養老孟司のレビュー一覧

  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    今から、草むらに行って虫でも捕まえた方がいいのかな〜、っと言う読後感。抽象的な議論を積み重ねてもどうにもならない、と言うのは確かにそうだと思われた。「下」から積み上げていくことが、確実である方法である、と言うのは、確実性の高いこと、かつ自分の中で何度も咀嚼したことしか言わない(言えない)養老さんらしい発言である。確かに苦労は多かったろうが、ある意味でうらやましいとも思える養老さんの生き方は、いつも本気で世界と向き合っているその姿勢がそう思わせるのだろう。
    本質を見失いがちな現代人に、おすすめの一冊である。

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    2023年07月22日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    ラジオリスナーとして追ってきて、これまでもがいてきて色々忸怩たる思いを胸に抱きつつも仕事に向き合ってきたその姿に勇気付けられてきた一ファンとして胸に残る本でした。

    当然自分とは全然レベルが違う実績を残しているお二人なので同列に語るべきではないと思いつつ、自分と重ねる箇所が多く、自分のこれからの歩みの灯台となるような考え方、想いを一つ一つ噛み締めながら読み進めました。

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    2023年07月16日
  • 超バカの壁

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    バカの壁、死の壁の続編、帯にこの「壁」を超えるのはあなた とある

    相談をするときに、具体的な答えを期待する人がある。それはおかしい。自分のことは自分で決めるので、相談とは、根本的には「考え方」についての疑問である。他人に伝えることができるのは、「考え方」だけである。
    人生とはそうした「些細な」体験の繰り返しである。歳をとれば、その「些細」が積もり積もったものになる。

    バカの壁は超えられなくても、超バカな壁は超えることはできるのだろうか。

    読んでいくうちに、著書は結構、極論が好きなのではというところが結構ありました。

    気になったことは以下です。

    ・国民皆労働が常識になったのは戦争のせい

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    2023年07月07日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    読み物としてとても面白かったです。
    自分らしく生きていく上でのヒントがいっぱい書かれているように思いました。

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    2023年06月30日
  • 〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁

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    仕事というのは合ってると合ってないがあって、社会が形作られていく過程で必要になってその仕事が生まれる。

    社会に必要とされている形になって働いていくわけだから、「自分に合った職業がない」というか、自分のための職業がないというのはズレた考え方であって、そもそも若い段階で自分は何者なのかとかを決めつけることも必要ない。

    真理というのは安易なものではなく面倒でかつ複雑なものである。

    一言で片付けられるようなものは真理ではない…みたいなことが今日読んだ養老孟司先生の本に書いてあった。

    私の記憶だから正確ではないものの、養老先生のように自然体でありながらもう…存在そのものが価値なんじゃないかって思

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    2023年06月23日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    ネタバレ

    1932年、国際連盟からの依頼が物理学者であるアルバート・アインシュタインにとどく。「今の文明において最も大事だと思われる事柄を、一番意見を交換したい相手と書簡を交換して下さい」、選んだテーマは「人はなぜ戦争をするのか」、選んだ相手はジグムント・フロイトであった。アインシュタインは権力と人間の本能的な欲求提示する。フロイトは、暴力とそれを止めることのできる国際機関の設立を願う。しかし、わかっていることがある「人間から攻撃的な性質を取り除くなど、できそうにもない!」。100年近い時間が経過しても、人間は進化せず戦争を繰り返している。さらにフロイトは問いかけます。「すべての人間が平和主義者になるま

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    2023年06月11日
  • 老いてはネコに従え

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    私も制服に合わせる靴が大嫌いで、全然違うスタイルの靴履いてました。目立ってしまうのですが、その辺りの細かい校則は無かったので何も言われませんでした。似合わない靴は履けないですよ!

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    2023年06月02日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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    ネタバレ

    付箋を大量に貼った。
    子供を育てる身として覚えておきたいことばかりだった。読んでよかった!また読み返したい。

    ■メモ:
    ・やみくもにほめるのはよくない。好きな先生からたまに褒められることのほうが子どもには響く。

    ・先生は子どもを誉めるより先に、子どもからか尊敬される、好かれる先生になるべき。好かれる先生になるにはまず子どものフルネームを覚えること。子どもを軽視せず、子どもをまともに向き合う。子どもの話を聞くことが大事。

    ・みんな違ってみんないいというが、子どもは皆と同じをのそんでいるもの。みんなと同じにできるが先に来て、その上に多様性が乗っかってくる。

    ・人が一番幸せを感じるのは、人の

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    2023年05月14日
  • 老いてはネコに従え

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    養老先生のyoutubeで、話されていることもありましたが、対談本としてはいい内容でした。養老先生の自然体な返しが最高です

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    2023年05月12日
  • 「自分」の壁

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    結論、自分というものなんて無いんだって話なんだけど、脳の一部を損傷した人が自分が外界との境が無くなって、液体のような感覚になったって話凄いと思った。いかに自分探しの旅みたいなのが不毛か分かる。

