養老先生、病院へ行く

養老先生、病院へ行く

1,540円 (税込)

7pt

大病をわずらって生死の境をさまよい、
愛猫「まる」を失って悲しみに暮れた
解剖学者・養老孟司は
嫌いだった医療と、どう向き合ったのか

「老い」と「病気」の違いについて改めて考え、
愛猫「まる」の死を経て感じた「身近な存在の死」との向き合い方、
医師の目線から見た、現在の医療システムのいびつな仕組みなどについて
教え子である東大病院の医師・中川恵一氏と語り合います。

マンガ「テルマエロマエ」で知られる
漫画家ヤマザキマリさんとの鼎談も収録。

■目次
1章 病気はコロナだけじゃなかった
2章 養老先生、東大病院に入院
3章 なぜ「医療」と距離をとるのか?
4章 なぜ病院へ行くべきなのか?
5章 特別鼎談養老先生、どうして病院に行くのが嫌なの?

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養老先生、病院へ行く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    思わず随所でにやりと笑ってしまう
    養老先生、育児⁉︎の講演会で、人の子育てなんか知ったこっちゃない!と言われてから、大好きに
    「都市の中には意味のあるものしかない
    意味のない存在を許せなくなってしまう」
    この言葉が、心に響く

    0
    2021年10月21日

    Posted by ブクログ

    もうちょっと舌鋒鋭く現代医療批判になるのかなと思っていたら、実に穏やかな現代医療批判だった。

    けっこういろいろな問題が指摘されていると思うけれど、個人的には中川先生が指摘されていた「日本人のヘルスリテラシーの低さ」という話題が一番気になった(気に入った)。

    高度化する現代医療に対して、リテラシー

    0
    2021年09月21日

    Posted by ブクログ

    病院嫌いの養老先生と、教え子で東京大学でがんの専門医でもある中川先生、虫仲間のヤマザキマリさんの共著。
    最近の、エビデンスを元に医療を行うことに対して疑問を持つ養老先生が、ご自身の「体の声」を聴くことで体調不良を感じ病院に行くことを選択します。
    3章の、なぜ「医療」と距離をとるのか?に、養老先生の考

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    読んだときちょうど入院中で、手術後だったのでなんとなく読み進めていたけど、
    楽しかった。難しいことなんてなんにも書いてなくて楽しい内容だった。

    0
    2022年10月14日

    Posted by ブクログ

    NHKでやってた「養老先生と ときどき まる」をずーっと見ていたので、まるが居ないのは寂しいです…しかし解剖学者と云ってもお医者さん…入院ともなると面倒臭い患者ですね~。それでも、新しいコロナ禍の後の生活についての話は興味深かったです。

    0
    2021年09月16日

    Posted by ブクログ

     養老先生のことを、もっと知ってみようと思った私が手にしたのがこの作品です。養老孟司先生は、1937年生まれ…お元気ですよね!東大医学部卒で医師免許を得るも臨床の経験はなく解剖学の分野で活躍されたらしいです。実は、生物学にも精通され、虫の分野ではスゴイ方だったんですね…。

     という、養老先生ですが

    0
    2025年04月22日

    Posted by ブクログ

    養老先生が医療と距離を置いているというのはどこかで読んだ記憶がある。解剖医というご職業から、やはり死生観が普通の人とは違うんだろうなぁと思っていた。
    その先生が病院に行って手術をしたということはよっぽどのことだった経緯が書いてある。本来、西洋医療の関わり方はこういうもんじゃないかな。
    でも退院してか

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

    運が強い方なんだな、あんなに煙草吸ってるのに長生きしてる。私も猫みたいに現在だけを考えられたらどれだけいいか。

    0
    2024年10月17日

    Posted by ブクログ

    養老先生すごい病気したんだな。でも淡々。仙人みたいな心境。こういう人だと病気も取り付きにくいのか?でもまるは他界しちゃったね。人が後になるのは正解なんだけど、きっと淋しいよね。対談でヤマザキマリがイタリアのホームドクターの話してたけど、この人出産の時に死ぬ思いしてるはずなのに、それでもイタリアいいと

    0
    2023年08月11日

    Posted by ブクログ

    猫には現在しかありません。未来のことは
    一切考えません。だから自分の死についても考えません。一瞬一瞬を生きているのが、猫なのです。
    と、養老先生。


    なんだか調子が悪い、理由もわからず体重が10キロ以上減って26年ぶりに東大病院を受診した養老先生、検査の後天ぷらでも食べようか、と話していたのに、そ

    0
    2023年05月18日

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