養老孟司のレビュー一覧

  • 耳で考える ――脳は名曲を欲する

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    解剖学者の養老孟司と作曲家の久石譲の対談。
    都会では人々は脳化しているそうで、田舎に参勤交代しようと言っています。ほかにもためになることをたくさん話しているので、お勧めです。ホイヘンスの振り子時計の話もおもしろいし、新書なのに読みやすい点も良いです。

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    2009年11月30日
  • 耳で考える ――脳は名曲を欲する

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    おもしろい!!
    色々な身の回りの事柄が、音楽や脳科学や体のつくりに絡めてあって、
    へー!!っていう新しい発見がいっぱいあった。
    養老孟司みたいに、もっとどっしりと構えて、ちょっとした世界の変化になんか負けないくらい客観的に物事をとらえられたら、楽しいやろうなーって思った。

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    2009年11月03日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    博識な二人の対談形式。

    世の中の色々な社会問題に対して二人の見解に触れられる一冊です。

    仮説をしっかりと立て、それに対して図や資料を使って分析し、立証しているし、
    仮説自体もおもしろく思慮深さを感じることができる一冊です。
    普段の新聞やテレビの出来事を深く掘り下げて世の中の問題に対面している二人はとてもかっこいい。

    もっともっと勉強しようと思える一冊です。

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    2009年10月09日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    p116『なにかを一生懸命に、素人が子どものために、ひたすらやってくれたんです。つまりそれです。無償の行為とは。見ているのは、おそらく神様だけです。それも、見ているかどうか、神様はめったにでてきませんから、わかりませんな。』
    p124『常識は実は意識されずに変わります。だから老人は気がつかないで時代遅れになるし、若者は無意識に変わっているから、その説明が十分には出来ません。それが世代のズレです。』『知るということは、本質としての自分も代わるということです。それを大げさに表現するなら、自分が別人になる。若い世代には、その感覚が全く消えたということでしょう。自分という確固とした実在があって、それに知識が積み重なっていく。それはコンピュータの中にデータが蓄積されるのに等しい。』
    p138君子は豹変す――新しい自分が生まれる『君子は豹変するんです。ままで気づかなかったことを学べば、ガラッと考えが変わる。それでいいのです。』『学問をするということは、いわば目からウロコが落ちることです。自分がガラッと変わると、どうなるか。それまでの自分は、いったい何を考えていたんだと思うようになる。前の自分がいなくなる、たとえていえば「死ぬ」わけです。』
    p142『ホスピスで上手に死ねる人とは、どういう人か、というのです。そのときそのときを楽しんで、懸命に生きている人だというのです。』
    p145『心に個性があったら、どうなるか、まじめに考えてみたことがありますか。   心とはなにかといえば、共通性そのものです。なぜなら私とあなたで、日本語が共通しています。共通しているから、こうやって話して、あなたがそれを理解します。』
    p149『でも自分が考えている理由と、真の理由が違っていることは、人間にはいくらでもあります。』

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    2009年10月04日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    理科系の視点として「モノ」から物流、歴史、環境問題を論じようという養老氏の試みにより出版された本。
    人間の感情や、思想から行動が起こるのではなく、全ての事象は「モノ」に起因するという信念を養老氏は持っているというが、随所に前者の文系的視点での議論もあり、「モノ」だけで議論することの難しさを感じる。

    好き勝手に喋っている対談なので、逆に読みやすい。

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    2009年10月04日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    物事のうわべだけを見て分かったつもりになってる。今の日本にはそういう人ばかりいる。 もっと物事の本質を見抜く「ものの見方・考え方」を身に着けておかないと、この先大変ですよ。 という感じの内容です。 読んでると、自分の中の「バカの壁」に気づかされ、目が開いて行く心地がしました。

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    2013年03月16日
  • 読まない力

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    雑誌の時評をそのまま載せた本。愚痴っぽい部分が軽くて読みやすい。
    色々な事件や出来事に対して著者の思った事がストレートに書かれている。

    ただし、その内容が正しいのか、間違っているのかは分からない。
    判断は読者に委ねられている。

    言葉や文字は過去の産物であり、常に現在の状況と比較し判断しなければならない。疑いを持ちながら行う一連の流れを、著者の養老さんは望んでいるのではないかと思う。

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    2009年10月04日
  • ぼちぼち結論

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    世の中何億人と人がいるので、既出の考え方も幾つかはあるかもしれません。
    (更に時評であるため、論理の展開に時間軸がある)
    しかしそれを考慮したとしても、話が全て綺麗にまとまっており、読み応えがあります。

    日本で話題になった事件について書いていますが、大半が虫の話や大学時代の話から始まります。
    日常のありふれた話題からさりげなく本題に持っていけるのだから、やはり養老さんは凄いです。

