小池真理子のレビュー一覧

  • 妻の女友達

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    再読。1992年の作品。
    菩薩のような女、転落、男喰いの女、妻の女友達、間違った死に場所、セ・フィニ-終幕 の6編

    どの話もとても面白い。勧善懲悪でなく、ある面では悪女もの、小気味好い話ばかり。
    特に「妻の女友達」は傑作!!
    外れ無し、何度読んでも堪能できる短編集。

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    2014年08月29日
  • 短篇セレクション ノスタルジー篇 夢のかたみ

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    【本の内容】
    一枚のモノクローム写真に秘められた懐かしくいとおしい日々の記憶。

    人生の晩年を迎えようとしている女性随筆家は、愛した男への思いを胸に生きてきた。

    だが、小さな出来事が平穏な生活にさざ波をたてる…。

    表題作「夢のかたみ」ほか、再会の一夜のドラマを綴る「チルチルの丘」など、遠い日のエロスを溢れるノスタルジーで描く。

    失われた時間への哀惜と感傷に満ちた5編。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    小池真理子の作品の中から「遠い日の情景」を描いた短編をセレクト。

    ディオールの香水の名がタイトルになった『ディオリッシモ』は、37歳のキャリア女性が、電車に乗るうちに、もっとも幸せだっ

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    2014年08月24日
  • 新装版 あなたに捧げる犯罪

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    短編集なので、犯罪が終わったと思ったら、また犯罪。
    一作ずつ、時間をあけて読んだ方が良かったかも。
    そう読んだと思って『五つ星』にしました!

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    2014年04月21日
  • 虚無のオペラ

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    別れるための旅行。

    大人の別れ。
    悲しい。
    潔い結子さん。潔さも悲しい。

    最後のタクシーの別れのシーン、泣きました。
    京都、雪、別れ…美しい

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    2014年02月07日
  • 熱い風

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    大好きな本。
    なぜこの人は、こんなに官能的で情熱的で美しい文章が書けるのだろう。。
    読んでいるだけでイメージできてしまう。切ないけど美しい。
    出てくる外国の風景も、空気感までも想像できてしまう美しさ。
    今ある時間を大切にしたいと思えた本。

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    2014年01月11日
  • 欲望

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    小池さんワールド。
    心から愛した人が性的不能。
    なんとなく、死が近づいていることがわかりながらも、2人の心の繋がりを信じたかったなあ。
    なんでこんなに、世界に浸れるのか不思議。それくらい引き込まれた。

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    2014年01月11日
  • 妻の女友達

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    さすが有名な短編集だけあり、とても楽しめた。
    てか、女のってこわ。。
    どれもおもしろかったけど、転落と妻の女友達の女は特に怖かった!
    男が思うほど女って弱くないし計算高くてずる賢いし自己中。
    男喰いの女、は、結局全部妄想で結果的に旦那を殺してしまうけど、思い込みで突っ走る感じも、あぁ女だなぁ。と。
    さすがです。

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    2014年01月11日
  • 無伴奏

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    恋3部作の1作目。「恋」「欲望」と既読で、第一作が最後になってしまった。3部作の最初にふさわしい、作品。仙台の無伴奏に行ってみたくなる。今はないらしいが・・

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    2013年12月27日
  • 欲望

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    ネタバレ

    再読。

    大人の恋愛小説。男と女が一緒にいるには体だけではないってこと。相手が性的不能であっても、精神のエクスタシーが得られればそれでいい。ハッピーエンドであったらもっと嬉しかったけど。そこが小池真理子らしいところなのだけど。

    昔、初めて本作を読み深く感銘したのを覚えてる。が、こんなの読んでるの?と官能小説扱いされ、私のことをいやらしい目つきで見た友人。まだまだこいつは稚拙だなと思った。精神的にも肉体的にも。

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    2013年12月26日
  • 夜の寝覚め

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    抱えている傷をなぞるように語り始めているのに、話が進むにつれ、主人公が傷口に爪をたててえぐっていく感じが好きです。

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    2013年12月23日
  • 懐かしい骨 新装版

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    ミステリーと恋愛小説がmixしたような作品。余韻を残して終わるところは流石。死人に口無しというがまさにその通りで、両親や家の思い出を最後まで壊さないように胸の内に秘めたまま残された人生を生きる子どもたちの人間模様は良かった。

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    2013年08月28日
  • 虹の彼方

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    読み進めていく中で、きっとラストは・・と予想していたのが良い意味で裏切られた。それにしても凄まじい恋。自分には絶対ないなあ。

