小池真理子のレビュー一覧

  • 水の翼

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    純文学作品であり、そこにオリジナルの詩や独特の政治概念を詰め込んだ作品。
    堅苦しさをあまり感じさせず、展開も申し分ないほど自然的で読みやすい作品でした。
    ただ、まさかあのような結末になるとは思ってもいませんでした。あえてここでは書きません。是非、読んで味わって頂きたいですね。

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    2015年04月24日
  • 妻の女友達

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    小池真理子さんの妻の女友達

    波風のない人生を送る夫婦の前に、突然現れた妻の女友達。女流評論家として活躍する彼女の登場が、いつしか平穏な家庭を破滅に追い込む――推理作家協会賞受賞。

    菩薩のような女、転落、男喰いの女、妻の女友達、間違った死に場所、セフィニ-終幕-、の短編6作収録。うわああああああ面白い!久しぶりにイヤミス系読んだ(嫌なミステリー)やっぱこういうの好きだなー普通のミステリーじゃ物足りない、女の怖さ…男と女の価値観の差…意外すぎる結末…。どんな嫌な展開になるのwwってニヤけながら読めた。ちなみに本屋でジャケ買い。発行日が1995年で自分が生まれる前の作品とは思えない…。

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    2015年03月27日
  • 双面の天使

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    共犯関係 / 眼 / 薔薇の木の下 / 双面の天使 4編を収録。
    「眼」以外は初読み。

    「共犯関係」、猫を可愛がる男の話。ある面、粋なラスト、予想外だった。
    一番面白かったのは「双面の天使」
    無邪気であり残酷でもある資産家の子ども2人と後妻の話。子どもは恐ろしい。

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    2015年01月14日
  • 懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1

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    読書会で小池真理子ぜひ読んでみて!と強くお勧めされたことがあり、初めて読んでみました。ものすごくよかった。どの作品も引き込まれた。ひとつ読み終えると、すぐ次のを読みたくなったけど、夜寝る前に読むのは、怖くて無理Σ(゚д゚lll)怖いけど、憧れる場面ばかりでした。懐かしい家は、映画異人たちの夏を彷彿させられた。あれもすごくよかったな。怖いけど、そっちに行ってしまう感じ、切ない。哀しく愛しい。

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    2015年01月14日
  • 欲望

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    決して叶えられることのない欲望を持つというのが、こんなにも切なく悲しいものだとは。
    それなのに正巳に恋焦がれる類子の想いが、中学生の初恋みたいで初々しいとすら思う。
    文章が美しく、きめ細やかで、たっぷりと作品の世界に浸ることができた。

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    2015年01月13日
  • 無伴奏

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    渉たちの関係性については読み進めていくうちに、なんとなく想像がついていた。
    それでも諦めきれない気持ち、独り占めしたいと切実な想いは共感できた。

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    2014年12月09日
  • 無伴奏

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    切ない恋愛模様が描かれた作品。登場人物が皆魅力的で、頭の中で実写版の映像を作りたくなる。主人公は若いけれど、大人が読んだらより深く読めると思う。

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    2014年12月08日
  • 恐怖配達人

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    再読。
    梁のある部屋 / 喪服を着る女 / 死体を運んだ男 / 老後の楽しみ / 団地 / 霧の夜

    外れ無しの短編集。
    特にあまりにも皮肉な結果である「老後の楽しみ」が印象深い。

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    2014年10月26日
  • 会いたかった人

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    再読。6編収録。
    会いたかった人 / 結婚式の客 / 寄生虫 / 木陰の墓 / 運の問題 / 甘いキスの果て

    「会いたかった人」のラストは残酷過ぎ。
    それでも面白いと思わせるのがすごい。

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    2014年10月13日
  • 追いつめられて

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    再読。6編を収録。
    窓辺の蛾 / 悪者は誰? / 追いつめられて / 泣かない女 / 隣りの女 / 予告された罠

