小池真理子のレビュー一覧

  • 月夜の森の梟

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    文庫王国から。喪失の痛みを軽んじている訳ではもちろんない。ただ、薄い本だとはいえ、結構似た調子のエッセイが続くと、なかなか気持ちを維持するのも難しい。

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    2025年01月07日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    2025.01.07

    ホラー界の大御所や新進気鋭の作家たちばかりでは豪華だけど「恐い」って感じではないかな…。

    芦花公園は切り口も内容も面白いのにオチに持っていくまでが残念!王道ホラーを書いてくれたらもっと受け入れられそうなのに。
    新名智「龍狩人に祝福を」は昔懐かしのゲームブック風で逆に新鮮。どう進んでも辿り着かないページがあるのも面白い。
    内藤了「函」が展開が読めずハラハラしながら読めて久しぶりにホラー短編で面白いと感じた。
    小池真理子氏の文章はねっとりまわりクドくてやっぱり好きになれない。ていうかこれホラー?

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    2025年01月07日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの世界、昭和だけでなく平成にも令和にも、ありふれた日常生活の中で存在してる、都会を生きるオシャレな人たちだけでなく、地味に質素に控えめに生きている私にもきっとあるのだろうなー。

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    2025年01月01日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

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    2024年12月18日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    刺激的なタイトルと宮部さんの名が連なていたので読む。
    手にしてみると、ホラー文庫であった。
    好んで読むジャンルではないけど、恐る恐る・・・

    怖さはなかったけどホラーは後味悪いな、やっぱり。

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    2024年12月17日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    新名智さんの小説を初めて読みました
    最初びっくりしましたが、最後ちゃんと怖かった
    いろんな怖さがあってお得感がありました

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    2024年12月16日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    「最恐」と銘打ったにしてはやや物足りないが、怖さの魅せ方のバリエーションは豊か
    "あらゆる怖さのニュージャンル"というホラー文庫創刊当時のコピーを具現化している、なーんて言ったらやや褒め過ぎ、か

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    2024年12月07日
  • 玉虫と十一の掌篇小説

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    ネタバレ

    女性だけでなく、男性の情念も昏く重くて。
    埋み火のように意識の底で燃え続けていても、日々は続いていってしまったりするので。。
    ほとんど不倫の話だ…と思いました。相手を壊し、自分も壊され。結婚した後でも恋する事はあるだろうけど、一歩踏み出すか留まるかだけなんだろうな。踏み出すからには何が起こっても受け止めてる人が大半なので信頼できます、小池真理子作品。
    「一炊の夢」「妖かし」「一角獣」が特に好きでした。
    他の方の感想にもあったけど、「声」は「春琴抄」を思わされました。女の声の美しさと顔の醜さもこの男だけそう思ってるかもしれなくて、実際は全然違うかもしれないと考えると業が深い。

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    2024年11月27日
  • 千日のマリア

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    この方の小説は初めてでしたが、短編集で読みやすかったです。
    ただ、もう少し深い表現があっても良かったなと思い⭐︎3にしました。

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    2024年11月25日
  • 欲望

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    どこかずっと不穏で危うい美しさがあり、破滅や死の香りもするような、仄暗いお話でした。

    健全な恋愛小説でもなく、圧倒的に破滅に突っ走る地獄というほどでもない、動きの少ないながら最後まで楽しめたのは美しい世界観あってこそだと思います。

    何回か同じことループしてるだけじゃん、と少し退屈に感じてしまう箇所もありました。

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    2024年11月17日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの曲のトリビュート小説。6つの作品のうち知っている曲は2曲だけ。曲を知っている人の方がより楽しめそう。
    でも、知っている2曲も、私が持っているイメージとは全然違う作品だった。
    音楽って自分なりの解釈をして、ストーリーが出来上がってることも多いので、ピタッとはまるといいけど、はまらない場合はどうしても違和感を持ってしまうなと思った。

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    2024年11月03日
  • 望みは何と訊かれたら

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    ネタバレ

    学生運動や連合赤軍、セクトなどの時代背景はいまいちよく分からなかったが、途中のリンチのシーンは怖くて読むのを辞めようかと思うほどだった。
    こんな怖いテイストの作家だっけ?とよくよく見ると林真理子と間違えていた!
    後半は歪んだ関係でありながらも2人の結びつきの強さにのめり込んで、かなりのスピードで読んでしまった。
    この作者を知れたことが一番の収穫だったと思う。

