養老孟司のレビュー一覧

  • バカの壁

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    自分たちが物を知らない、ということを疑う人がどんどんいなくなってしまった。

    知ろうと思えば知ることができるのだと思ってしまっている。

    脳の中の入出力
    y=ax
    aが0だと何も生まれない。0よりはマイナスの方が良い

    人間の脳はできるだけ多くの人に共通の了解事項を広げていく方向性をもって進歩を続けてきた。
    共通了解が多くの人と分かり合えるための手段。
    今は求められる個性を発揮しろという矛盾した要求

    個性は脳でなく身体に宿っている?!


    知るというのは、自分がガラッと変わること
    絶えず過去の自分というのは消されて、新しい物が生まれている

    無意識を軽んじている。
    悩むことを悪いことと考える

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    2025年11月05日
  • 死の壁

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    一人称、二人称、三人称の死という考え方がすごく腑に落ちました
    わたしはこれまで、存在しない一人称の死をずっと怖がっていたのかと思いました (怖いのは変わらないけれど、しょうがないと理解できた気がする)

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    2025年11月03日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    「バカの壁」を読んでいませんが、こちらが書店で目に留まり気になって読みました。

    養老孟司さんの今までの人生を経て、今感じられることがまとめられています。どれも達観している印象ですが、上から目線ではなく、淡々とご自身の経験や考え方をまとめられた一冊です。

    言葉も小難しい言い回しなど使わずに、わかりやすく読みやすかったです。

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    2025年10月21日
  • ヒトの幸福とはなにか

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    今まで生きてきて感じていた疑問が少し解けた気がして楽になりました。
    この本はエッセイなどのを再編集したものでした。

    自分の時間を大切に、自然との関わりを大切に、病気といいあんばいで付き合っていく覚悟を決める。
    これからの私にとって力になる内容でした。

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    2025年10月15日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    妻が選んでくれて、偶然読み始めた。
    自分の生き方は間違っていなかったと教えてもらった気がする。
    自然の大切さね。

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    2025年10月14日
  • ものがわかるということ

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    いつもモヤモヤしていた事が、少しスッキリしてきたような感じ。
    普段自分が考えていたことが、実はどうでもよかった事なんだと気がついた。
    今の子どもが置かれている状況もよくないんだろう。
    特に良かったのは、
    学ぶとは自分の見方が変わること
    西洋と日本で違う自己の考え方
    認められたい時に個性にこだわる
    通じないという前提から始める

    とても良い内容だった。
    何回か読めばもっとわかる事が多いだろう。

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    2025年09月27日
  • 超バカの壁

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    ああなればこうなる理論が満映しているが、実際の世界はもっと複雑で、理論立て切ることはできない。
    何にでも因果関係を求めるのはいかがなものかといったような考えは、今読んでいるドラグマグラに通じて面白い。

    仕事は社会の穴を埋めるという考えはとても納得した。

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    2025年09月25日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    「壁」シリーズはこの「人生の壁」が初めて。
    私にはとても読みやすく、共感する部分も多かったので、他の「壁」シリーズも読みたいと思った。
    全体を通して感じたのは、何でもかんでも意義を見出そうとする世の中、個人になりすぎているのかなと。
    世の中が情報も多くルールもどんどん複雑になっていくに連れ、人間の頭も考え過ぎな傾向なのかもしれない。仕事の意義、生きる意味、自分なりの答えや目標を見出してそこに向かっていくことも大事かもしれないが、流れに身を任せてその場その場でベストを尽くす…というスタンスも必要だなと。
    白黒どちらか正解を付けたがるのではなく、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない、といろ

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    2025年09月18日
  • 読まない力

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    「言葉はタダで元手はいらない。その程度のもの。」
    ・言葉をどこまで信じるか。言葉の内容ではなく言葉そのものの重みについて。人が言葉を信用しているかは、振り込め詐欺の流行を見ればわかる。口でいうのはタダで元手がいらない。元手がいらない商品は実態がないので、普通は信用出来ない。
    ・河合隼雄の"私はウソしかいいません"という口癖。典型的な自己言及の矛盾。「ウソしかいわない」のが本当なら、本当のことを言ってるのでこの叙述はそもそも成立しない。言葉なんてその程度のものということ。
    ・昔は本を読むなという教育を受けた。本を読むと考えなくなるという。古くはソクラテスもそういったらしい。現

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    2025年09月16日
  • バカの壁

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    ある種説教に近く感じた。また少し脱線というか教養なのか、本論とは関係がないと思える話が入ってくるが、それを飛ばしても問題はない。
    第8章は考えさせられる事が多かった。8章だけでも読む価値はあるかと思う。

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    2025年09月15日
  • 脳は耳で感動する

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    とても難しいけど面白い話しで、私の理解力ではかなり難解なんだけど、こんな本こそ活性化になって、どんどん読みたくなる。

