小池真理子のレビュー一覧

  • 墓地を見おろす家

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    どんな話かあらすじも読まないで読み始めて、なんだかわからないまま引っ張り込まれて、最後一気に読み終えた
    古いパニック映画を見た後みたい。めっちゃ疲れた…
    怖かった

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    2026年01月30日
  • 水無月の墓

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    死者との交流をテーマにした短編集といってよいでしょう。生きている、あるいは死んでいるというのがどういうことなのか一瞬わからなくなる幻想的な作品集です。ただ怖いかといわれると、あまり怖くはありません。そういった意味では怪談というには弱いのでしょうが、不可思議な味わいがあって読後感はよいです。
    幽霊というのは足がないものとは決まってないようです。「足」の藤椅子から白い足が伸びていて真っ赤なペディキュアを塗っているというのはなんだか幽霊話としてかえって生々しくて秀逸。他には「夜顔」と「私の居る場所」がいい。特に後者はじつに奇妙な味わいのある話ですね。

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    2026年01月26日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    宮部みゆき/新名智/芦花公園/内藤了/三津田信三/小池真理子   

    角川ホラー文庫30周年を記念する豪華作家陣によるホラーアンソロジー。
    以前読んだ「潰える」と比べるとホラーとしての面白さはあまり感じなかった。
    内藤さんはいちばんの得意分野ともいえそうな建築×ホラー。
    芦花公園さん、三津田信三さんは名前だけはずっと知っていて、はじめて作品に触れることができた。
    新名さんの作品は挑戦作としてはおもしろかったけれど、ホラーアンソロジーに載せるものなのかは疑問。

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    2026年01月04日
  • 墓地を見おろす家

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    ネタバレ

    怪異の原因が結局明言されずにモヤモヤする人も多いみたいだけど、わたしは嫌いじゃないよ。正直、墓地関係ない説もアリなくらいだよ。でも光線が差して人が蒸発する点については、あまりにも家という構造と関係なくてマイナスです。

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    2025年12月26日
  • 墓地を見おろす家

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    ネタバレ

    パニックホラーものだった。
    じわじわと迫るホラーものが好きなので好みには合わなかったけど、ラストは良かった。来るんかい笑

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    2025年12月13日
  • ウロボロスの環

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    ネタバレ

    なんだか昼ドラ的なドロドロ感もありつつ。
    下品な話になりそうだけど、小池真理子さんの筆力でなんだか情緒深く仕上がっていた。
    主人公には共感できなかったなあ。
    夫に疑われているのを知りながら、出張に出たとたん会いにいくあたりが浅はか。

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    2025年12月05日
  • ウロボロスの環

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    2025年。
    この方のスノビズムみたいなのが鼻について、長年読まなかったのだが、最近は新刊出れば読む。
    あいかわらず軽井沢だの骨董通りのアンティークショップだし、妻の不貞を疑う病的な夫とかなのだが、文章が丁寧なせいか、純文学を読んでる感じがしてしまう。
    夫の死後のどんでん返しも、ちょっと苦笑w ストーリーで読んでるわけではないね。スノビズム雰囲気を凌駕する筆力。

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    2025年12月10日
  • 贅肉 新装版

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    じんわりと来る怖さ。なかでも、ねじれた偶像が、好きだ。思い出すだけで、手に汗握る。その他もとてもトリッキーで良い。

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    2025年11月29日
  • 墓地を見おろす家

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    ネタバレ

    家系ホラーが好みなので購入。
    約20年前の作品ということだが、読みにくい等はなかった。
    タイトル通り墓地の側のマンションを購入したある一家に様々な怪異が起こっていくという話。そもそも墓地だけじゃなくてお寺や火葬場等も併設されているということでなかなか気味の悪い立地で何か起こらない方がおかしいだろうなという感じ。最初にペットの白文鳥が亡くなったことから始まるが、そこから怪異が始まっているように感じる。
    ただ単にマンションに何かがいるといった怪異だけでなく、この一家の夫婦の後ろめたい過去から序盤は起こっている怪異に対して気のせいだと思い、相談できない雰囲気なのも気味が悪い。

    最近のホラー小説のよ

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    2025年11月26日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーやミステリーで有名な6人の短編集。
    書き下ろし短編集ということもありそれぞれの特色が出ており始めて読む著書の作品も読むことができてお得な一冊だと思う。
    ただ、ホラー好きの方には若干ホラー要素は少なめな気がする。

    私自身のおすすめは新名智さんと小池真理子さんの作品。
    新名さんは本にしては珍しく読んでいくとゲームのような選択肢があり読者側に物語を選択させるという斬新なものであった。選択肢を変えれば何通りもの物語もある為、再読しても面白いと思う。ファンタジーかと思いきやしっかりオチもあり。
    小池さんは主人公が少し訳ありでそちらに目を向けすぎて全然真相に気づけなかった。最後は少し謎が残るが、主

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    2025年11月17日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    堕ちる

    内藤了さんの作品はいつも怖い。他の方も怖いと言えば怖いですが、、読み慣れてないせいか途中で読むのをやめてしまった物もありました。

    #怖い

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    2025年11月12日
  • ウロボロスの環

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    読み終えるのに5日くらいかかった。
    ひとつのシーンが長いせいか、内容云々というより、全体にもどかしさを感じてしまった。

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    2025年11月08日
  • 墓地を見おろす家