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    2024年10月07日
  • 二重生活

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    映画を先に見てしまった。それぞれの良さがあった。卓との関係をはじめ、原作ではより珠が中心となっていた気がする。
    客観的に自身を分析しつつも感情的になる珠は人間らしかった。文学的哲学的尾行をしなければ退屈で、ずっと続けていくんだろうな。秘密、刺激が欲しくなる点は共感できたけれど、尾行は怖くてできないや。珠も前を向いて卓みたいに何か人生に目標を持った方がいいよ...なんて思ってしまった。以上、かなり的外れな感想。

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    2024年10月02日
  • 二重生活

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    尾行についてはワクワクとさせられ、これからどんな展開になっちゃうんだろう?と思ったけど、そう面白いことは起きないのが現実ですね。
    刹那的な珠のことが心配になった。

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    2024年09月27日
  • 沈黙のひと

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    今、自分が読むべき本だと思って手に取ったけれど重たい内容だった。著者もまた自分の父親を重ねた内容だったようだったけれど娘が父親に抱く感情の流れが共感する部分もあった。今後、人は長命となり最後は施設が終の住処となるケースも多くなるだろう、けれど誰しも自分の家を出ていく決心はなかなかつかないと思う。自分は衿子に自分を重ねたけれど、華代の気持ちも全く分からないとは言えなかった。読後は何とも言えぬ焦燥感が残った。

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    2024年09月25日
  • 神よ憐れみたまえ(新潮文庫)

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    全体的に救いはたづさん(と美村さん)の周りだけ…
    息苦しくなるような展開は多かった。
    強く生きる人の一生の一例を見た感じ。
    本人の魅力(内面も外面も)が良いようにも悪いようにも転ぶわことはあるけど、これはさすがに極端な例だとは思いたい…

    ところどころの表現はとても素敵で、つい立ち止まり、メモしてしまった。
    下にメモを2箇所分だけ載せる。


    十一月の午後の光が世界を領していた。縦に横に斜めに乱反射する光は、枯れかけた無数のススキの穂先で弾け飛び、小さな球のようになって地面に転がっていった。空も大地も、木々も草も、すべてが鬱金色に輝いていた。

    石川夫妻には、野を駆けめぐる動物のごとき強靭な生

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    2024年09月18日
  • 沈黙のひと

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    亡くなった父親への想いや過去が明らかになっていく、故人への恋愛小説だなと感じました。

    実際に、小池真理子のお父様が亡くなられた体験を元にしているというだけあってか、病気の父の描写がとても鮮明です。読む時の精神状態によっては、なんだか寂しくてつらくて読み切れないかも…。

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    2024年09月05日
  • ふしぎな話 小池真理子怪奇譚傑作選

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    おどろおどろしいホラーではなく、日常にそっと寄り添う幽霊譚でした。
    哀愁漂う感じもあり、
    恋慕と慕情の律子物語が善き。

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    2024年08月25日
  • 妖し

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    ネタバレ

    10人の作家さんが描く怪異の短編アンソロジー。多種多様な怖い話。一体、どこからこんなアイデアが出てくるのかと驚きながら楽しみました。

    恩田陸『曇天の店』
    北陸の料理屋。開けてはいけない勝手口。フェーン現象がつれてくるカワケが人を狂わせる。ラストの夫婦の会話が不穏で、余韻たっぷりで終わる。

    米澤穂信『わたしキャベンディッシュ』
    バナナの種って貴重なんだなあ。シゲルはどんな味なのかしら。

    村山由佳『ANNIVERSARY』
    小2のときの儀式が35歳で効果を発揮?
    夫と息子と幸せに暮らしていたのに、少し違う世界で小2からやりなおし。新しい世界で新しい家族と幸せになっても、新旧、どちらも裏切って

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    2024年08月16日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ベストと謳ってるので、一定水準はクリアしてる読み応えのある作品が多いけど、その分既読も多かったり。特に綾辻行人、澤村伊智の両作品が印象深かったかな。

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    2024年08月15日