養老孟司のレビュー一覧

  • 遺言。(新潮新書)

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    目が覚めると、意識が戻る。
    でも、目が覚めたのに、身体が動かない。
    それが金縛りだ。高校時代、何度か金縛りにあった。初めてなった時は怖くてパニックになった。
    意識のスイッチは入っているが、運動系のスイッチが入っていない、そんなズレから起こるらしい。
    養老孟司さんの本を読んでいると、脳のメカニズムに興味がわいてくる。
    現代の都会生活が、意味に直結する感覚所与だけを残して意識中心になっていることに警鐘を鳴らしている。都会と田舎の参勤交代生活を提唱している理由がやっとわかってきた。
    効率や経済で計れば、下位に置かれる感覚。デジタル化がさらに感覚を下に下に追いやっている。田んぼや森、山に行けば感覚が働

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    2025年08月31日
  • 脳は耳で感動する

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    アポロン的なものも大切だが、
    時にはディオニソス的なものに身を任せるのもいい。
    大学の先生の言葉がよみがえる。
    科学者、哲学者、社会学者という肩書きや枠組みを超越している養老孟司さんと芸術家久石譲さんの対談。
    面白くないわけがない。
    言葉で表現できない感覚「クオリア」を忘れがちな生活。現実よりも言葉を優先してしまっていた自分にも気づいた。
    言葉で表現できないものを表現するのが音楽であり、情報化と情報処理が決定的にちがうことが、認識できた。
    CDを聴き込んでチケット買って演奏会に行って、音楽と出会う。映画も然り。
    サブスク生活になれてしまって自分の気分でコントロールして、切れ切れデジタル生活して

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    2025年08月30日
  • 養老孟司の人生論

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    日本人は異文化から見ると生きていないように見えるのか。
    世間に生きている、という表現は腑に落ちました。自分がどうしたいかよりも、周りからどう見えるかを優先してしまうことってありますよね。

    心に個性はなく個性は身体性に宿る、という話も印象に残りました。

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    2025年08月28日
  • 昆虫はもっとすごい

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    昆虫学者さんが座談会形式で虫について語っています。帯に「昆虫を知れば知るほど人間がよくわかる」とありますが、まさに昆虫の世界にも社会があり、生態も人間くさいところも多々あります。人間も生き物なので相通ずるところも多くあったと思います。
    全体的に年代も違う、専門分野も違う昆虫オタク達が少年のように語り合ってるようで微笑ましくもありました。

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    2025年08月24日
  • 耳で考える ――脳は名曲を欲する

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    「情報化は現物を見て言葉にする作業」
    ・ものの特徴を説明するには違いを知る必要がある。何が情報化に値することなのか分かること。そのためにはたくさん見ておく必要がある。一匹の虫を見てどこを説明するか。何が他と違うのか。どこが他と同じなのか。どのような特徴があると言えるのか。他との違いを知らないと説明の要点が絞れない。
    ・情報化とは現物を見て情報に落とし込むこと。情報処理は情報を整理してまとめること。情報処理は2次情報を加工してるだけで現物は見ていない。クリエティブなのは情報化の領域で情報処理はつまらない作業になりがち。

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    2025年08月23日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    伊集院光さんは、テレビでしか見たことがありませんでした。しかしこの本で幼少期から周りからズレないように、という考え方が自分と同じだったので親近感を覚えました。
    養老先生は、好きなことに向かって我が道を行くという自分の理想像なので2人の対談から前向きな気持ちになりました。

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    2025年08月23日
  • 脳は耳で感動する

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    養老孟司氏と久石譲氏が交わす知の饗宴。解剖学者と音楽家が織り成すこの一冊には計り知れない発見が隠れていた。

    まず、書店で本書の表紙に目を惹かれて迷わず購入。今でもこの出会いは奇跡だと感じている。科学、哲学、社会学など多岐に渡りその知を発してきた養老孟司氏と音楽家として世界を感動の世界に導いてきた久石譲氏の対談。これ以上に面白い対談はないのではないか?

    冒頭から両者の知がぶつかり合い、新しい「知る」を目の当たりにした。現代社会にメスを入れる御二方の言葉には重みがあり、自分の奥深くに響いてくる。一度読んだだけでは到底、全てを受け止めるのは難しい。
    普段の生活の中で、何か些細なきっかけからまた御

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    2025年08月21日
  • 脳は耳で感動する

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    音楽が好き!久石さんが好きという理由だけで手に取ったが音楽に限らず多岐に渡る対談が非常におもしろかった。

    底本も読んでみたいなあと。 音楽と感動の話や日本人の特性、構築力について、螺旋活動など。

    特に、現実を豊かにするために言葉がある。には、ハッとさせられた。

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    2025年08月17日
  • 養老先生、がんになる