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    2025年09月14日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    大事なのは日常生活の維持を意識しておくこと。
    自分の心の置き場、心地よい場所に帰ってくる生活リズム。
    食事をする、運動する、普通に仕事をする


    家とは人間および人間社会について学ぶ最小単位
    共同体の中での役割

    厄介なことは「学習の場」である

    「生きづらい...」ではなく「少々の苦労は修行」と思う

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    2025年09月11日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    著者は自然の中にいる人なので、「人間はそう大して賢くない」ということを良くご存知。その点で、最近の「間違った保守主義」ではなく、本当の意味での「保守主義」の方だと思います。そして、「厄介なことは『学習の場』である」みたいな、本当にそうだなぁ、ってことも書いてある。「とらわれない、偏らない、こだわらない」、それを身につけたいです。

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    2025年09月10日
  • 日本の歪み

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    日本の独特さ、を幅広い知識を元に対談。
    豪華な3人が、歴史も紐解きながら話し込む内容は濃密。また読みたい。

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    2025年09月06日
  • 脳は耳で感動する

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    本著は、養老孟司氏と久石譲氏との対談をまとめた一冊であり、読み手も対談を聴講しているような感覚に没入できる良書である。
    さて、音と記憶や体験は密接に脳内で聴覚を通じて結びつき感情に影響すると説く。「言葉」では表現しきれない感動や情動を、音楽や音が扱う点が強調されており、その通りだと思う。合わせて、創造性についても言及しており、耳(聴覚)は、単に情報を受け取るのではなく、脳のなかで様々な意味やイメージと結びつき「新しい世界」を作り出す働きを持っており、その過程を知ることで、音楽や音がもつ力、感じることの素晴らしさを再認識できると示唆している。
    創作をする、作家や音楽家についても、創作においては「

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    2025年09月06日
  • ものがわかるということ

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    養老孟司という人が、どのような人なのかが
    "わかる"一冊。読んでも読んでも分からないのですが、何となく、言わんとしていることが分かる気がする、というと程度ですが。笑

    理性を外したところに、"分かる"がある。

    ああすればこうなる、という、理性的な方程式の外にあるものと過ごし、観察していくうちに、共鳴していく。

    現代に生きる私たちは、つい、数字で片付けて、生身の現実を見るのを忘れてしまうけれど、それを思い出させてくれるのは、子どもと自然。


    ふぅー。と、ひと息つきたい時に、読むと良い本です。数字で凝り固まり、疲れた私の心が、そこから解き放たれて、改め

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    2025年09月05日
  • 遺言。(新潮新書)

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    目が覚めると、意識が戻る。
    でも、目が覚めたのに、身体が動かない。
    それが金縛りだ。高校時代、何度か金縛りにあった。初めてなった時は怖くてパニックになった。
    意識のスイッチは入っているが、運動系のスイッチが入っていない、そんなズレから起こるらしい。
    養老孟司さんの本を読んでいると、脳のメカニズムに興味がわいてくる。
    現代の都会生活が、意味に直結する感覚所与だけを残して意識中心になっていることに警鐘を鳴らしている。都会と田舎の参勤交代生活を提唱している理由がやっとわかってきた。
    効率や経済で計れば、下位に置かれる感覚。デジタル化がさらに感覚を下に下に追いやっている。田んぼや森、山に行けば感覚が働

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    2025年08月31日
  • 脳は耳で感動する

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    アポロン的なものも大切だが、
    時にはディオニソス的なものに身を任せるのもいい。
    大学の先生の言葉がよみがえる。
    科学者、哲学者、社会学者という肩書きや枠組みを超越している養老孟司さんと芸術家久石譲さんの対談。
    面白くないわけがない。
    言葉で表現できない感覚「クオリア」を忘れがちな生活。現実よりも言葉を優先してしまっていた自分にも気づいた。
    言葉で表現できないものを表現するのが音楽であり、情報化と情報処理が決定的にちがうことが、認識できた。
    CDを聴き込んでチケット買って演奏会に行って、音楽と出会う。映画も然り。
    サブスク生活になれてしまって自分の気分でコントロールして、切れ切れデジタル生活して

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    2025年08月30日
  • 養老孟司の人生論

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    日本人は異文化から見ると生きていないように見えるのか。
    世間に生きている、という表現は腑に落ちました。自分がどうしたいかよりも、周りからどう見えるかを優先してしまうことってありますよね。

    心に個性はなく個性は身体性に宿る、という話も印象に残りました。

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    2025年08月28日
  • 昆虫はもっとすごい

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    昆虫学者さんが座談会形式で虫について語っています。帯に「昆虫を知れば知るほど人間がよくわかる」とありますが、まさに昆虫の世界にも社会があり、生態も人間くさいところも多々あります。人間も生き物なので相通ずるところも多くあったと思います。
    全体的に年代も違う、専門分野も違う昆虫オタク達が少年のように語り合ってるようで微笑ましくもありました。

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    2025年08月24日