小池真理子のレビュー一覧

  • レモン・インセスト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結末がある意味ですごい。
    全く救いない話の持っていき方で、でものめり込める。

    そして、車が勿体無い。
    人の車だぜ?ってなった。笑

    0
    2026年03月27日
  • 無花果の森

    Posted by ブクログ

    中盤まで主人公の思考や感覚にいまいち馴染めず、文章そのものもそれほど力のあるものと感じなかったため、読みきるまでにとても時間を要しました。
    後半以降、自分たちの置かれた状況と今後について確固たるものがない状態への不安の一方、第三者からはフィクションがかったとしか思えない、希望ある将来を信奉したい気持ちとの葛藤は人間味があって面白く読めました。お互いに腹の内をさらけ出した当事者の間でだけ通じる論理って、危ういはずなのに閉鎖的な分だけ強いですよねー。
    終盤で案外あっさりと懸念していた事柄が片付いていくところもわりと好きです。

    0
    2026年03月22日
  • ウロボロスの環

    Posted by ブクログ

    残念ながらタイトル負けしてる感じでした。
    何故、主人公の夫があれ程までに疑い深くなり、死ななければならなかったのか、何故、離婚した妻が後妻ともあれ程円満に出来るのかも、読者にはイマイチ納得感がなかった。
    ウロボロスについての記述も詳細ではあるものの、もっと上手くストーリーに絡ませる事ができたように思う。
    娘さんは何の問題も無く育ち、結婚した、と言う事だったのだろうか?彼女もまたウロボロスに飲み込まれて行く事を予感させるような終わり方にならなかったのだろうか。
    最後、あれ程までに無口キャラを貫いた男が数ページに渡り、永遠と語させたのか。無理矢理ネタバラシを語らせている感じでちょっと工夫が足りなか

    0
    2026年03月16日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    『角川ホラー文庫30周年記念 最恐の書き下ろしアンソロジー 特装版BOXセット』2冊め。

    宮部みゆきさんと小池真理子さんの作品は、正直「これもホラーなの?」という感じ。お二人の柔らかい口調もあって、期待したほど怖くはなかった。

    『函(はこ)』がいちばん怖かった。残った穢れに起因するものか?と思い読み進めたが、そうではないどんでん返しに絶句。建物の持つ意味、タイトルが「箱」ではなく「函」である意味が分かるともう、救われない。

    救われないといえば芦花公園さん。何の話なのこれはと思いながら読んで、カッパの子憎たらしさに恐ろしさを感じながらも、やはり人が「堕ちていく」様はとても恐ろしい。

    私的

    0
    2026年03月12日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    綾辻行人の再生が読みたくて買いました。

    再生/綾辻行人
    ジワジワくる怖さ、ずっと続く薄気味悪さが良い。
    そして綾辻ホラー全開な感じが良い。

    夢の島クルーズ/鈴木光司
    グロさ強めでした。
    ついでに人間の怖さもあって良かった。

    よけいなものが/井上雅彦
    めちゃくちゃ短いがシンプルだからこその怖さがある。

    五月の陥穽/福澤徹三
    日常の一つ壁の向こうにある恐怖。
    手の届く範囲にある恐怖を気にしていない生きてる人間が1番怖いですね。

    鳥の巣/今邑彩
    最後にひっくり返るし怖いし、このタイプのホラー好きです。

    依って件の如し/岩井志麻子
    古い言葉や言い回しで不気味さがさらに増していると思うが、そ

    0
    2026年02月25日
  • ウロボロスの環

    Posted by ブクログ

    ストーリーを(私が)ざっくり説明すると安っぽくなってしまいそうですが、小池真理子さんが書くと、昭和な感じも相まって、重厚な作品となっていました。
    淡々と書かれているのに、シーン毎の空気感が、まるでその場にいるかのように伝わってきました。

    0
    2026年02月21日
  • ウロボロスの環

    Posted by ブクログ

    まるで飼い犬のように従順に慣らされた彩和の姿。娘のためにこの生活を手放すわけには行かないとただひたすらに夫に付き従う姿は哀れ。
    そしてその夫の猜疑心が却って事態を悪化させていく悲劇。

    表面的には夫に従順でありながら、心の深いところで歩に傾倒していく過程。夫への気持ちを残しながらも、憎しみさえ生まれていく彩和の心理描写が丁寧で読ませる。

    俊輔が影山と共有していた秘密を話してくれていたら、もっと違った現在があっただろうという彩和の想像が哀しすぎる。俊輔は彩和も歩も本当に愛していたんだろうな。それにしても愛し方が下手だった。

    秘密にし、話せないことで昏い思いを溜め込み、自家中毒のようになって堕

    0
    2026年02月10日
  • ウロボロスの環

    Posted by ブクログ

    うーん、途中ちょっとダレた。
    ただ人の微妙な感情を細かく捉えられていて、面白かった。最後は切なく、そこも良かった。

    0
    2026年02月02日
  • 墓地を見おろす家

    Posted by ブクログ

    どんな話かあらすじも読まないで読み始めて、なんだかわからないまま引っ張り込まれて、最後一気に読み終えた
    古いパニック映画を見た後みたい。めっちゃ疲れた…
    怖かった

