小池真理子のレビュー一覧

  • 懐かしい骨 新装版

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    確かに、パトリシア・ハイスミスを思わせる。

    作品中に「冒険者たち」が出てくるが、私が思い出したのは「太陽がいっぱい」。
    「太陽がいっぱい」を少しずつひねって(構成、男2+女1、ラストシーン)、たどったような。

    愚かな(愛すべき)男たち、謎と魅力のあるコケティッシュな女、甘苦い後味。

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    2013年09月28日
  • 記憶の隠れ家

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    帯にある『驚愕のラストシーンで世界は鮮やかに反転する。』の一文がぴったりである。読者に、この話は変だ、何かがおかしい。と思わせるが、それが何かは最後まで読んでのお楽しみである。短編一つ一つがぞっとする話で、まさに心理サスペンス。

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    2013年09月07日
  • エリカ

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    自分をだまして寂しさに耐え、忙しさに埋もれ流されるまま年をとっていくよりは・・人間らしいかな、エリカ。

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    2013年08月25日
  • 懐かしい骨 新装版

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    やっぱり小池真理子さんのミステリーは最高ですね!そうきたか〜っていうゾクゾク感がたまらず大好きです☆なのに星5をつけられなかったのは私個人のここ数年の恋愛観の問題かもしれません。作品は期待を裏切りません♪

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    2013年08月19日
  • Kiss

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    kiss

    というタイトルをつけるほどではないのかなと。

    フォーカスされてるポイントが、そこではないと思った。
    でも、恋愛を描かせたら上手いな。と思う。小池氏。

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    2013年07月19日
  • 無伴奏

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    一生、という二文字が浮かぶ作品。
    一生誰にも打ち明けられない過去、一生悔やみ続ける自分の選択、一生忘れられない記憶、一生残る心の傷、一生、一生……
    清らかで醜悪な悲劇。誰もが悪党で、誰も悪くない。

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    2013年06月17日
  • 柩の中の猫

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    小池真理子ワールド大好き。苦しくて切なくて官能的そして美しい。筆者の脱ミステリー作品第一作らしいけど素晴らしい。

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    2013年06月06日
  • 柩の中の猫

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    読み始めると止まらない。怖いもの見たさだね。
    そして、やっぱりこうなったか、と満足してるから、怖い。

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    2013年05月29日
  • 夜は満ちる

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    しっとりとしたほんの少し官能的なファンタジー。若干ホラー寄り。
    しつこくなく読みやすい。
    ただ、オチが難解というか、どう解釈していいのか分からない作品がある。
    「夜は満ちる」が一番好き。人間らしくて愛に溢れてて。

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    2013年04月30日
  • 恋

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    世の中が浅間山荘事件一色の時代で、異端な恋をした4人の話

    異常なほど仲が良い夫婦だが、互いに夫婦以外の相手と性的な関係を許している。広い世の中探せば、こんな夫婦結構意外といるかもしれないと思いつつ、実は兄妹でしたなんてパターンは異端すぎてないでしょうと思う。そんな二人に巻き込まれた女子大学生が最終的に夫婦の妻が本当に恋した男を射殺してしまうのだが・・・。異端な恋を神聖視までしてしまった女子大生。自分が彼女の立場だったら、果たしてどうしたか。女子大生の孤独感・虚無感が良く伝わってきた。
    人を殺すのに理由は要らないという。そこに銃があったから引き金を引いた。その結果、人が死んだ。ただそれだけ

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    2013年04月29日
  • 柩の中の猫

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    美しい悲劇の物語。

    54歳の主人公、雅代が、あるきっかけから、お手伝いの由紀子に、20歳の時の体験を話して聞かせる。

    時代背景は古いものの、物語はフランス小説のような雰囲気を醸し出している。

    20歳の雅代が、東京郊外の川久保家に住み込む。主人の悟郎に絵を学びながら、娘の桃子の家庭教師をする。
    母のいない川久保家だが、飼い猫ララが桃子の母代わりだ。
    そんな3人と1匹の幸せな日常が、千夏という美しい女性の出現で狂い始める…。