    相変わらず、正直者が馬鹿を見たり、策を労したことが逆効果になったり。
    小気味好い話が多かった。

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    2014年10月26日
  • 妻の女友達

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    「女は怖い」がテーマの短編集。スタンダードな悪女もの、ユーモラスなもの、驚きの展開があるものなど、それぞれの話がどれも個性的でしかも全て面白かった!会話にキレがあるのも魅力。大満足。

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    2014年10月07日
  • 怪しい隣人

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    再読。
    「妻と未亡人」「家鳴り」「終の道づれ」「寺田家の花嫁」「本当のこと」「隣の他人」を収録。

    勧善懲悪を望むわけではないが、落ち度のない人が不幸になる結末が多く哀しかった。

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    2014年09月14日
  • 冬の伽藍

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    伽藍つうには清謐さが人工的だけどでも良いわー。
    美男美女だけど甘過ぎないしクサ過ぎないし、
    何より三部それぞれの見せ方、切り口の変化が最高

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    2014年08月28日
  • 無花果の森

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    ありそうでない、なさそうである、
    全体的にそんな感じ。
    恋も日常も。

    なので、映画化された理由がよくわかる。
    小池真理子さんの中では好きなほう。

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    2014年07月18日
  • 無花果の森

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    ネタバレ

    良かった、ハッピーエンド。かな?
    鉄治が泉の元から離れたあとは嫌な予感ばかりして、その割には残りのページ数が少なくて笑。八重子の死が分かった時は、すごくショックを受けている自分がいて、八重子が愛されキャラだったことに気づかされた。サクラもいて良かった。

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    2014年05月29日
  • 東京アクアリウム

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    女性ならではの嫌らしさや痛みって、いくつになっても変わらないんだな、ということを感じた短編集。
    表面上は何でもない日常生活を送っている女性の内面を見たら、こんな感じなのかな、という小説をテンポ良く読めて、楽しめた。

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    2014年04月12日
  • 存在の美しい哀しみ

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    ストーリーは別として、こういう話の構成は好き。
    榛名の母の人生をベースとしながら、かかわる人物の生き様含め、語られている。ここは要らないんじゃ?と感じる部分もあった。
    最後の異母兄妹の話で、あまりにきれいにまとまっている気もするが、映画を観ているようなウィーンでのシーンだった。
    ただタイトルの「存在の美しい哀しみ」が読後もピンと来ない感じがする。再読すればわかるのかな・・・。

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    2014年01月27日
  • 無伴奏

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    何年か前の「CREA」で小出恵介が名作3冊の中のひとつとしてこの作品を取り上げててびっくりしました。女性受けしかしないだろうなーって思ってたので。
    その感想の中で、この作品からは煙とかの匂いが立ちこめてるって書いてあって、へーって思いました。正直あたしは最初から最後まで響子視点でしか読んだことなかったから、響子が感じることが全てで、周りの人や物や空気について考えたことも感じたこともなかったんです。
    煙草や闘争の煙。確かに彼らと過ごした時間が20年経っても響子の中で燻っている。
    渉が響子のことを好きだったのは嘘じゃないと思うんです。響子に対して好きだという感情をもったことと、本能が欲したものが別

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    2016年08月19日
  • 恋

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    なんとも言えないどろどろした世界。
    いろんな夫婦の形、そしていろんな恋の形があるものだと思いました。
    現実、自分には決して起きないけれど、小説としては引き込まれて一気に読み上げました。

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    2014年01月01日
  • 望みは何と訊かれたら

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    初めて読んだ小池真理子さんの著作。

    去年の秋頃、とっても色っぽく年を重ねている女性の方とお会いする機会があって、その際におすすめの恋愛小説として小池真理子さんの著作を挙げられた。
    彼女曰く、小池真理子は作家の中で特に美人で、きっとものすごくもてていた、そういう人が書く描写はすごく生々しくて、だから好きなのだそう。
    それ以来ずーっと読んでみたくて本作を購入し、今年になってようやく読み始めたの。笑

    読んでみての感想は、久しぶりにこんなどろどろした気持ちになった。
    読んでいて気持ちがずーーーんとなる小説が(特に去年の夏、ロンドンから帰国後)好きだったんだけど、まさにそう。
    本作については、読んで

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    2013年10月28日