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    2013年06月23日
  • 妻の女友達

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    はじめて読んだ小池真理子さんの作品。
    そして貧弱な私の読書経験のなかで最も私を震え上がらせた一冊。
    早く続きが読みたくてたまらない、でも夜は怖くて本を開くことさえできない。
    そのため通勤電車の中や、お昼休みに読み進めました。

    現実がこうだとは信じたくありませんが、女の怖さを垣間見た気がします。
    無知な私はタイトルからエロスを感じたのですが、開いてみると日常に潜み膨らむ殺意をリアルに読者に思い描かせる文章です。
    タイトルで私を誘っておいて、内容で震え上がらせた小池さんは私にとっての魔女ですね。笑

    また女性の怖さを知ると同時に、男性として殺意を抱く主人公にも共感してしまったので
    私の中にもこう

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    2013年06月02日
  • 狂王の庭

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    ネタバレ

    読んだのに、少しとまどって感想を書き忘れていました。
    小池真理子にまだ馴染んでいなかった頃に読んだ。
    何が書きたいのか、この作品だけでは分かりませんでした。

    100冊くらい読んで、ようやく何が書きたいか、
    分かりかけてきました。
    人について書きたいのだと。

    なぜ、ではなく、どうやって 生きて行くのかに焦点が当たっているのだと。

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    2013年03月24日
  • 欲望

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    初めて読んだ恋愛小説。
    良かった。冒頭の主人公が書店で本を買う場面から、のめり込んで読んだ。回想録ぽい進め方が、良かったのだと思う。
    ミステリー小説以外で、貪るように読んだ本は初めてだった。
    また三島由紀夫との絡みもよく、ラストの余韻の残しかたなど最高だった。
    初めて読んだ恋愛小説が、あまりにも良すぎた為に、なかなかこの作品を越える小説がなく、今はすっかり以前のように恋愛小説を読まなくなってしまった。
    三島由紀夫の作品は、読んでみたくはなったが。

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    2013年03月02日
  • 蠍のいる森

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    ネタバレ

    結末が怖かった。
    ひょっとしたら、うまくいかないのではないかとはらはらどきどきしながら読みました。

    なるほど、そうくるかというところもありーの、
    最後に向けて、筋が絡み合う。

    無駄な摩擦を避けながら、話は最終局面に。
    人生いろいろというが、因果応報ともいう。

    1月ぶりの小池真理子の作品に、すごいなと思う。

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    2013年02月25日
  • 恋

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    ネタバレ

    女子大生とある夫婦との3人の関係を描いた物語。活動家の男子学生と付き合っていた中で出会った、不思議な夫婦。とても仲はよいけれど、お互いにお付き合いをする彼女や彼氏がいるという夫婦。
    よく言う三角関係とは異なり、三人で過ごす時を重ねる中で、三人がひとつとなり、結びつきが布美子の心を揺さぶり、悲劇へとつながっていく。

    最後の最後に、夫婦の現在の姿が描かれていることで、今もまだ布美子の思いは息づいているんだと分かり、胸がいっぱいになった。読んで決して汚らわしい感じやいやらしい感じが一切そぎ落とされて、美しい「恋」の姿を見た気がした。

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    2013年02月25日
  • 第三水曜日の情事

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    ネタバレ

    掌編恐怖推理小説20話。

    解説を阿刀田高が書いている。
    小池真理子があとがきで、アメリカを舞台にした理由を書いている。

    恐い話が多いが、嫌な話ばかりではない。
    抜けるような爽快さか、暗い笑いがおきるか。

    結末が様々なので、予想をいつも裏切られる。
    だから推理小説と言えるのだろう。

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    2013年02月04日
  • あなたから逃れられない

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    ネタバレ

    久しぶりに小池真理子の話を読むと、
    突然の自殺、殺人に戸惑う。

    そうだ、小池真理子は推理小説を書くんだ。
    解説の森瑶子がうらやましがっている。

    「アルレーみたいなものを書きたいの」
    ごめんなさい。アルレー読んでません。

    アルレー読んでから、又読みます。

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    2013年01月28日
  • 猫を抱いて長電話

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    ネタバレ

    コワイ話
    踏んだり蹴ったり
    詐欺師
    恋の季節
    男を愛でる
    キョーフの白タク
    化粧仮面
    男と女
    女流とは
    。。。

    短い随筆。4ページくらいづつ。

    「知的悪女のすすめ」のような棘はないかも。
    猫を抱いて長電話するような世間話の延長線上。
    それなりのするどさと、小池真理子らしさは満載。

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    2013年01月04日