あらすじ
優美には他人に言えない秘密の愉しみがあった。「万引」である。いつもなら安物のアクセサリーを狙うのだが、その日は市価120万円もの燦然たるダイヤの指輪に狙いを定めた。いつにない極度の緊張と恐怖を全身に感じながら、どうにか成功させた優美だったが、本当の恐怖はそのあとから始まった!――見えない恐怖をスリリングに描くサイコ・サスペンスの傑作短編集。
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Posted by ブクログ
推理短編小説6話
窓辺の蛾
悪者は誰?
追いつめられて
泣かない女
隣りの女
予告された罠
あとがき
予告のようなところで終わっているものもある。
主人公の意図をしっかり記述している。
恐いといえば恐いし,話だからといえば話だし。
日常生活の一部に現れる殺意のようなものを表現することもある。
小池真理子の推理小説はいける感じがする。
Posted by ブクログ
再読。6編を収録。
窓辺の蛾 / 悪者は誰? / 追いつめられて / 泣かない女 / 隣りの女 / 予告された罠
相変わらず、正直者が馬鹿を見たり、策を労したことが逆効果になったり。
小気味好い話が多かった。