 新装版

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    「贅肉」だけ既読だったけれど、どんな人でも加害者になるし被害者になる、たまたま今回のパターンではこうだっただけで次の瞬間には変わっているんだな…とつくづく感じました。
    面白かったです。登場人物たちの心はドロドロしてるんだけど、小池さんの文章だと気持ち悪さや醜さを感じず、薄気味悪さのほうが強い。悪意も。
    「贅肉」が改めて心に残ります。ラストの一文が良いです。
    「ねじれた偶像」も好き。この5人の今にも崩れそうなギリギリの関係がたまりませんでした。

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    2024年02月18日
  • 月夜の森の梟

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    静謐な空気の中で、果てしない喪失感に満たされた作品でした。というか、このエッセイ集の個々の作品はシチュエーションや時点が作品ごとに異なるのだけれど、どの作品を読んでも最後にはどうしようもない喪失感に襲われてしまいます。渦巻くような悲しみに沈んでしまい、結局最後まで読みきれませんでした。

    小池真理子さんのエッセイ集です。
    本屋さんの文庫の新刊を扱っているワゴンの中でひんやりと静かな表紙がその存在を主張しており、目が合ってしまったのでした。

    久しく小池さんの作品は読んでいなかったのですが、この作品を読んで小池さんに対するイメージが大きく変わりました。

    すでにかなり過去の話になりますが、小池さ

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    2024年02月17日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの曲を題材にして描かれた短編集です。
    ユーミンの曲は、「春よこい」しか知らなかったので、他の曲も聴きたくなってすぐ調べて曲を聴きながら読んでいました!笑


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    2024年02月05日
  • 狂王の庭

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    男は庭を造り、女に捧げ、女はすべてをかなぐり捨てた。
    「僕があなたを恋していること、わからないのですか」昭和27年、国分寺。華麗な西洋庭園で行われた夜会で、彼はまっしぐらに突き進んできた。庭を作る男と美しい人妻。

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    2024年06月03日
  • 唐沢家の四本の百合

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    唐沢慎介の3人の息子たちの嫁と、後妻の美しい連れ子。4人の女性は慎介の別荘で彼の到着を待っていた。そこに不吉な速達が届く。連れ子が「昨日と変わらぬ今日」が破滅へと導く。

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    2024年01月27日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    江國香織さんの「夕涼み」と綿谷りささんの「青春リグレット」が読みたくて手に取った。夕涼みは、夫の行動にゾッとしたし、私だったらそんなズレた夫とは一緒にいられないと思った。「逃げたかったわけではない、が、逃げられないと思わされることは恐怖だった。竦むような、恐怖だった。」という言葉に共感。誰かに自分の選択肢を奪われたり、縛られたり、自分で自分を決められないことを、人は恐怖と感じるんだなと思った。そして誰にもその出来事は話せないことも、夫を含む周りにはいつまでも愛し合っている夫婦だと思われていることも、自分だけがこのザワザワした気持ちに気づかないふりをしていればいいんだと感じるのもわかる。老女たち

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    2024年01月21日
  • 神よ憐れみたまえ(新潮文庫)

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    文庫王国から。”墓地を見おろす家”しか読んだことがなく、必然的にそのイメージの作家だから、正直期待値は高くなかったんだけど、いやいや恐れ入りました。本作は、心に沁みる人間ドラマ。750頁の超大作ながら、本を置く能わずの展開の妙。倒叙ミステリ的側面を持つんだけど、そこを軸にした組み立てが、実に奏功している印象。あえて苦言を呈するとすれば、最終章がちょっと蛇足に思えるくらい。せめて直木賞受賞作くらい、読んでみようかしら、と思わされました。

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    2024年01月16日
  • 青い夜の底 小池真理子怪奇幻想傑作選2

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    久しぶりに読んだ、小池真理子さんの作品。
    怪奇幻想傑作選というだけあって、なかなか雰囲気のある作品たちがズラリと並ぶ。
    ふんわりと(?)スーっと掻き消えるような、
    異様な雰囲気を余韻に残していくさまは、やはり不気味である。
    だが、なぜか不思議な美しさを伴う描写に、いつも惹き込まれていくのを改めて思い起こされた…そんな印象を強く待った。

