養老孟司のレビュー一覧
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元々虫好きなヤマザキ氏が箱根の養老氏の昆虫館?を訪ねた事から始まった、養老孟司氏とヤマザキマリ氏の対談集。
虫嫌いの私としたらちょい距離を置いて、と思ったが確かに導入部や例えで昆虫は出てくるものの、大半は2人の全方位にわたる博識の一端を垣間見せてくれる対話で、深く深く同意しながら読み終えた。Posted by ブクログ -
この本は、この本だけで終わらない。
次々と次の本へと興味や世界が繋がっていく為、本を紹介されて「ハイそうですか。」と、終わらないものです。
今回の一読で繋がった本を早速探しに行ってきます。
また読書の連鎖が途切れた時に手に取ろうと思います。Posted by ブクログ -
【目次】
まえがき
人生
人は何のために生きるのか/生きているという話/死なないつもり/発見の眼 自分の発見/人生論/生きるとはどういうことか
環境
いのちの大切さ/水と虫/里地里山を想う/田舎暮らしの勧め/半農のすすめ/島の自然
思考
時空と納得/隣の芝生/科学とはなにか/自我と死/...続きを読むPosted by ブクログ -
博識なお二人の対談。読み応えがあった。
割にさらっと読める感覚もある。
と言いながらじっくり用語を調べながら読んだが。。
目標をたてるというよりながされるように生きる。
それも素敵だし自然に近いと確かに思う。
ただ、楽に生きたいと思うが故に数学に逃げ、機械に逃げ、システムエンジニアになった自分から...続きを読むPosted by ブクログ -
養老先生の本は今まで色々読んできたが、いつ読んでも心に響く。「脳化」した世界で、自然じゃないことにも気づかず、色々な物事をきちんと処理しようとアクセクしてしまう自分には、時々養老孟司の本が必要かも。養老先生の自伝の部分も、Q &Aの部分も、とても興味深く、共鳴するところがある。
養老ファンにも、養老...続きを読むPosted by ブクログ -
養老孟司先生すごくまともな人だと尊敬します
言語化するのが難しい
なんかモヤモヤしているようなことは
自然からどんどん離れて都市化していること
なんだろうなと読んでいて思うと、いろいろつじつまがあってくるので、ほんとにそんなんだと思いました
子どもは自然で、それを自然からどんどん遠のかせる事が大...続きを読むPosted by ブクログ -
説明して分かってもらいたい藻谷浩介と、聞かれれば自分の考えを話すことはできるけど自分からはあまり能動的に発信しない養老孟司の対談本。2038年の南海トラフ巨大地震の話、循環再生で自足する話、教育の話。どれも単独で完結する話ではなくて、互いに関連している。その根っこには日本人の特性みたいなものがあって...続きを読むPosted by ブクログ
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アシナガバチに刺された養老先生の横で、アシナガバチの巣から、ハチノコを食べるラオスの人。日本人から見ると奇異に映るが、ラオスの人にとっては、それが日常なのだろう。Posted by ブクログ
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アンケート、面接、問診など、質問をしたり、受けたりする機会はたくさんあります
それは目的があって、そのためどうすれば、うまく質問できるか、そんな本はたくさんあります。この本はタイトルの通り、それ以前の「問う」とはどういうことか、を考えさせられます。Posted by ブクログ -
「わかる」ということは、「体感する」「実感する」「身につく」「腑に落ちる」という身体的な表現が言わんとしているわかり方と、「知っている」「理解できる」「読んだことある」という脳・意識的な表現で示すわかり方と二通りあって、どちらも大事なことなのだけれど、昨今は、特に都市部では、後者の方が幅を利かせてい...続きを読むPosted by ブクログ
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わかるということの答えは載っていません。
これは、ヒント本です。
答えのないものは考えれば考える程に新たな疑問が出てきます。
養老先生のまどろっこしい語りの中で、答えは一人一人違う形で存在することは、わかりました。
考えることは楽しいですね。Posted by ブクログ -
有名な解剖学者で虫好きな養老先生。よくものを考える人なんだなと思った。人が作った人工物ばかりに囲まれていないで、もっと自然と触れ合うといいというメッセージが強烈だった。読書好きが高じて、私もこの頃少しはものをよく考えられるようになったので、ちょっと嬉しい。Posted by ブクログ
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昔会社のお偉い方におすすめされて読んで以降、度々読み返しています。
アインシュタインとフロイトによる手紙のやり取りが掲載されているだけなので本編は短いです。
ですがとても考えさせられますし、人間の本能についてすごく納得できた一冊です。
この本のおかげで私は良い意味で「人間に期待をしない」ことを学びま...続きを読むPosted by ブクログ