養老孟司のレビュー一覧

  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    非常に考えさせられる対談内容でした。
    自然と共存しておこなう産業の難しさと可能性。
    そして食のあり方。
    自分自身のこととしてまずは家庭食を大事にしないといけないなと。

    また、ここに出てくる方々は自分が何とかしようという強い意志の元、すぐに学者さんや専門家にアポを取って教えを請いにいくバイタリティーが当たり前として語られるていることに感心してしまった。

    また、養老さん的「モノヅクリ日本」説が非常に興味深かった。

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    2012年11月25日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    本当の仕事をしている4人と養老孟司氏の対談。食、農業、漁業、林業。大切にしなきゃいけないものってなんだろう?を考える一冊。

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    2012年09月10日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    先週、町田市民文学館で聞いた養老さんの講演がとても刺激的だったので、あっさり影響を受けて購入。一次産業の人たちの頼もしさ。それは、講演にもあったように、自分の感覚を意識へ、そしてそれを伝えたいという思いを持って情報化できているということ。そういう人たちのことばには力がある。体験から出たことばは揺るがない。その上に思いが乗っかるから、それが「届く」ことばになる。最近読んで、確かになにかを受け取った、と感じた本のいくつかが、その話を聞いて全部つながった、と思った。貴重な体験だった!

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    2012年09月08日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    養老先生と第一次産業に携わる4人の方がたとの対談集。日本にはすごい人たちがいるなあと思った。皆現場でやっている人たちばかりだ。最近のどんな評論家さんや作家さんの言葉より、この4人の方がたの言葉のほうが、ずっとずっと力強い。未来に対して希望が持てた。

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    2012年08月27日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    1985年前後に生まれた世代、[ミーフェチ世代]。養老さんの本を読んできたけど、自分が生まれた世代の話しが今までなかったから読んでよかった。

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    2012年08月25日
  • 日本人はどう住まうべきか?

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    原発事業、植林の山崩れも戦後のつけ。戦後は続いている。
    「家がプライベートな空間だと思ったときから、いろいろな間違いが始まったのではないかと僕は思っています。プライベートという思いがさらに進むと『私有』になる。自分の一生の財産であり、人生の目標だと思い込むと、ペンキのヒビ一本も許さなくなるでしょう。そうして、ヒビの入らないビニールクロス張りのマンションができあがり、サブプライム・ローンの破綻に行き着く。」
    「人工圧力設計」とエネルギー問題。
    「自分が快適に思える街ではなく、サラリーマンとしての自分の地位が保たれる街が、日本全国どこにでもできてしまっている。」
    「だましだましをやるには現場が必要

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    2012年07月10日
  • 絵になる子育てなんかない

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    私自身、私立中学受験・私立高校受験を経験し、どちらも失敗しました。自分の子どもが生まれた時、私と同じように育てるのは嫌だと思いながら、これでいいのか?と悩みもしました。
    この本は私がしてきた育児を「それでいいよ」と後押ししてくれるものでした。
    でも、早期教育を否定するような内容なので、人によっては馴染めないかもしれません。

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    2012年05月21日
  • 環境を知るとはどういうことか 流域思考のすすめ

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    環境についての、たくさんの話題があり、とても刺激的でした。

    その中でも、流域思考についてとても興味を持ちました。

    手軽に読めて、刺激を受けるのにとても良い本だと思います。

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    2012年04月26日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    逆さメガネはいつも意識しておかなければ、すぐに外されてしまうのだろう。自分自身の成長について、子供に対する教育について、自分を見直すよいきっかけになるのではないだろうか。

    独特のものの見方と表現というか言い回しが苦手な人も多いかもしれないが、自分にとってはとても心地よい。まるで会話しているかのように読書することができる。一人の作家さんを妄信する気は無いが、養老さんの考え方はとても腑に落ちる。

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    2012年02月05日
  • 唯脳論

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    なかなか理解できたと思えず、何度も読み直し。”唯脳論”を主張している○○学者がほかにいるのだろうか。”唯脳論”の考え方は、非の打ち所がなく、かつ、養老孟司が唯一唱えているように思える。”唯脳論”の考え方は、もっと評価されていいように思うのだが。

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    2012年01月21日
  • スルメを見てイカがわかるか!

