養老孟司のレビュー一覧

  • 死の壁

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    ズバリって感じで答えを提示するのではなく、こちらに考えることを促してくるというのか…
    死についていろんな観点から論じているけど、私みたいなアホでも理解できるように、かなり優しい言葉を用いて書いてある本だと思いました。

    自殺はやっぱり駄目。

    自分が自殺した後、周囲にどんな影響を与えるのか考えてみなさいってことは、養老先生でも同じことを言うのだなと…
    安楽死についても、「殺す側の気持ちが理解できてない」と言っていた?

    内容が全部理解できたかと言うと多分できてない。

    死とは何か→証明書が出たら。

    ボケることを怖がらなくていい、困るのは自分ではないのだから。

    死体は仲間外れって言葉もなんだ

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    2024年01月17日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    アインシュタインとフロイト、それぞれの立場から語られた戦争をなくすための往復書簡。
    フロイトは生と死の欲動が戦争につながることを指摘。それを抑制するのは文化であるとの見解を示す。非常に面白く考えさせられる話だった。

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    2024年01月06日
  • なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた

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    昨日たまたま読んだPresidentで、ホリエモンが「1番運がいいと思うのは養老先生」のような事を言っていたことを思い出し、手に取った。
    なるようになる、この考え方が本当に素敵だし、大事なものだと感じた。
    特に印象に残ってるのは、最後のQAコーナー。
    個性がなく、自分のことをone of themだと思っている若者に対しては、カルぺディテム、その日その日の花をつめ。自分なんていくらでも変わり、いくらでも広がる。この言葉を忘れずにいきたい。

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    2024年01月13日
  • なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた

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    当たり前のことを当たり前のように話してくれる人が少なくなったと思う。自分が年齢を重ねて分かってきた事だけど。若い人たちに読んでもらいたい。そして自由に生きてほしい。

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    2023年12月22日
  • 自分の頭と身体で考える

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    とても難しい本だった。2回読んだけどまだわからない…
    とりあえずは…我欲を捨てられれば品が良くなれるのか?

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    2023年12月14日
  • 自分は死なないと思っているヒトへ

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    本作は既出版のリメイクですが、今に通ずる内容が多く、養老先生の数あるエッセイの中では、読みやすくお薦めです!

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    2023年11月27日
  • 日本の歪み

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    養老先生の人生観は時代から来るものだとしみじみと感じました。三者三様ですが鼎談で多岐に渡る分野をこんなにも深くわかりやすい形で言葉に出来るのは素晴らしいです。示唆に富む素晴らしい鼎談です。編集も良さそうです。注釈の配置は常に左のページにあるので読みやすいです。

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    2023年11月16日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    大好きなお二人の対談本、、、というか、気ままなお喋りの本です。知識の深さはさることながら、幾つになっても好奇心の潰えることのないお二人のように学び続けたいです。

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    2023年10月29日
  • 日本の歪み

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    この三人の鼎談は、奥行きもしなやかさもあって実に面白い。
    不快なものは不快。
    関係ないものは無理をして理屈をこねることもない。
    黙っていてもいいが、態度 行動で表すには、腹を据えたり超越する必要があるな。

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    2023年10月29日
  • 「自分」の壁

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    自己を大切にすることは周りとの境界がはっきりすること メタメッセージ
    行きすぎると疲れてしまう
    自分を縛らず自然に触れること

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    2023年10月26日
  • 無思想の発見

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    日本人は無宗教・無思想・無哲学だと言われているが、無思想とはいったいどのような事態か。無とは「ゼロ」、すなわち「なにもない」状態を表しつつも、同時に数字の起点でもある。ならば、「思想がない」というのも、ひとつの「思想」のあり方である。「無思想という思想」について認識することができるようになる本。
    「自分」ということを一つのものとして捉えない感覚が面白いと思った。外界からの感覚を取り入れていくことで自分を「創る」のであって、けっして「探す」ものではないのだ。本当の自分とか、自分に合った仕事とか、そんなものはない。どんな作品になるのかはわからないが、とにかくできそうな自分を「創ってみる」しかないの