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    2009年10月04日
  • からだを読む

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    全体的に満足ですけど、特に舌、口、喉あたりの章がすっごい面白かった!鏡を片手に読みましたよ。自分の物を食べながら読んだときもあって、そのときは舌の動きを意識しながら食べましたよ。養老さんがやってみろ、と言うことはやってみましたよ。私も人間の体はよくできてるな〜とか思っていたタチなんで、気道と食道について指摘されたときはショックを・・。でも、だからこそ喋れるのであって・・・よくできている、とは思わなくなったけれど、やっぱり人間の体は面白い。それに養老さんも面白い。彼のアフォリズムに口がニヤニヤしてしまった。「口惜しかったら、ツバを飲みながら息をしてごらんなさい。君がブタならそれは可能だが、君がヒトなら不可能である。」とか、マジ笑った。わからないものはわからない、とハッキリと言ってくれるのも好き。調べたくとも時間がない、とまで言っちゃっている。もちろん専門用語などは読んでるときは覚えようと思っても、数日後には忘れてしまう。解剖学を学ぶ学生すら、一度や二度では覚えられない。それでも、生きていくうえで、最大のパートナーである自分の体をちゃんと見つめてみようと思える。それに、人間を解剖しようとした理由が「言葉」に対する執着からだというのにはビックリした。もう、本当に学んだことが多かった一冊でした。

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    2009年10月07日
  • 自分の頭と身体で考える

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    ・視点の同時並行処理と支点の複数あること(支点を消すこと)の自由
    ・丹田に支点を置くと全身がうまく強調的に動いてくれる
    ・その人がその人であり続けるのは美意識
    ・都市化してくると起こる出来事が人間のせい意外考えられなくなってくる
    ・日本語の特殊性(意味の二重性)。日本人として暮らす方が芸がいる
    ・効率のいい動きは安易な動きを一度解体して再構築すること
    ・研究法、稽古方は何を不自由にして、何をやりやすくするかという設計

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    2009年10月04日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    社会の変化の表層を追いかけている。いつでも足元がグラグラと不安定だ。
    養老先生は現代社会のさまざまな課題を概念ではなく具体的なモノやデータに即して考えれば本質が見えてくると言う。ダム行政に手腕を発揮してきた国土交通省河川局長との対談や農業経済学者との鼎談で見えてくる事象に、そうだったのか!!と胸に手を当ててしまった。

    あの昭和天皇は「先の日米戦争は油(石油)で始まり油で終わった」とか「雑草という草はない」など自然科学者として健全な精神を持っていたとの部分も記憶に残る。
    日本の環境や食料、エネルギーについてきちんとした視点を持つことを学んだ。

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    2009年10月07日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    個人的に最も尊敬する養老孟司氏の著書。

    物事の本質の見方、捉え方が凄い!!

    是非皆さんも読んで下さい。

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    2009年10月04日
  • 無思想の発見

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    日本の風土と伝統が生んだ「無思想という思想」を解剖20年経験の著者が語る読み応えのある一冊。(07/10/5)

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    2009年10月04日
  • 涼しい脳味噌

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    初めて養老さんの本を読んだけど、考え方や意見に共感できたり、なるほど〜って思ったり、けっこう前の本なのに、あ〜あの人体の不思議展の標本たちはこんな前から〜そりゃそうか〜みたいになったり、とても自分の頭の中がスッキリするというか、不安なことが減るというか…うまくいえないけど私は好きです☆

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    2009年10月04日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    本当は『バカの壁』を買おうと思って行ったら、こっちの方が面白くて結局、こっちを買ってしまいました(笑)
    「個性」とは何か?教育とは何か?を独特の視点でもって語られています。
    「個性」について考えてみたい人はぜひv

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    2009年10月04日
  • 無思想の発見

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    無思想の思想とは、相対的バランスの上にある思想であるように思える。絶対を認めてしまうと、そこから演繹的に「思想」が導かれてしまう。絶対を求める「意識」と相対的関係性を基本とする「感覚」の相克が面白く書かれている。唯脳論から一歩踏み出した著作。

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    2009年10月07日
  • 無思想の発見

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    そう、僕も「無思想という思想」の持ち主なのであります。
    養老せんせいの本ってその深さがどうも計り知れません。いつも理解しきれない感じが残る。どうやらまだまだ僕には人生経験が足りないようです。

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    2009年10月04日
  • からだを読む

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    養老さんの新書の中で一番面白かった。からだを解説しつつ、だから人間はこういう風にしかふるまえないんだなぁとということが学べる。

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    2009年10月04日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    相変わらず、養老先生節が堪能できます(笑)
    この本のキーワードは「都市」なのかなぁと思います。教育論の本として読み始めたつもりなのですが、詠み進める内にやや方向性が予想していたよりも違ってきました。
    「ああすれば、こうなる」。この何気ない言葉が、この本を通してとても痛感できたような気がします。「都市は意識の世界だ」なんて難しく聞こえるけれど、この本を読み進めていると、なぜかとてもよく分かる。それはやはり、僕という人間そのものに共鳴するからだと思います。逆さメガネ、あなたもかけてみませんか?

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    2009年10月04日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    ネタバレ

    養老先生の知人が、同じ部屋で働いているのにメールで報告してくる若者に不満を持つ話題で、養老先生と伊集院光さんのやりとりが興味深かった。

    養老先生『つまり「われわれ人間は何か」というと、もはやノイズなんですよ。不潔で猥雑で意味不明だから、そういう存在はないほうがいい。だから最近は結婚もしないのかもしれませんね。なにしろ現物はノイズの塊なんだから。』

    伊集院さん『 情報部分以外は、関わりたくないということですね。』

    私は若者ではないが、メールで済ませられるならメールで報告したい。なぜ電話よりメールの方がいいと思うのか、ようやく理解できた。

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    2026年09月30日