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    スルメはスルメ、イカはイカ
    これが「当たり前」である
    しかし現代ではそれがごっちゃになってしまった
    そこを見極める、表現する、考える
    そこを気づかせてもらった

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    2011年12月29日
  • 絵になる子育てなんかない

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    ”子供は自然なのだから、親が脳のなかで「こう教育すればこう育つ」なんていくわけない」が持論の養老先生に、都会派ママの教育常識に疑念を持つ小島さんが挑むという対談集。
    これはすべての子育て中の親に薦めたい。

    一冊はもう早速プレゼントしちゃった。

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    2011年11月26日
  • 絵になる子育てなんかない

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    とても面白かった。お子さんがいる方は必見。こどもは自然そのもの。正しい子育てなんてないし、「こう育てればこうなる」なんて思うのは大間違い、ってことがよくわかります。

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    2011年11月17日
  • 脳の見方

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    人は脳で生きている
    時間での支配、孤独が人生
    脳から西洋哲学、動物、昆虫...
    様々な観点から述べる
    結局は人間とはなにかにたどり着くような気がする

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    2011年09月24日
  • ネコのヒゲは脳である

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    人の本質について対談した内容
    絶対音感はあるのか、必要な細胞はなにか、顎や人体の誕生など
    質問に対する応答
    感覚と脳のつながりについては参考になった

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    2011年09月23日
  • ほんとうの復興

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    まさしく養老先生と池田先生の仰る通り。
    内容も話し方も面白く、あっという間に読める。

    原発と原発立地地域の市町村合併問題の話は、実は簡単なことなのだが言われてみればと言う感じで新たな発見だった。

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    2011年07月05日
  • 脳の見方

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    養老先生の本で、一番最初に買った本。
    突き放したような文章のそこかしこにユーモアが見え隠れしている。のちに多くなる口述筆記の文章よりも、先生が実際に書かれているもののほうが、語り口は、好き。
    先生が某国立大をお辞めにな(れ)るのが決まったとき、廊下をスキップしていたらしい、って逸話がなんともよい。

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    2011年06月08日
  • 耳で考える ――脳は名曲を欲する

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    養老先生の本の中で個人的にはベスト!

    後半の「呪いのことば」のところはまさしくその通りだと思ったし,久石さんのその表現の仕方,養老先生との感性のリンク,読んでいて引き込まれる本だった。

    すばらしい。

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    2011年04月05日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    ネタバレ

    ・現在は「ああすればこうなる」と思いすぎている社会。ああしてもこうならないのが自然。ああすればこうなるのは人間が作った「都市」だけ。日本はすべてが「都市」化されている。
    ・子供=自然だから、ああしてもこうならない。それがまちがいである、悪であるとされる社会だから子供が生きにくい。育ちにくい。そうしているのは大人、都市である。
    ・本当に個性が宿っているのは身体である。思想、心なんていうのはそんなにオリジナリティなんてないものである。だからこそ、他人に共感できる。身体=自然だけれど、心=人工なのである。

    そんなことがまるで都々逸のような、老人の繰り言のような調子で書かれています。
    少し前、オウム

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    2011年03月27日
  • 江戸の智恵 「三方良し」で日本は復活する

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    日本人の誇りを感じさせてくれる本。

    養老先生が大好きで、そのつながりで買った本だがとても満足した。

    日本史はニガテでよくわからないが、教科書に出てくる武将はまさに偉人だったし、確実に国のことを考えて政策を打っていた。

    現代に生きる、江戸時代の人々から見れば貧弱な我々にも確実に同じ血が流れている。
    日本人は本当に尊い民族であるということを教えてくれる本だった。

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    2011年01月09日