小池真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
途中から、読んだのを後悔したほど恐ろしくてたまらなくなったのだけれど、ものすごおおーーく引き込まれて夢中で読んだ。やめられなかった。小説らしい小説というような感じがして、読みごたえあった。衝撃的ですら。わたしは1964年生まれなので学生運動についてはあまり知らず、これまであまり深く考えたことがなかったんだけど。でも、ごくごく普通の学生でも、ちょっと文学とか哲学とかに興味あったりしたら、たちまち運動に引き込まれてしまいそう。あと、普通に分別のある人間だろうに、特殊な状況に置かれると、集団の狂気というか、リンチ殺人とかおかしいと思わないようになるのか、などと思うと人間って本当に怖い、としみじみ。現