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    養老先生の死生観の変化が垣間見ることができた。
    また、あとがきの最後、『生きることは厄介なこと』という言葉が、深井。

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    2025年08月16日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    ネタバレ

    論理的排除や個の尊重は社会共同体の側面を弱体化させる。共同体がしっかりしていれば人間関係が信頼に基づいているので、結果安心や信頼を元に無駄なコストがかからないのでは。
    理論武装であいまいさを許さないことは、確かに個別では一理あるが、政治や国民など、集団という目線で見たときに、ある程度の曖昧さは必要。
    GDP停滞や、「失われた30年」が本当に大事なことか?数字やお金が基準になりがちだが、自分が幸せならいいのでは?
    未来が見えて、未来のことを考えてしまうので息苦しさが生まれる。自分が心地よいときを理解して、今を生きれば良い。
    「とらわれない」「偏らない」「こだわらない」がコツ。

    養老孟司さんの本

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    2025年08月12日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    •保守よりの内容だったが、それなりに共感できる
    •後ろめたさと付き合っていくのが大人
    Ex)憲法と自衛隊 
    •とらわれない•偏らない•こだわらない

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    2025年08月11日
  • 大宮エリーの東大ふたり同窓会

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    凄い面白かった。どの方も、本当に魅力的だし、大宮エリーさんがその人の魅力を絶妙に表現してくれている。

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    2025年08月11日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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    あまり外で遊ばなくなった子どもたちに危機感をつのらせる養老先生。自然の中で培われる身体感覚って大事だと思う。
    この夏は暑すぎて、熱中症が心配で、子どもは涼しい部屋でテレビゲームばかりだけど、せめて塾に行かせて勉強の習慣を身に付けさせたり、家族旅行に行って非日常の体験をさせたりしてあげたい。
    自主自立の精神や自立に向けて、今できることをしていきたい。

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    2025年08月06日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    Carpe diem
    無為自然

    肩肘張らずゆるっと生きるのがいいのかもなと思えた

    養老孟司氏の本はまだ2冊目だけど、この著書の考え方にはなかなか共感できた
    私も自然が大好き
    結局人間は自然の生き物なんだなぁ

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    2025年08月04日
  • ヒトの壁(新潮新書)

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    ネタバレ

    【一言まとめ(キャッチフレーズ風)】
    この本は、「効率化された社会の中で、人間らしさや関係性の本質を見つめ直す」ことを教えてくれる一冊でした。

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    ③【要約(内容の流れ・ポイント)】
    本書は、大きく分けて以下の3つのポイントで構成されています。

    1. **効率化社会への警鐘**
     → 著者は過去の失敗から気づいたこととして、効率化された社会において、人の話をじっくり聞く場は非効率と断じてしまう危険性を警告しています。現代社会では「役に立つ」「儲かるかどうか」が重視される傾向がありますが、その中で「ただいるだけの存在」に癒しを求める人が多い理由についても深く考察されています

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    2025年08月01日
  • ヒトの幸福とはなにか

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    過去にどこかに掲載された養老先生の著述を集めたもの。読んだこちのあるものもあったが、大切なことや生きることの本質について気づかせてくれる。

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    2025年07月29日
  • 「自分」の壁

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    久々の養老先生。私の体は私だけのものではない、と純粋さの危うさが、今の私に響いた。以前、読んでいた時と私の着眼点が異なっていて、その変化を発見出来たのも良かった。

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    2025年07月27日
  • 日本が心配

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    まったく予備知識なく養老先生&タイトルだけで手にした本。まさかの地震本でした笑
    災害はもうどうしようもなく、なるようにしかならないと思うが、養老先生が南海トラフ地震発生の後の日本がどうなるか、そこまでは生きていたいというその思いに凄い人だなと改めて感じ入った

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    2025年07月27日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    養老先生とヤマザキマリさんの対談本。ヤマザキさんの多彩な才能と養老先生の深い考察が光る内容でした。対談本としてはよく練れた作品と思います

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    2025年07月27日
  • 脳は耳で感動する

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    ネタバレ

    ★感想
    バランス、リズム、円、生きる力とは。
    それぞれのキーワードは点だが、
    人との関わり(自分の捉え方、互いが楽、楽しい生活など)、
    授業づくり等において、つながる感覚。
    ちょっと長いけれど、やっぱり読書はいい。

    ★好き 引用 一部変更
    ・作曲の胆も閃きにあらず
    P80 久石氏 いい音楽と悪い音楽はどこでわかれるんですか。
    養老氏 いいといわれるものには「持続的である」という要素が入ってくることでしょう。その場限りのものはやっぱりよくない。どのくらい尾を引くか、というところが大事なんじゃないかな。(聴く側にとって、脳みその中で、ピンボールがあっちこっちに跳ね返る感じ)
    久石氏 (作曲の仕事

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    2025年07月27日