小池真理子のレビュー一覧

  • 水無月の墓

    Posted by ブクログ

    これ。結構、昔に読んだお話で。
    少し寒くなるようなお話が短編でいくつか入っています。

    死んだ筈の旦那が帰ってくるお話とか。好きなテイストでした。
    小池真理子は、怖い話の描写が何とも言えず引き込まれます。

    0
    2010年08月17日
  • 柩の中の猫

    Posted by ブクログ

    何年も途中放棄したままだった本。
    ふと読んでみたら、意外に次が気になる内容だった。

    桃子。ララ。千夏。色々な思いが交差して。
    人間の怖さもあり、切なく悲しい作品だった。
    終盤は一気に読んでしまった。

    (5日間)

    0
    2010年08月17日
  • 夜ごとの闇の奥底で

    Posted by ブクログ

    妹がピストル事故で恋人を殺してしまった。たった1人の肉親である兄は妹をかばい、ピストルを捨てに山へ行く。が、衝突事故を起こし、たまたま助けられたペンションでは元教師であるペンションの主人は狂気におかされていた・・・。

    こわかったよ。『恋』以外あんまりいい作品がない小池真理子のこれは良かった気がする。娘を溺愛するあまりに他人が信じられず、おかしくなっていく父親。最後はちょっとあっけなかったけど。それまでの展開はなかなかでした。

    0
    2010年07月11日
  • 望みは何と訊かれたら

    Posted by ブクログ

    ◆あらすじ◆
    パリの美術館で、槇村沙織は三十数年ぶりに秋津吾郎に再会する。
    彼こそは、学生運動の果ての壮絶な静粛リンチから身ひとつで逃走した二十歳の沙織を、半年間匿ってくれた男性だった。
    運命の再会は二人に何をもたらすのか───。
    殺意と愛情がせめぎあう極限状況で人生を共有しあった男と女ゆえの、根源的な結びつきと、身体も魂も貫く究極の悦楽を描き尽くした著者最高の恋愛小説。

    0
    2010年06月20日
  • 水無月の墓

    Posted by ブクログ

    異界への扉◎
    幻想的で切なくて美しくてしんしんとした物語達。
    何度も読み返しています。
    読む度に 冷たくじっとりした不思議な空気が漂う。
    死とは 物質的ではなく もっと違うもの 

    0
    2010年06月19日
  • ナルキッソスの鏡

    Posted by ブクログ

    ミステリーとしては、最高にホラーチックなこと含めすごく面白かったんだけど、ストーリーがあまりに残酷だし、展開する前から、雰囲気にすら救いがたい絶望感の色が濃かったので、私好みではないです。こういう怖いの苦手。

    0
    2010年05月09日
  • 蜜月

    Posted by ブクログ

    天才洋画家・辻堂環の訃報をきっかけに、彼を愛した6人の女性が思い起こすかつての『蜜月』と現在の物語。

    タイトルに惹かれ衝動買い。しかし、タイトルのように濃密な表現ではなく、洗練されたエロスを感じる。
    私も辻堂環に出会ったら、間違いなく惹かれてしまうだろう。

    終わってしまった過去の恋を描いた切ない一冊。

    0
    2010年03月27日
  • レモン・インセスト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お互いに好きになってはいけないと知りながらも、止められない気持ち。触れたいのに、触れられない。こんなにそばにいるのに・・・。
    もどかしいこの感じたまらない。やっぱり好きだね、姉弟もの。
    美男な弟私も是非欲しいものだわ。

    ラストは無理やり終息させたようなところがあるのが、気になる。
    中盤すごく切なくて良かったのにな。特に澪の手に昭吾がキスする場面が、良い。
    最後ああするなら、相手側の同意求めてから実行に移そうよ(現実的)。

    0
    2012年04月22日
  • 夏の吐息

    Posted by ブクログ

    うーん。
    相変わらずステキ。
    大人の女性の恋愛がぎゅっとつまった短編集です。

    好き嫌いは別れるかもしれないけど、私はすき。

    ただ、表題作の「夏の吐息」だけは、微妙だったかなぁ・・・
    あそこまで1人の男性を想う?
    どうして彼がいなくなってしまったのかっていうのがナゾ過ぎる。
    なのに、彼の母親のところで帰りを待つっていうのも…どうなのか。