    情景の美しさ、人間のエゴ、幼さ故の残酷など、宮本輝の「避暑地の猫」を思い出させる小説。

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    2013年04月12日
  • 存在の美しい哀しみ

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    ネタバレ

    美しくロマンチックな家族の物語。共有できない時間を超えての結末。
    ごく微量だだけれど虚無的な諦めたような雰囲気をたたえた登場人物たち。ひせさしぶりに小池真理子ワールド堪能。しばし素敵な世界にたゆたいました。

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    2013年03月18日
  • 冬の伽藍

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    結末が気になり、半分以上を連続して読んでしまった。
    男女の物語でもあるが、友情もまた強く書かれている。

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    2013年03月13日
  • 存在の美しい哀しみ

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    「家族の秘密」

    そんなテーマに惹かれて読んだ。

    どこか悲しく、決して幸せとは言えないそれぞれの半生、心の中の惑いに共感してしまう。

    誰が悪い、というのではないのだ、と改めて思う。

    ほんとうに、そのときを精一杯生きていて、そのときの自分、そのときの相手と、そうなることでしか自分を保てない。
    そんな悲しいほどの運命が、人生にはあるのだろう。

    それでも、家族の歴史は「美しく」紡がれていくし、そんな悲しみを抱えながらでも、「美しく」生きていきたい。

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    2013年03月10日
  • 恋

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    ネタバレ

    連合赤軍が世を震撼させていた同じ時期、大学生の布美子は大学教授片瀬信太郎の翻訳の仕事を手伝うことになり定期的に彼の自宅に通ううちに片瀬夫妻を深く知ることになる。
    彼の妻雛子は他の男と浮気(これは便宜的表現。)をしており、それを信太郎は咎めていなかった。
    雛子も信太郎の浮気(同様)を咎め立てもしない。それで2人の関係はうまくいっていた。
    布美子は片瀬夫婦に徐々に惹かれて行き、やがて信太郎とも雛子とも肉体の関係に至るが、この奇妙な男女の三角関係がもたらす至福の時はずっと長く続くかと思われた。

    1972年、折しもあさま山荘落城の日、軽井沢の片瀬の別荘で、布美子は猟銃で若い青年を撃ち殺し、居合わせた

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    2013年03月01日
  • 妻の女友達

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    1995年4月25日初版
    目次
    ・菩薩のような女
    ・転落
    ・男喰いの女
    ・妻の女友達
    ・間違った死に場所
    ・セ・フィニ-終幕
    解説 権田萬治

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    2013年02月23日
  • 存在の美しい哀しみ

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    家族といえども人それぞれには秘密があり、時にはそれをずっと抱えたまま生きていくことになるかもしれないし、打ち明けて少し楽になったり…、そんなきっとどんな家族、人にもありそうなことを深く流れるように綴った小説。

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    2013年02月23日
  • 存在の美しい哀しみ

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    ネタバレ

    連続短編集(というのかな)。

    小池真理子の中では、家族というか血のつながりを題材にした作品ってめずらしいのかなと思った。
    離れて暮らした異父兄妹を中心に、その家族にまつわる話。すべて読み終わると、タイトルの意味が少しわかる気がする。

    プラハとウィーンが舞台になっている最初と最後の話は、小池真理子の美しい文体と上手く重なって、中央ヨーロッパの情景が目に浮かぶよう。まるで映画のような。

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    2013年02月18日
  • レモン・インセスト

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    ネタバレ

    久々の小池真理子。
    最後はそうきたか。
    いくとこまでいってしまえ、という流れではなく、踏みとどまったからこそ際立つ純愛。
    納得。

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    2013年02月14日
  • 東京アクアリウム

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    ネタバレ

    んー、うまい。アラフォー女性の心情がリアルに描かれている。夫、子ども、親、友達、恋愛。それぞれの悩み・葛藤・欲望が短編にまとめられていて、時々自分とシンクしてどきっとさせられる。

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    2013年02月18日