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    ネタバレ

     主人公一家が引っ越してきた新居はまさかの墓地に囲まれた家。怪談のシチュエーションとしてはもってこいのロケーション。何も起きるはずがない(笑)。
     テッペイ(夫)はミサオ(妻)とタマオ(娘)との3人暮らし。それにクッキーという飼い犬。近所に住む仲良くなったママ友や管理人さん。しかし、幸せな新居生活はすぐに一変してしまう。
     住むマンションには地下室があるがタマオがそこで遊んでいると膝をかまいたちに遭ったように怪我をしてしまう。それを機に怪奇現象が起き始める。止まるエレベーター、窓の手形。そして、家族が転居を試みる度に起きる不幸ごと。マンションは一家を手放す気などないのである。
     最終的には家族

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    2025年11月05日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第2弾。
    第1弾と第3弾は読んだので、読み残してた1冊。

    以下印象的だった作品。
    新名智「竜狩人に祝福を」
    ドラゴンに支配された世界でドラゴンを倒すために旅立つ主人公。
    ゲームブック形式は無条件にわくわくしてしまう。通常ルートで進むとたどり着かないページが点在していてそこを読むと主人公の背景が徐々にわかってくるんだけど、そのページが結構ぶつ切りになっていて、どうせならゲームブックの中に組み込まれて自然にたどり着くようになってたらさらによかったのになぁと思った。

    内藤了「函」
    突然一等地のお屋敷を相続することになった主人公。売

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    2025年10月30日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    小池真理子さんのが1番よかった。
    小池真理子さんのあの日にかえりたい は、なんか後をひく寂寥感があったなぁ。人生で自分と狭い周りのことだけ考えていればいい、無責任でキラキラした時限的な日々。
    私も学生時代によく遊んだ場所(いまは、100年に一度の大開発で全く変わってしまったけど)を時々思い出す。今も私の中の一種 パラレルワールドであのまま存在すると信じて。その当時の友達とは、全国バラバラでずっと会っていないけれど、やはり あの時のままパラレルワールドで一緒に遊んでいる。
    でも、思い出すと楽しいけれど、なんか寂しくなる。

    そんな気持ち。

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    2025年10月26日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミン、中学生の時、同級生女子からアルバム借りたな。思春期だな、嫁がファンじゃ無いから疎遠になったけど、ホントはこんな世界観が自分にはあってたかもね。

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    2025年10月11日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    とても豪華なアンソロジー集。
    ただ、傑作選ということもあり決まったテーマは特にないので、なんとなくとっ散らかったイメージがある。
    最もインパクトがある…というよりは厭な印象を受けたのは、鈴木光司さんの『浮遊する水』。再読のはずだけれど、やはり厭だ。

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    2025年09月30日
  • 懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1

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    ネタバレ

    怪奇幻想傑作選1

    日常の隣に異形や幻想がひそむ―小池真理子さんらしさが詰まった短編集。
    死者との再会、過去の記憶、愛と恐怖の同居といったテーマが、静かな筆致で描かれる。

    『ミミ』 (集英社文庫『命日』初出)
    両親と婚約者を同時に事故で失った女性。絶望から立ち上がるために開いたピアノ教室に、一人の少女が通い始める。
    少女との交流は、主人公にとって救いであり、同時に過去と死者との境界を揺るがすような出来事を招いていく。

    「神かくし」 (新潮文庫『水無月の墓』初出)
    神隠しの能力を持ってしまった少女の物語。
    一見すると怪異譚だが、それはむしろ少女が生き延びるために編み出した「生き方の術」なのか

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    2025年09月28日
  • 墓地を見おろす家

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    蔵書を整理してたら未読が発覚。有名なだけにとっくに読んだ気でいた。初出は1988年らしい。

    近頃の理詰めの怪異(どういう経緯で誰が誰をどうして呪って、だからこういう現象で、だから呪いを解くための行動は云々)と違って、怪異が純粋に怪異ってのが新鮮。やたらと解像度の高い昔話や、妄想じみた推理は(ほぼ)なし。冒頭、ペットの小鳥が変死するシーンから、夫婦の暗い過去の説明、どこか影のある住人たち登場と、ゆったり静かで不穏な空気感は嫌いじゃない。クライマックスのフィジカルっぷりにはちょっと笑っちゃったけど。

    和ホラーを体系的に把握しているわけではないけど、本作の功績はおそらく分譲マンションというモダン

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    2025年09月28日
  • 私の居る場所 小池真理子怪奇譚傑作選

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    小池真理子怪奇譚傑作選 第2弾

    小品ですが粒揃い
    個人的覚書です

    「仄暗い廊下の果てに」
    時折見る同じ廊下の夢

    「優しい既視感」
    日本家屋の光の妖しさ

    「襖の向こう側」
    古く大きな日本家屋の襖の向こう側

    「幸福の家」
    幸福だったその時に留まる哀しい魂

    「坂の上の家」
    その家はドールハウスの中に

    「私の居る場所」
    私しか居ない場所

    「千年烈日」
    小池真理子の造語と思われる
    千年の厳しい日々を示唆?
    ストーリーとしては、不倫でありながら純愛
    花の使い方とあわせ、夏目漱石『夢十夜』を思わせる

    「妖かし」
    無自覚に為出す怨念

    「灰色の猫」
    過去と繋ぐ公衆電話
    ただ、ここまで公衆電話

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    2025年09月17日