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    2023年05月09日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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    とても良い本でした。
    国産初の超電導MRIを開発した小泉英明先生との対談では、小泉先生が中学時代にガイガーカウンターを手作りしたというエピソードに驚きました。
    有名な自由学園がどのような学校なのかもよくわかりましたし、小児科医の高橋孝雄先生との対談は涙が出ました。特に必読です。
    「ケーキの切れない非行少年たち」の宮口幸治先生との対談も興味深い点が多く、適度に厳しい、先生のポリシーが良かった。「みんなと同じじゃなくてもいい。自分のやりたいことをやろうというのは大人の勝手な理論でしかない。みんなと同じになるのが大前提で、多様性はそのうえに乗っかっているもの。最近は多様性という言葉を簡単に使いすぎ。

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    2023年03月12日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    あまりにも学びの多い本である

    水不足問題
    イスラエル側に収まるように凸凹線が引かれて
    デコのところに井戸がある
    イスラエルの一人勝ち
    古代ローマから続いている
    ヨルダン渓谷は水に恵まれた水源だけれど、
    水を全部吸い上げてイスラエルのテルアビブまで送る水ビジネスをしている

    この構造は、古代ローマから続いている

    水源を握る=覇権を握る

    ローマ人たちが水道を引いてインフラ設備という
    外交を盾にローマ帝国の領土内に張り巡らせた
    ローマ帝国外から蛮族がやってきたときに
    まず水道を破壊した

    人間と同じ、ドブネズミも水がなければ生きれない

    ルーブルを訪れたわたしは、名画や彫刻の数々の中に、古今東

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    2023年03月05日
  • 唯脳論

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    視覚と聴覚の連合、これが意味する内容の考察が興味深い。また、この感想を書く行為も脳による行為であることを自覚し、我々が脳社会の住人であることを想起する。

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    2023年02月16日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    知の巨人2人が語る、昆虫から勉強することまで。
    養老先生の「バカの壁」にもつながる?思想が面白かった。勉強ばかりすると…が印象的だった。

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    2023年01月24日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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     アインシュタインとフロイトが戦争をテーマに議論を交わした手紙について。
     冊子の薄さと、文章の平易さから読むことを決めた。しかし、テーマと内容は決して浅くない。もちろん紙面上の限界はあるため深く掘り下げきれないところもあるが、国際機関の存在や文化による啓蒙など戦争を起こさないようにさせるための人間の試行錯誤について述べることを通して戦争論にアプローチしている。
     権利や権力(暴力)の取得とその変遷、少人数による支配と多数による支配が表裏一体であること、などの分析が興味深かった。

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    2023年01月05日
  • ヒトの壁(新潮新書)

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    人の機能を細分化すると社会の構図と同じになる。意識に無があるように都市機能に無秩序【欠陥】があるのは力学による負の自然作用らしい。

    シンギュラリティ到来により完全社会が実現した時、負の矛先はどこへ向けられるのか…

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    2022年12月30日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    1.著者;①アインシュタイン;理論物理学者。特殊相対性理論や一般相対性理論が有名。光量子仮説に基づく光電効果の解明で、ノーベル物理学賞受賞。②フロイト;精神科医。精神分析学の創始者。<解説者>③養老孟司;解剖学者。「バカの壁」は450万部を記録。戦後のベストセラー5位。第一位は「窓際のトットちゃん」④斉藤環;精神科医。「世界が土曜の夜の夢なら」で角川財団学芸賞受賞。他にも共著で小林秀雄賞受賞。
    2.本書;国際連盟がアインシュタインに「今の文明で最も大切と思える事柄を、好きな人を選び、書簡を交わす」事を依頼。彼は、フロイトに戦争(人間を戦争というくびきから解き放つ事は出来るのか)について、手紙を

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    2022年12月14日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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    ネットでだれとも繋がれる時代にどう関わっていくのか!自分がしてあげたいから子どもは何がしたいのか?
    学生の頃勉強する意味がわからなかったけど今なら何をするためにはどうしよう?なんでだろうと考える力が大切だと再認識した本。養老先生と著名な先生との対談本!めちゃくちゃ面白かった!自然がいいですよ!

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    2022年12月06日
  • 「自分」の壁

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    養老さんがこう考えたよっていうのがわかる本。共感できるポイントが見つけられるかどうかで楽しめるかどうかが決まりそう。

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    2022年11月06日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    国際連盟の求めに応じてなされた有名な往復書簡。戦争について、当時の碩学は何を考えていたのか?即効薬はないが、ゆっくりと効く薬を本書簡自体が物語っている。解説については、養老先生と斎藤環先生。前者の解説は、アインシュタインから始まって、持論を展開。後者の解説は、フロイトの考えをより理解するうえで秀逸だと思いました。

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    2022年10月10日