    長編の『墓地を見おろす家』も私的にとてもゾワゾワしたが、こういった短編集もまた良いなと痛感。

    素敵な楽しい読書時間、持てました。

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    2023年12月30日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンの曲からイメージした短編集
    一流の女流作家ばかりなのでどの作品も興味深く面白かったし、贅沢だと思う。
    最後の「春よ来い」が1番印象に残った
    願いごとひとつ叶えられるとしたら、
    自分だったら何にするだろ?
    自分や身内、知り合い以外について願わないといけないという条件がつくと案外難しい。
    でも思いついたらきっとわくわくしそうで楽しい思考だなと思った

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    2023年12月11日
  • 妻の女友達

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    およそ四半世紀振りの再読。
    以前よく小池真理子氏の作品は読んでいて、久々に楽しく読み進め痛快な読後感でした。
    やはり、ちょっと今の時代には古いかな⁇と感じる描写はありました。

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    2023年09月11日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    名作の寄せ集めなのでもちろん良い
    ただ半分は読んだことある作品だった
    読んだことなくて面白かった作品が収録されてる短編集を買うことにした

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    2023年09月03日
  • 無花果の森

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    追い詰められた時
    あでもなく辿り着いた土地で
    彼女にとっていい出会いがあり
    悲しい別れもあったけれど
    ハッピーエンドもありで
    最後、サクラの存在が良かった。
    サクラバーに行ってみたい

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    2023年09月03日
  • 無花果の森

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    よかった。
    泉の追い詰められている感じがリアルで自分も逃げ回っているような気持ちになった。
    キャラの強い人たちが周りに多いけれど、それもなんだかよかった。
    サクラのバーに行ってみたい。

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    2023年07月24日
  • 墓地を見おろす家

    匿名

    購入済み

    怖かった

    小池先生の作品を初めて読みました。
    読みやすい文章と結末が知りたいのとで一気読みしました。
    昭和感たっぷり。
    面白かったので違う作品も読んでみます。

    #怖い

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    2023年07月14日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    松任谷由実の曲を元にしたトリビュート小説集
    著名な作家さん達による、別角度からの切り口で綴られる物語

    歌詞をそのまま物語にしたものではない
    むしろ設定のリンクはそんなにないかも
    タイトルにインスパイアされた短編という表現の方が近い


    収録は6編
    あの日にかえりたい/小池真理子
    DESTINY/桐野夏生
    夕涼み/江國香織
    青春のリグレット/綿矢りさ
    冬の終り/柚木麻子
    春よ、来い/川上弘美
    解説:酒井順子



    ・あの日にかえりたい/小池真理子
    いまも私の心は学生時代を過ごしたあの場所にいる


    昭和の学生運動が盛んな頃の大学生
    男を巡る友人とのちょっとした行き違い

    大学生の頃に戻りたい

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    2023年05月30日
  • 欲望

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    インポテンツってそんなに屈辱的なものなのかな。
    女だから分かりませんでした。

    解説の「この人の文はすっと入ってくる」って言葉、分かるなあって思った。水みたいにするすると読める。あっという間だった。

    映画も見てみたいな!

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    2023年05月27日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンの曲を女性作家さん達がトリビュートし
    創作された物語の短編集。
    小池真理子「あの日にかえりたい」
    まだ共同玄関や共同トイレが一般的だったころに
    学生時代を過ごした主人公の郷愁の物語
    既に老年に入った主人公が人生を振り返るような
    切ない物語。短編の中に人生の流れがつまっていて
    さすが小池真理子さんだなと思った。

    桐野夏生「DESTINY」
    村上春樹が愛読書の争いごとを好まない青年の物語
    変わらぬルーティーンの中ではっと目についた
    女学生に少し惑わされてしまうけれど、また
    普段の日常に戻っていく。何も劇的なことは
    ないのだけれどシニカルでとても良かった。
    村上春樹とか山田風太郎とか主人公

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    2023年05月22日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    岩井志麻子と澤村伊智がよかった。

    岩井志麻子先生、バラエティ出てきた時文章との差にぶっ飛んだもんな。今回も硬くて陰鬱な空気感。読み慣れるまでちょっとかかる。

    学校は死の匂い。うん。好意、真っ直ぐ返ってきてほしいよね。古市くんがいい人格付与されてるなぁ。

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    2023年05月19日