    0
    2026年01月30日
  • 水無月の墓

    Posted by ブクログ

    死者との交流をテーマにした短編集といってよいでしょう。生きている、あるいは死んでいるというのがどういうことなのか一瞬わからなくなる幻想的な作品集です。ただ怖いかといわれると、あまり怖くはありません。そういった意味では怪談というには弱いのでしょうが、不可思議な味わいがあって読後感はよいです。
    幽霊というのは足がないものとは決まってないようです。「足」の藤椅子から白い足が伸びていて真っ赤なペディキュアを塗っているというのはなんだか幽霊話としてかえって生々しくて秀逸。他には「夜顔」と「私の居る場所」がいい。特に後者はじつに奇妙な味わいのある話ですね。

    0
    2026年01月26日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    宮部みゆき/新名智/芦花公園/内藤了/三津田信三/小池真理子   

    角川ホラー文庫30周年を記念する豪華作家陣によるホラーアンソロジー。
    以前読んだ「潰える」と比べるとホラーとしての面白さはあまり感じなかった。
    内藤さんはいちばんの得意分野ともいえそうな建築×ホラー。
    芦花公園さん、三津田信三さんは名前だけはずっと知っていて、はじめて作品に触れることができた。
    新名さんの作品は挑戦作としてはおもしろかったけれど、ホラーアンソロジーに載せるものなのかは疑問。

    0
    2026年01月04日
  • 墓地を見おろす家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    怪異の原因が結局明言されずにモヤモヤする人も多いみたいだけど、わたしは嫌いじゃないよ。正直、墓地関係ない説もアリなくらいだよ。でも光線が差して人が蒸発する点については、あまりにも家という構造と関係なくてマイナスです。

    0
    2025年12月26日
  • 墓地を見おろす家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    パニックホラーものだった。
    じわじわと迫るホラーものが好きなので好みには合わなかったけど、ラストは良かった。来るんかい笑

    0
    2025年12月13日
  • ウロボロスの環

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんだか昼ドラ的なドロドロ感もありつつ。
    下品な話になりそうだけど、小池真理子さんの筆力でなんだか情緒深く仕上がっていた。
    主人公には共感できなかったなあ。
    夫に疑われているのを知りながら、出張に出たとたん会いにいくあたりが浅はか。

    0
    2025年12月05日
  • ウロボロスの環

    Posted by ブクログ

    2025年。
    この方のスノビズムみたいなのが鼻について、長年読まなかったのだが、最近は新刊出れば読む。
    あいかわらず軽井沢だの骨董通りのアンティークショップだし、妻の不貞を疑う病的な夫とかなのだが、文章が丁寧なせいか、純文学を読んでる感じがしてしまう。
    夫の死後のどんでん返しも、ちょっと苦笑w ストーリーで読んでるわけではないね。スノビズム雰囲気を凌駕する筆力。

    0
    2025年12月10日
  • 贅肉 新装版

    Posted by ブクログ

    じんわりと来る怖さ。なかでも、ねじれた偶像が、好きだ。思い出すだけで、手に汗握る。その他もとてもトリッキーで良い。

    0
    2025年11月29日
  • 墓地を見おろす家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    家系ホラーが好みなので購入。
    約20年前の作品ということだが、読みにくい等はなかった。
    タイトル通り墓地の側のマンションを購入したある一家に様々な怪異が起こっていくという話。そもそも墓地だけじゃなくてお寺や火葬場等も併設されているということでなかなか気味の悪い立地で何か起こらない方がおかしいだろうなという感じ。最初にペットの白文鳥が亡くなったことから始まるが、そこから怪異が始まっているように感じる。
    ただ単にマンションに何かがいるといった怪異だけでなく、この一家の夫婦の後ろめたい過去から序盤は起こっている怪異に対して気のせいだと思い、相談できない雰囲気なのも気味が悪い。

    最近のホラー小説のよ

    0
    2025年11月26日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    ホラーやミステリーで有名な6人の短編集。
    書き下ろし短編集ということもありそれぞれの特色が出ており始めて読む著書の作品も読むことができてお得な一冊だと思う。
    ただ、ホラー好きの方には若干ホラー要素は少なめな気がする。

    私自身のおすすめは新名智さんと小池真理子さんの作品。
    新名さんは本にしては珍しく読んでいくとゲームのような選択肢があり読者側に物語を選択させるという斬新なものであった。選択肢を変えれば何通りもの物語もある為、再読しても面白いと思う。ファンタジーかと思いきやしっかりオチもあり。
    小池さんは主人公が少し訳ありでそちらに目を向けすぎて全然真相に気づけなかった。最後は少し謎が残るが、主

    0
    2025年11月17日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    堕ちる

    内藤了さんの作品はいつも怖い。他の方も怖いと言えば怖いですが、、読み慣れてないせいか途中で読むのをやめてしまった物もありました。

    #怖い

    0
    2025年11月12日
  • ウロボロスの環

    Posted by ブクログ

    読み終えるのに5日くらいかかった。
    ひとつのシーンが長いせいか、内容云々というより、全体にもどかしさを感じてしまった。

    0
    2025年11月08日