養老孟司のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ・現在は「ああすればこうなる」と思いすぎている社会。ああしてもこうならないのが自然。ああすればこうなるのは人間が作った「都市」だけ。日本はすべてが「都市」化されている。
・子供=自然だから、ああしてもこうならない。それがまちがいである、悪であるとされる社会だから子供が生きにくい。育ちにくい。そうしているのは大人、都市である。
・本当に個性が宿っているのは身体である。思想、心なんていうのはそんなにオリジナリティなんてないものである。だからこそ、他人に共感できる。身体=自然だけれど、心=人工なのである。
そんなことがまるで都々逸のような、老人の繰り言のような調子で書かれています。
少し前、オウム -
Posted by ブクログ
養老孟司氏と元国土交通省竹村河川局長との対談形式の本である。
幼年期を少国民と過ごされた方らしいコメントがほんの少し目に入るが、
意図的に読み飛ばす。情報は多く入手し吟味する。
以下に備忘録を掲載。
<石油>
・アメリカの自由経済は原油価格を一定にするに限りの自由:無限にオイルを供給することが条件
・1965年に油田の発見がピークであり、ゆえに石油の供給ピークは現在。
・アメリカは第二次世界大戦頃まではダントツで石油産出国だったが60年代から輸入国になる。
・肺がんを引き起こすのは煙草ではなく、車等の公害が主因。
・排出権は炭酸ガス規制上で成立する商売
・アメリカのエネルギー問題は解決が難し -
Posted by ブクログ
p116『なにかを一生懸命に、素人が子どものために、ひたすらやってくれたんです。つまりそれです。無償の行為とは。見ているのは、おそらく神様だけです。それも、見ているかどうか、神様はめったにでてきませんから、わかりませんな。』
p124『常識は実は意識されずに変わります。だから老人は気がつかないで時代遅れになるし、若者は無意識に変わっているから、その説明が十分には出来ません。それが世代のズレです。』『知るということは、本質としての自分も代わるということです。それを大げさに表現するなら、自分が別人になる。若い世代には、その感覚が全く消えたということでしょう。自分という確固とした実在があって、それに