小池真理子のレビュー一覧

  • 虚無のオペラ

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    ネタバレ

       情景の描写が 細かくて目の前に浮かんでくるよう・・・

       冬の京都、旅館の風景が 目の前に浮かんでくる

       

    “淫蕩のきわみは、純潔が最後に辿り着くところと似ている”

       堂島の言葉が すごく印象的でした。



    後は 結子の潔さ 強さに ただ ただ 圧巻

      離婚も 結婚の時より 100倍のパワーがいるって

       聞いたことがあるけど 別れる時は かなりの

        覚悟が必要なんだと思う・・・

    自分の意思じゃなく やってくる 【死】という 別れもある

    この本は そんな【死】も大事な キーワードになってる

    タイトル・・・虚無のオペラだけど 読み終えた後は 虚しさ

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    2011年05月27日
  • 望みは何と訊かれたら

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    途中から、読んだのを後悔したほど恐ろしくてたまらなくなったのだけれど、ものすごおおーーく引き込まれて夢中で読んだ。やめられなかった。小説らしい小説というような感じがして、読みごたえあった。衝撃的ですら。わたしは1964年生まれなので学生運動についてはあまり知らず、これまであまり深く考えたことがなかったんだけど。でも、ごくごく普通の学生でも、ちょっと文学とか哲学とかに興味あったりしたら、たちまち運動に引き込まれてしまいそう。あと、普通に分別のある人間だろうに、特殊な状況に置かれると、集団の狂気というか、リンチ殺人とかおかしいと思わないようになるのか、などと思うと人間って本当に怖い、としみじみ。現

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    2011年09月18日
  • 律子慕情

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    「死ぬまでが人生なんだ。いつ死ぬかなんて誰にもわからない。そういうことは考えずに、人生を楽しめばいいんだよ。」

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    2011年05月06日
  • 恋

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    小池さんの文章には、なんともいえない官能性があると思う。

    体温が上がるような、胸が苦しくなるような感じ。
    また読み返したくなる常習性というか、麻薬性。
    それを官能性というのかもしれません。

    この本を読んで、大好きな作家さんになりました。

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    2011年03月22日
  • 無伴奏

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    この本を初めて読んだのは確か小学校高学年と時だったと思う。
    当時は結末が衝撃で、それしか覚えていなかったけど、あれから10年以上たった今読むと、その衝撃に向かうまでに、細かな記述があったことに気づく
    初めて読んだ時、学生運動の記述が多くていやだとも思ったけど、あくまでそれは時代描写のこと
    ただ単純に、悲しい恋愛小説だと今は思う

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    2011年03月20日
  • エリカ

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    40を過ぎて独身のエリカは親友蘭子の死を機に不倫相手の湯浅と出会う。湯浅の甘ったるい口説き文句に気障なサプライズ。愛してると言われる程に愛されていないと感じる。盗聴していた洸一に自分とは何かを尋ねる。誰もが不毛の愛に悩み、愛を求め愛し愛されようとしている。

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    2011年03月15日
  • 愛するということ

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    純粋に恋がしたくなる本。
    現実にこの男と出会ってしまったら、自分自身この主人公と同じ末路をたどるのではないかと思ってしまった。
    小池氏の作品にしてはスラスラ読める本。

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    2011年02月06日
  • う わ さ

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    小池さんには珍しい短編集であんまり他の長編のような恐怖は感じないが、どれもうまくまとまっていると思う。
    いろんな立場や登場人物、どれも感情移入出来る作品だった。殺人をする人の心境ってこんな感じなのかと思った。

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    2011年01月03日
  • 夜ごとの闇の奥底で

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    とにかく怖かったんだけど続きが気になって一気に読んでしまった。想像したより狭い中でのストーリーでこのまま続くのかな、と途中で思ったが最後は引きつけられて、そして怖いと思った。この怖さはすごい。

