養老孟司のレビュー一覧

  • 日本の進む道 成長とは何だったのか

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    藻谷氏のデータに基づいた話に、養老氏がうなずきつつも、ところどころワンポイントで口をはさむような印象だったか。養老氏は、日本は大地震で御破算になった方がいいんじゃないか、という。でもそれってさぁ。内田氏が別の本で、維新とかグローバリスト系の人たちの目論見って、加速主義で破滅まで行こうとしている、みたいな話に近いものがあると思った。養老氏は話が面白いから、維新ほどに拒否感は感じていなかったんだけど、そういうところは、なんとも?なところ。

     あと印象に残っているのは、補助金だ、生活支援だといって、お金を刷ってお金をばらまいても、収支でみると市中に出回っているお金はずっと少ないという。みんな貯金に

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    2023年12月24日
  • 日本の歪み

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    養老孟司、茂木健一郎、東浩紀による鼎談。3人の議論は噛み合っているようで噛み合ってないような。東さんだけが何とか議論を前に進めようとしている感じだけど、養老さんは超然としていて受け流す感じ。自然のように捉える姿勢が徹底していて人為的なものに対する価値が著しく低いのだろう。
    このあたり、いまの新自由主義とリベラル的な価値観の狭間での行動の難しさを表現してしまっているような気がした。

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    2023年12月12日
  • 日本の歪み

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    東大卒3人による対談。時々小難しいことを言う笑。
    養老さんみたいに、あいつなら何言っても許される。その域に達したいもんです。
    だって日本に大地震がきて、復興するには中国の属国になるしかないなんて言ったら「炎上」間違いなし。

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    2023年12月09日
  • なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた

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    本書は養老先生の初の自伝である。唐突だがこの本を読んで、木田元先生の『哲学は人生の役に立つのか』(PHP新書)という本を思い出した。題名だけを見ると哲学の有用性を説いた本のように思ってしまうが、内容は木田さんの自伝である。つまり、哲学が自分にどのように影響したかという視点から、ご自身の半生を語っている。
    この本も木田さんの本と似ている。たとえば『唯脳論』や『バカの壁』を書いたとき、養老先生の人生に何が起こったか。これまでもそうしたエピソードは断片的に語られることはあったが、本書ではそれが一冊の本にまとめられている。私自身、初めて知る内容もあった。
    ご存知のように養老先生は無類の読書好きで、本文

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    2023年12月02日
  • 日本の進む道 成長とは何だったのか

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    どういう経緯で、この二人が対談したのか、出版というのは面白いモノだ。
    第1章 経済と政治の戦い
    第2章 大地震に備える
    第3章 循環再生で自足する地域
    第4章 教育問題の奥へ
    第5章 日本人の生き方
    という章立てで、語りあっているのですが、藻谷さんが養老孟司さんに問いかけるというパターンが多かった。
    まぁとにかく、養老さんのうっちゃり方に彼なりの筋が一本通っていて、
    納得させられてしまいます。
    ヒトはヒト、自分が好きなように生きていくのがいいとこれからの人生の道筋がしっかり決まりました(笑)。

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    2023年11月29日
  • 日本の歪み

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    日本で生きるなかで「これって違うんじゃない?」と思うような違和感や歪みが、指摘・言語化されてるから読んでいてスッキリする。
    3者それぞれの思想や主張も強いが、客観的に見た意見もしっかり入ってるからバランスが良く読み易い。そして読み応えもある。
    議論の余地がある話題が多いからこそ、読みながら自分の意見を考えたり、思考を深めることが出来る、とても考えさせられる本。

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    2023年11月26日
  • 自分は死なないと思っているヒトへ

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    養老節炸裂!
    自然との向き合い方
    「手入れ」という考え

    自分は一般の家庭に比べて
    「死」が身近な環境で育った

    大正時代辺りの作家を読んで
    しっくりくる感じがしたけど
    その理由のひとつとして
    「死」が今より身近だった人達の
    作品だからなんだなと気づいた




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    2023年11月20日
  • 〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁

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    講演会聞いて興味を持って養老孟司さんの本を読んでみようと
    色々なジャンルのオススメ本が書いてあってどれも視野が広くなりそうな感じで面白そう
    紹介された本を読んでいってみたい

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    2023年11月19日
  • 考える読書

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    養老先生の書評かと思い、読み始めましたが立派なエッセイでした。それにしても先生は外国の本を沢山読んでおられます。さすがです!