    「秘めごと」
    「春爛漫」
    この2作品が好きかな。

    切ない。
    いつまでも女は女。
    恋は状況でどうにかなるってものではないよね。

    0
    2010年02月05日
  • 追いつめられて

    Posted by ブクログ

    皮肉な結末が待っているサスペンス短編集。初期の作品ですが、私はこういうテイストの作品の方が好きだなあ。
    お気に入りは「悪いのは誰?」。タイトルの指すとおり、本当に悪いのは誰なのでしょう。そしてこの先いったいどうなってしまうのか。後味は良くないのだけれど、案外あの人は幸せになっちゃったりして?と思わせぶりな部分も良いです。

    0
    2009年12月31日
  • 双面の天使

    Posted by ブクログ

    あやし~雰囲気ただよう4遍を収録。

    表題の双面の天使が一番良かった。

    その純粋さ、これっぽちの疑い、後悔が ないのが怖い、
    怖すぎる。

    0
    2009年12月18日
  • 泣かない女 短篇セレクション ミステリー篇

    Posted by ブクログ

    読みやすいからすぐ読み終わっちゃう。
    相変わらず、読んでて不安で仕方ない。

    悪者はだれ?と鍵老人がとくによかった。
    日常に狂気はふつーにあるって思わせる。

    0
    2011年10月30日
  • 柩の中の猫

    Posted by ブクログ

    全体の流れは直木賞を受賞した『恋』と同じ。
    プロローグのせいで、どんな幸せそうな
    シーンでも不安が付きまとう。

    最期は息がつまってすごい勢いで読んだ。
    気付いたらのどがカラカラになってて
    自分でびっくり。

    0
    2009年12月18日
  • 柩の中の猫

    Posted by ブクログ

    不思議な感覚が残ってる小説!
    妙に、視覚的な感覚なんだよね。
    描写のイメージが…印象に残ってます。
    雪とか猫とか娘とか、
    イメージがね~すぐ思い出されます。

    私こういうお話大好きなんでツボもツボでした。
    悲しい!後味悪い!最高!!

    0
    2009年11月03日
  • 倒錯の庭

    Posted by ブクログ

    「倒錯の庭」「罪が罪を 呼ぶ」「約束」「暗闇に誰かがいる」

    女のどうしようもない愚かさと、
    それ故の愛しさみたいなのがよく出てる。

    0
    2010年02月14日
  • 水底(みなそこ)の光

    Posted by ブクログ

    ◆あらすじ◆
    パレ・ロワイヤルの灯、眠りについた東京タワー、掌で揺らめく花背の蛍、高原の霧に溶けてゆく花火、冬の観覧車、車窓に浮かぶ街の灯……。
    イルミネーションに照らされて女たちの恋が浮かび上がる。
    恋の闇のなかで、もがきながらも、一筋の光を見いだして前に進もうとする女性たちの喪失と再生の物語。

    0
    2009年10月12日
  • 天の刻(とき)

    Posted by ブクログ

    この人の作品は「女」のニオイがプンプンだなぁ(笑)
    40代女性の愛と性
    すっごくなまなましい。。

    0
    2009年10月29日
  • 柩の中の猫

    Posted by ブクログ

    タイトルの「猫」に惹かれて読みました。動かない話が、途中から急展開するところからドキドキしっぱなしでした。

    0
    2009年10月07日
  • エリカ

    Posted by ブクログ

    小池真理子の中ではちょっと異色な感じがした。

    ラストが意外というか、面白いと思う作品にわたしはなかなか巡りあわないので、これはかなりよかった。

    0
    2009年10月07日
  • 玉虫と十一の掌篇小説

    Posted by ブクログ

    恋だ・・・。
    もう若くはない女と男たちが織りなす流れるような恋の日々と別れ。
    「女は時として身体が迷うが、男は気が迷うのだ・・・」

    ペットショップで知り合った男と3年一緒に暮らした女。
    女が作る食事を食べることが何よりも幸福だと言った男。
    男が戻ってこなくなっても、女は毎日食事を作り、食べる・・・男がいなくなった以外、何も変わらない生活。
    「食卓」

    男と女の最後の日。
    泣かないと決めた女は、男に見送られタクシーに乗る。最後にほほ笑んだように見える男。
    通行止めで元の道に戻ったタクシーの中から、まだその場にたたずむ男を見つけた。男は・・・。
    「さびしい」

    0
    2009年10月04日