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    2011年01月03日
  • 美神

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    小池真理子さんの文章独特の途中からとても引き込まれ感がある。恋愛の冷たいと冷たいところというか、読んでいてたまにぞっとする感じがよい。どの作品でもそうだが、主人公やメインで出てくる女性にかなり魅力を感じる。アサコがどんな顔をしているのか、想像するのも楽しみなので表紙に絵がない方がいいのではと思う。私もそんな美人だったらいいなと思った。笑

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    2010年12月31日
  • う わ さ

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    4つの短編集からなるこの作品は、どれも続きが読みたくなり、読んでいて止まりませんでした。話に入り込みやすい内容で、さらに描写もわかりやすいと言う理由から、好きな一冊です。

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    2010年12月21日
  • 夜は満ちる

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    幻想的で官能的な作品が詰っていた。
    時折、ゾクっとするような瞬間もあり、とても怖くなるわけではないけれど、ほんのりと恐怖が迫ってくる感じだった。

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    2010年10月07日
  • 夏の吐息

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    小池真理子さんの作品はこれが初めてかも。。大人の恋がテーマでした。こういう肉食系の恋のできる女性ってうらやましいなぁと思う。私は誰かを恋焦がれたり、どうしてもその人が欲しくなったり、そんな気持ちはわからないから。

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    2010年08月19日
  • 水無月の墓

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    これ。結構、昔に読んだお話で。
    少し寒くなるようなお話が短編でいくつか入っています。

    死んだ筈の旦那が帰ってくるお話とか。好きなテイストでした。
    小池真理子は、怖い話の描写が何とも言えず引き込まれます。

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    2010年08月17日
  • 柩の中の猫

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    何年も途中放棄したままだった本。
    ふと読んでみたら、意外に次が気になる内容だった。

    桃子。ララ。千夏。色々な思いが交差して。
    人間の怖さもあり、切なく悲しい作品だった。
    終盤は一気に読んでしまった。

    (5日間)

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    2010年08月17日
  • 夜ごとの闇の奥底で

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    妹がピストル事故で恋人を殺してしまった。たった1人の肉親である兄は妹をかばい、ピストルを捨てに山へ行く。が、衝突事故を起こし、たまたま助けられたペンションでは元教師であるペンションの主人は狂気におかされていた・・・。

    こわかったよ。『恋』以外あんまりいい作品がない小池真理子のこれは良かった気がする。娘を溺愛するあまりに他人が信じられず、おかしくなっていく父親。最後はちょっとあっけなかったけど。それまでの展開はなかなかでした。

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    2010年07月11日
  • 望みは何と訊かれたら

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    ◆あらすじ◆
    パリの美術館で、槇村沙織は三十数年ぶりに秋津吾郎に再会する。
    彼こそは、学生運動の果ての壮絶な静粛リンチから身ひとつで逃走した二十歳の沙織を、半年間匿ってくれた男性だった。
    運命の再会は二人に何をもたらすのか───。
    殺意と愛情がせめぎあう極限状況で人生を共有しあった男と女ゆえの、根源的な結びつきと、身体も魂も貫く究極の悦楽を描き尽くした著者最高の恋愛小説。

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    2010年06月20日
  • 水無月の墓

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    異界への扉◎
    幻想的で切なくて美しくてしんしんとした物語達。
    何度も読み返しています。
    読む度に 冷たくじっとりした不思議な空気が漂う。
    死とは 物質的ではなく もっと違うもの 

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    2010年06月19日
  • ナルキッソスの鏡

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    ミステリーとしては、最高にホラーチックなこと含めすごく面白かったんだけど、ストーリーがあまりに残酷だし、展開する前から、雰囲気にすら救いがたい絶望感の色が濃かったので、私好みではないです。こういう怖いの苦手。

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    2010年05月09日
  • 蜜月

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    天才洋画家・辻堂環の訃報をきっかけに、彼を愛した6人の女性が思い起こすかつての『蜜月』と現在の物語。

    タイトルに惹かれ衝動買い。しかし、タイトルのように濃密な表現ではなく、洗練されたエロスを感じる。
    私も辻堂環に出会ったら、間違いなく惹かれてしまうだろう。

    終わってしまった過去の恋を描いた切ない一冊。

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    2010年03月27日