小池真理子のレビュー一覧

  • 妖し

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    怪異をテーマに10人の作家が描く短編アンソロジー。

    豪華な顔ぶれです!
    怪異がテーマだけあって、ちょっと怖い話や不気味な話が多め。

    亡くなったお母さんの幽霊が現れる、窪美澄さんの「真珠星スピカ」
    室町時代が舞台の武川祐さんの「細川相模守清氏討死ノ事」
    の二作が好きでした。

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    2025年06月11日
  • 二重生活

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    思い付きで赤の他人を尾行し不倫現場を目撃してしまう学生
    これは文学的哲学的尾行だと銘打って、
    他人の秘密を知る快楽から抜け出せなくなっていく 

    尾行されているのにも気づかずに、、、

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    2025年06月06日
  • 墓地を見おろす家

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    マンションの中でも怪奇現象が頻発する物語、主人公がマンションから出るのを拒む霊のなす技、得体の知れない恐怖。怪奇現象を前に素直を怯える人と何がなんでも怪異の存在を認めるまいと抵抗する人、恐ろしや

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    2025年06月04日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最高級の恐怖はなかったけど、それぞれのもちあじのあるホラーで楽しめた。個人的には内藤さんのどんどん狂っていく感じのストーリーや小池さんのしっとりとした雰囲気が好みでした。

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    2025年06月01日
  • 望みは何と訊かれたら

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    実際を知らないから、政治と闘争の時代の話って少し苦手でこの作品はかなり怖いなって思いながら読んだ。
    でも今回も小池先生が描く秘密の関係性に惹かれる素敵な作品だった。

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    2025年05月25日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    ⭐︎3 宮部みゆき あなたを連れてゆく
    怖さは全くなく、ほっこりした

    星なし 新名智  竜狩人に祝福を
    児童書のサバイバルゲームブックみたい、、
    なんだ?こんなのが読みたいんじゃない!と本を投げたくなって、途中でやめた

    ⭐︎2 芦花公園 月は洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ
    えー、と、、カッパとレプね、、うん、好みじゃない

    ⭐︎4 内藤了 函
    うんざりしてたところに、内藤了さんの名前は安心感半端ない
    絶対怖いよ、面白いはず!とわくわく
    この中でダントツ1番好き、これぞホラー

    ⭐︎2 三津田信三 湯の中の顔
    序盤なにを聞かされているのか、、とうんざりしてとばして
    ようやく話が始まり、山に入って逃げるまではドキドキしたけど、結局なにもかもよく分からないまま終わった

    ⭐︎2 小池真理子 オンリーユーかけがえのないあなた
    途中までは普通に楽しめてたんだけど、結局あの道が関係あったのか、色々と腑に落ちない、よくわからないまま終わった

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    2025年05月21日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    ホラー。短編集。
    なぜか読みたくなったので、異形コレクション以外のホラー短編集にも挑戦。
    なかなか面白かった。
    著者の顔ぶれが豪華なので当然か。

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    2025年04月30日
  • ふたりの季節

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    京王線遅延していて、運転再開までの時間で読み終えられた
    平成に恋愛をできてよかったと思っているが、
    この時代にも恋愛をしてみたかった

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    2025年04月28日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最恐ではなかったかな…
    宮部みゆきのはさすがなのだが、恐くはないし、まぁ確かにそれは恐いかなというのは一つあったけれど。
    だから、タイトルに惹かれて、そういうつもりで読んでるとちょっと違うかな。
    一つ一つは、面白くなくはないけどな。

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    2025年04月27日
  • ふしぎな話 小池真理子怪奇譚傑作選

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    タイトル通りの不思議な物語が詰まった、短編集。
    恐怖と言うよりは、恋に心を燃やす女の切なさだとか、
    愛欲が人を狂わせるだとか、艶めかしさと悲しみに満ちた怪異譚。

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    2025年04月24日
  • 青山娼館

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    退廃的でサティの音楽が流れてきそうな怪しさを孕む物語
    他の人に何かを補ってもらい大切な人を失ったとてつもなく大きな悲しみを乗り越えていく人々
    健全とは言えないやり方かもしれないけれども、生きていくというのはそれだけパワーとある意味の強さが必要なのだ

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    2025年04月22日
  • 私の居る場所 小池真理子怪奇譚傑作選

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    いるはずの人間が実は幻想だったり、生きていると思ったら幽霊だったり。自分を不幸にした人間が、続々と不幸に見舞われたり。異形による恐怖というよりは、自分の中に何秘める何かによって引き起こされる戦慄と、そこに共存する深い悲しみ。

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    2025年04月12日
  • 妖し

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    米澤穂信、小池真理子が面白く、朱川湊人はそれなりに思いました。元々読んでいる作者が、結局好みということです。

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    2025年04月05日
  • 欲望

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    「恋」と似た男1女2の微妙なバランス物語か〜、とか
    時代背景がいまいちわからんな〜とか
    人物像をなぞるのがまどろっこしいな〜とか
    色々なことを考えながら最初は読み始めるんだけど、
    いつのまにか周囲の音が聞こえなくなり、
    読み耽ってしまっていた。

