養老孟司のレビュー一覧
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目が覚めると、意識が戻る。
でも、目が覚めたのに、身体が動かない。
それが金縛りだ。高校時代、何度か金縛りにあった。初めてなった時は怖くてパニックになった。
意識のスイッチは入っているが、運動系のスイッチが入っていない、そんなズレから起こるらしい。
養老孟司さんの本を読んでいると、脳のメカニズムに興味がわいてくる。
現代の都会生活が、意味に直結する感覚所与だけを残して意識中心になっていることに警鐘を鳴らしている。都会と田舎の参勤交代生活を提唱している理由がやっとわかってきた。
効率や経済で計れば、下位に置かれる感覚。デジタル化がさらに感覚を下に下に追いやっている。田んぼや森、山に行けば感覚が働 -
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アポロン的なものも大切だが、
時にはディオニソス的なものに身を任せるのもいい。
大学の先生の言葉がよみがえる。
科学者、哲学者、社会学者という肩書きや枠組みを超越している養老孟司さんと芸術家久石譲さんの対談。
面白くないわけがない。
言葉で表現できない感覚「クオリア」を忘れがちな生活。現実よりも言葉を優先してしまっていた自分にも気づいた。
言葉で表現できないものを表現するのが音楽であり、情報化と情報処理が決定的にちがうことが、認識できた。
CDを聴き込んでチケット買って演奏会に行って、音楽と出会う。映画も然り。
サブスク生活になれてしまって自分の気分でコントロールして、切れ切れデジタル生活して -
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養老孟司氏と久石譲氏が交わす知の饗宴。解剖学者と音楽家が織り成すこの一冊には計り知れない発見が隠れていた。
まず、書店で本書の表紙に目を惹かれて迷わず購入。今でもこの出会いは奇跡だと感じている。科学、哲学、社会学など多岐に渡りその知を発してきた養老孟司氏と音楽家として世界を感動の世界に導いてきた久石譲氏の対談。これ以上に面白い対談はないのではないか?
冒頭から両者の知がぶつかり合い、新しい「知る」を目の当たりにした。現代社会にメスを入れる御二方の言葉には重みがあり、自分の奥深くに響いてくる。一度読んだだけでは到底、全てを受け止めるのは難しい。
普段の生活の中で、何か些細なきっかけからまた御 -
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ネタバレ論理的排除や個の尊重は社会共同体の側面を弱体化させる。共同体がしっかりしていれば人間関係が信頼に基づいているので、結果安心や信頼を元に無駄なコストがかからないのでは。
理論武装であいまいさを許さないことは、確かに個別では一理あるが、政治や国民など、集団という目線で見たときに、ある程度の曖昧さは必要。
GDP停滞や、「失われた30年」が本当に大事なことか?数字やお金が基準になりがちだが、自分が幸せならいいのでは?
未来が見えて、未来のことを考えてしまうので息苦しさが生まれる。自分が心地よいときを理解して、今を生きれば良い。
「とらわれない」「偏らない」「こだわらない」がコツ。
養老孟司さんの本 -
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ネタバレ【一言まとめ(キャッチフレーズ風)】
この本は、「効率化された社会の中で、人間らしさや関係性の本質を見つめ直す」ことを教えてくれる一冊でした。
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③【要約(内容の流れ・ポイント)】
本書は、大きく分けて以下の3つのポイントで構成されています。
1. **効率化社会への警鐘**
→ 著者は過去の失敗から気づいたこととして、効率化された社会において、人の話をじっくり聞く場は非効率と断じてしまう危険性を警告しています。現代社会では「役に立つ」「儲かるかどうか」が重視される傾向がありますが、その中で「ただいるだけの存在」に癒しを求める人が多い理由についても深く考察されています -
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ネタバレ★感想
バランス、リズム、円、生きる力とは。
それぞれのキーワードは点だが、
人との関わり(自分の捉え方、互いが楽、楽しい生活など)、
授業づくり等において、つながる感覚。
ちょっと長いけれど、やっぱり読書はいい。
★好き 引用 一部変更
・作曲の胆も閃きにあらず
P80 久石氏 いい音楽と悪い音楽はどこでわかれるんですか。
養老氏 いいといわれるものには「持続的である」という要素が入ってくることでしょう。その場限りのものはやっぱりよくない。どのくらい尾を引くか、というところが大事なんじゃないかな。(聴く側にとって、脳みその中で、ピンボールがあっちこっちに跳ね返る感じ)
久石氏 (作曲の仕事