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    2023年08月03日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    今から、草むらに行って虫でも捕まえた方がいいのかな〜、っと言う読後感。抽象的な議論を積み重ねてもどうにもならない、と言うのは確かにそうだと思われた。「下」から積み上げていくことが、確実である方法である、と言うのは、確実性の高いこと、かつ自分の中で何度も咀嚼したことしか言わない(言えない)養老さんらしい発言である。確かに苦労は多かったろうが、ある意味でうらやましいとも思える養老さんの生き方は、いつも本気で世界と向き合っているその姿勢がそう思わせるのだろう。
    本質を見失いがちな現代人に、おすすめの一冊である。

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    2023年07月22日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    ラジオリスナーとして追ってきて、これまでもがいてきて色々忸怩たる思いを胸に抱きつつも仕事に向き合ってきたその姿に勇気付けられてきた一ファンとして胸に残る本でした。

    当然自分とは全然レベルが違う実績を残しているお二人なので同列に語るべきではないと思いつつ、自分と重ねる箇所が多く、自分のこれからの歩みの灯台となるような考え方、想いを一つ一つ噛み締めながら読み進めました。

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    2023年07月16日
  • 超バカの壁

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    バカの壁、死の壁の続編、帯にこの「壁」を超えるのはあなた とある

    相談をするときに、具体的な答えを期待する人がある。それはおかしい。自分のことは自分で決めるので、相談とは、根本的には「考え方」についての疑問である。他人に伝えることができるのは、「考え方」だけである。
    人生とはそうした「些細な」体験の繰り返しである。歳をとれば、その「些細」が積もり積もったものになる。

    バカの壁は超えられなくても、超バカな壁は超えることはできるのだろうか。

    読んでいくうちに、著書は結構、極論が好きなのではというところが結構ありました。

    気になったことは以下です。

    ・国民皆労働が常識になったのは戦争のせい

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    2023年07月07日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    読み物としてとても面白かったです。
    自分らしく生きていく上でのヒントがいっぱい書かれているように思いました。

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    2023年06月30日
  • 〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁

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    仕事というのは合ってると合ってないがあって、社会が形作られていく過程で必要になってその仕事が生まれる。

    社会に必要とされている形になって働いていくわけだから、「自分に合った職業がない」というか、自分のための職業がないというのはズレた考え方であって、そもそも若い段階で自分は何者なのかとかを決めつけることも必要ない。

    真理というのは安易なものではなく面倒でかつ複雑なものである。

    一言で片付けられるようなものは真理ではない…みたいなことが今日読んだ養老孟司先生の本に書いてあった。

    私の記憶だから正確ではないものの、養老先生のように自然体でありながらもう…存在そのものが価値なんじゃないかって思

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    2023年06月23日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    ネタバレ

    1932年、国際連盟からの依頼が物理学者であるアルバート・アインシュタインにとどく。「今の文明において最も大事だと思われる事柄を、一番意見を交換したい相手と書簡を交換して下さい」、選んだテーマは「人はなぜ戦争をするのか」、選んだ相手はジグムント・フロイトであった。アインシュタインは権力と人間の本能的な欲求提示する。フロイトは、暴力とそれを止めることのできる国際機関の設立を願う。しかし、わかっていることがある「人間から攻撃的な性質を取り除くなど、できそうにもない!」。100年近い時間が経過しても、人間は進化せず戦争を繰り返している。さらにフロイトは問いかけます。「すべての人間が平和主義者になるま

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    2023年06月11日
  • 老いてはネコに従え

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    私も制服に合わせる靴が大嫌いで、全然違うスタイルの靴履いてました。目立ってしまうのですが、その辺りの細かい校則は無かったので何も言われませんでした。似合わない靴は履けないですよ!

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    2023年06月02日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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    ネタバレ

    付箋を大量に貼った。
    子供を育てる身として覚えておきたいことばかりだった。読んでよかった!また読み返したい。

    ■メモ:
    ・やみくもにほめるのはよくない。好きな先生からたまに褒められることのほうが子どもには響く。

    ・先生は子どもを誉めるより先に、子どもからか尊敬される、好かれる先生になるべき。好かれる先生になるにはまず子どものフルネームを覚えること。子どもを軽視せず、子どもをまともに向き合う。子どもの話を聞くことが大事。

    ・みんな違ってみんないいというが、子どもは皆と同じをのそんでいるもの。みんなと同じにできるが先に来て、その上に多様性が乗っかってくる。

    ・人が一番幸せを感じるのは、人の

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    2023年05月14日
  • 老いてはネコに従え

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    養老先生のyoutubeで、話されていることもありましたが、対談本としてはいい内容でした。養老先生の自然体な返しが最高です

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    2023年05月12日