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    2023年11月15日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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     養老先生と医師や学校長など4人の子どもと関わる仕事に従事されている方々との対談が纏められている。親は子どもの伴走者となり、子どもの好き・やりたいという気持ちを伸ばしてあげる存在でなくてはならない。この妊娠期間は体調が悪く、息子にはかなり我慢させていたので、産まれたらできるだけ公園行ったり望むことをさせてあげたいし、色んな体験をして欲しい。GIGAスクール構想はタブレット導入しただけでは?と想像しており、実態を知らないのでその辺りの知識も掘り下げてみたい。自由学園も気になる。

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    2023年10月31日
  • 日本の歪み

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    歪みについての考察。さくさく議論が進むので読みやすかったです。

    西郷隆盛が日本の歪みを背負い、最期を迎えたという見方を興味深く読みました。

    また、「何歳の時に何を経験したかという心の地層としての世代論」という整理がおもしろく、これからの自分のものの見方に活用していこうと思いました。

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    2023年10月31日
  • 「自分」の壁

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    体調が上向く布石となった価値ある本。自分なんて分からなくて当たり前との記述が目から鱗でした。
    『自分探しなんてムダなこと』
    『自分とは地図の中の矢印である』
    『自分以外の存在を意識せよ』
    本文中のこれらの意見に浸るうちに、脳みそが柔軟体操をしてるかのごとく、グニャっとして楽になります。
    養老孟司さんの本は大好きでたくさん読んでます。文章力が確かで柔らかくて癒されます。
    ただ、この本は興味のない箇所も多いので減点1。

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    2023年10月26日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ禍の数年前、未来がわからない時に書かれた文章を一応社会が再び動き出した時に読む。そこには色々な気づきがあると思いました。

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    2023年10月04日
  • 「自分」の壁

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    ネタバレ

    養老孟司氏の本はサラッと読める。
    そして、「死」の壁等、他の本と内容が重複しているところもあり、私にとっては復習がてら丁度良い。

    日本では戦後「個性」「自己主張」という考え方が増幅した、というところはなるほどなと思った。
    細胞や細菌の話はすごく興味深く、自分という存在や意識というのはどこからくるのだろうと考えさせられる。

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    2023年09月30日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    文化を発展させることで、戦争をなくせる、とフロイトが言っている。
    まだまだ発展が足りないということか?と思いました。

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    2023年09月20日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    養老先生の”クモは好きじゃない”っていう告白にびっくり
    したのは私だけではなく伊集院さんもだった。
    昆虫が好きだからって全部好きっていうのは
    誤解だな。

    途中に入るイラストがほんわか可愛い。
    私が好きだったのは大学の非常階段を
    養老先生が棺を担いでワタワタ降りるシーン。

    その時はすごく大変な思いをされたのだろうけれど
    こうやってイラストになると笑えてくる。

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    2023年09月20日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    世の中の大半は本当に重要なことを何ひとつ考えることなく(日々の瑣末なことすらも感じたり悩んだりするだけで「考えている」と錯覚するだけ)死んでいくから天才2人が代わりに丁寧に丁寧に順序立てて「なんで戦争すんのか、無くすとしたらそれは何によるのか」を書いて残してくれたもの?なのかしら。
    アインシュタインのトスアップ、フロイトのアタック。考えるんだよみんな、僕たちが戦争についての考え方のひとつの形を見せるよ、正解は用意出来ないけど、てな。
    養老孟司と斎藤環の解説も楽しい。
    カミソリみたいに薄い本なので読み手と場所、気分を選ばない本。

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    2023年09月11日
  • ヤマケイ文庫 養老先生と虫 ~役立たずでいいじゃない~

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    養老先生の本の中でも、だいぶ気楽に読みやすい本だった。
    前半は養老先生の頭の中の考えが書き出されている感じで、良くも悪くも他の既刊本と似ている。
    後半のラオス虫採り編は、虫採りでテンションが上がってしまってるのが読み手にも伝わってきて楽しい。ゾウムシの好き過ぎる感じが溢れている。
    虫を捕まえて観察しているのに、他分野の知識がありすぎて、植物学や地質学や化学や地球の歴史にまで話が飛んでしまうのが、改めて養老先生のすごいところ。

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    2023年09月04日
  • 老い方、死に方

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    対談の中で、随所に養老先生の深い言葉、考え方が伺え、幸せな読書時間でした。先生ありがとうございます!長生きしてください!

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    2023年08月24日
  • 老い方、死に方

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    歳をとって死んでいくことについて、ふだん漠然と感じ始めたことを、話しているくだりに出会った。
     養老氏と南直哉師というお坊さんの対談のところ。

    南 「死ぬ」ということを考えるとき、いま、一番ボピュラーで人気があるのあ、こちらの世界からあちらの世界に行くという考え方でしょうね。しかしそれは、ただの「移動」ですから、基本的には、誰も死なないことだとも言えます。天国だろうが地獄だろうが、ともかく「同じ自分」が行くことになっている。 (中略)  つまり、みんな「自己」というものがずっと続くと思っている。

    (中略)

    ―養老先生はどう思われますか

    (中略)
    養老 はい。一つ防護策がありますね。自

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    2023年08月20日