小池真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【2024年10冊目】
ホラー小説のアンソロジー!1作目から怖くて、「どうしよう寝れない怖い」となりましたが、いろんな作家さんのホラー小説が味わえて、結果オーライでした!
1番怖かったのは、やはり「浮遊する水」でしょうか。「仄暗い水の底から」も拝読したことがあるので、多分読んでるはずなんですが、当然のように覚えてなくて、恐怖再来でした。今でもCM覚えてます、蛇口から髪の毛出てくるやつ。あれようお茶の間に向けて流してたな。
「猿祈願」もぎょっとする話で、あんまり想像しないようにして読みました。因果応報なのだろうか、でも子どもに罪はないのに…。
「影牢」はさすがの宮部みゆきさん!といった文体 -
Posted by ブクログ
いち読者として、作家・小池真理子との付き合いもいつの間にやら長くなった。今から三十数年前、彼女の書いたエッセイを知人に薦められて書店へと出向いた私が棚から選んでレジへ差し出したのは、魅惑的なタイトル(「知的悪女のすすめ」)が付された随筆とは別のサスペンス小説(「プワゾンの匂う女」)で、それが著者の作品に触れるきっかけとなった。非常に多作なため、出版物全てに目を通すことは出来ないが、時々ふとその品格漂うセンテンスに逢いたくなる。そんな「付かず離れず」のままに、これまで小池文学を愛読してきた。文庫最新刊に当たる本作は、自分の留守中に両親が殺害されるという過去を背負った少女の人生を周囲との交わりを絡
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Posted by ブクログ
ネタバレ何もかも恵まれて生まれた美しい少女が
ある日両親を殺され亡くす。
最初は色んな人の目線で描かれて物語は進んでいく。犯人もわりと最初の段階で分かるので
犯人を予想するというサスペンス要素はない。
ただなぜ、殺したのか
なぜ捕まらずに生きてこれたのか
は読み進めて段々と分かってくる。
偶然重なった事故によって
アリバイができ捕まらずに
姪のことを異常なまでの愛情によって
それに気付いた姉が激昂し、思わず殺すという展開。
彼にとっての幸せとは?
百々子の人生で何度も襲ってくる別れ、悲劇
最後百々子はアルツハイマーになるが
彼女の記憶に最後に残るものが
美しいもので幸せな日々であることを願った -
Posted by ブクログ
ネタバレカバーイラストは濱口真央。
■綾辻行人 「再生」 (『亀裂』、『眼球綺譚』)
中高生の頃に既読。再読。
思った以上に・・・・の「・・」で笑ってしまった。
■鈴木光司 「夢の島クルーズ」 (『仄暗い水の底から』)
中高生の頃に既読。再読。
当時はすごい大人の話だと思っていたが、マルチ勧誘というしょぼさとヨットという対比が、実に大人っぽい。
またヨット好きの作者らしい描写(専門用語)もきりっとしている。
■井上雅彦 「よけいなものが」 (『怪奇幻想短編集 異形博覧会』)★
面白いアイデア。
よく会話文が連続するときに陥りがちな混乱を逆手にとって。巧み。
■福澤徹三 「五月の陥穽」 (『怪談 -