    解説にもある通り、
    この持続力のある文体の魔力はすごい。

    類子は精神のつながりが〜とかやんや語っているけど、結局は満たされている側の人間の発言で、
    自死にまで追い詰められてしまった阿佐緒や正巳の渇望・苦悩に対して冒涜なのでは、とか感じてしまった。
    なんていうか、関係性や周囲の環境に酔いしれているというか。美化しているというか。

    人間は性欲や承認欲求が満たされないと
    どこか狂ってしまうんだろうか。
    この物語を読んでここに至ってしまった私は俗で浅はかなのか。

    なんか色々考えてしまった。
    解説のように高尚に考えることはできなかった。

    物語は面白かった。第7章あたりからのジェットコースターたまらんかった。

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    2025年04月01日
  • 虚無のオペラ

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    初めての小池真理子氏の作品。切なく、ヒタヒタと苦しい感情が伝わってくる。四日間の旅。四=死を連想させる。年下の男性を愛するということの障害と覚悟が生々しく、しんどくなってしまった。自分より若いというのは残酷である。。

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    2025年03月19日
  • 蔵の中

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    少ないページで一気読み。自分で色々な結末を作れる。最後までの結末、夫側、姑側、新吾側のストーリーも読みたくなる。そしたら400ページ位になるのかな。

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    2025年03月04日
  • Kiss

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    シチュエーションは豊かだと思うんだけど、
    なぜかどれもふーん、で終わってしまう。
    なんでだろ。
    こっちの心が掻き乱されることはなかったかも。
    展開が予想を超えないからかな。
    筆致はそつない感じです。
    あと、ちょっと女性の古臭さ(言葉遣い?思想?)、とかみたいなものが気になった。
    これも共感できなかった一因かも。

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    2025年02月24日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    芦花公園先生の「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」と新名智先生の「竜狩人に祝福を」が抜群に面白かった。

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    2025年02月21日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫が1993年創刊されて
    その30年の遺産とのこと
    90年代から現在までの最強セレクション短編8編
    選ばれたただけあって半分は既読作品でした

    「再生」 綾辻行人 1993年
    さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
    再生するのはそっちね

    「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
    リングの一連読ませていただきました
    この作品も映画化されているらしい
    はっきりと出てこないけど
    そんなことありそうな生々しさ
    仄暗い水の底からの一編

    「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
    ショートショート
    私なら老化かもしれない

    「五月の陥穽」 福澤徹三
    これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙間から白骨が発見された事がありますから
    ホラーではない怖さですね
    ビルとビルの隙間は均一ではありません
    落ちてはいけません

    「鳥の巣」 今邑彩 1994年
    多少オチはわかるけれど じっくりそこまで持っていく文章の力

    「よって件のごとし」 岩井志麻子 1999年
    “ぼっけえ”で読みましたね
    これはよござんす
    怖いし恐いし悲しいし

    「ゾフィーの手袋」 小池真理子 2017年
    “異形のものたち”で読みました
    森鷗外“舞姫”を美化した感じで 舞姫の怨念

    「学校は死の匂い」 澤村伊智 2018年
    第72回日本推理作家協会賞短編部門受賞
    “などらぎ”に収録
    これはホラーだけどきちんと推理小説になっています

    解説は 朝宮運河さんでした

    私は岩井さんと小池さんの2作品がやっぱり好きなんですねー

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    2025年02月02日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー。
    最恐とうたってはいるが、トイレに行けなくなるほどではない。
    が、やはり力のある作家の作品なので怖い。
    特に、面白いと思ったのは次の作品。

    「竜狩人に祝福を」
    昨年は辰年ということもあって、Aden+anaisの干支シリーズ、ドラゴン柄ガーゼケットを買った。
    ドラゴンだとか龍だとか、かっこいいよね!
    いいと思うのは小中学生男子だけじゃないんだぞ、ということでタイトルに惹かれた。
    中身は、自分で選んだ数字通りに物語を読み進めるRPGタイプ(結構こういう手間が好き)なのだが、そこに一工夫。
    そのままだと全て読めない、のだ。
    だから飛ばした部分を初めから読むと…‥。
    虚構と現実がないまぜになっていくのが面白い。

    「オンリー・ユー-かけがえのないあなた」もまた幻想的。
    「愛情」を書かせたらピカイチの作者。
    似たような話はブラック・ジャックにもあるが、そもそも日本の昔話に鶴女房というものがある。
    こうした物語というのは普遍性のあるものなのかもしれない。

    「函」は正統派のホラー。
    家にまつわる怪異は怖い。
    寒い日、薄曇りの日に、薄暗い家に一人でいる時に(正確には赤ん坊がいるから二人だ)読むもんじゃない。
    開発されない場所、というのは何かきっとあるんだろう、そんな気がしてきた。

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    2025年01月22日