自分を生ききる -日本のがん治療と死生観-

自分を生ききる -日本のがん治療と死生観-

770円 (税込)

3pt

5.0

「がん」の心構えと医療の現状がよくわかる。

医療技術が高度に進歩していても、人が死ぬということは必定です。しかし、現代社会ではこのことを自然なことと受け止めにくくなっています。この「どのように生き、どのように死ぬのか」という個人テーマに、医療はどのように関わっているのでしょうか? 現在、日本では、約3人に1人ががんで死亡しています。本書は、BSジャパンの同タイトル番組を元に、『バカの壁』『死の壁』で話題の養老孟司氏と東大附属病院で緩和ケア診療を立ち上げた中川恵一氏の対談を中心に、日本におけるがんを主とした緩和医療を考察し、それを通して「人間らしく生きるために必要な死生観」や「生きている間をどう生き抜くのか」を考える本です。

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自分を生ききる -日本のがん治療と死生観- のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これを読んだのは、だいぶ若いときだった。だから、がんについてあまり考えたことがなかったし、非常につらい病気だと思っていた。でも、本書を読んで、考え方が変わった。
    まず、日本にはモルヒネに対する強い偏見がある。モルヒネは血液中に入ると危険だが、口から飲む分には安全である。これでがんの苦しみのほとんどは

    0
    2019年01月30日

    Posted by ブクログ

    がんになる可能性50%、
    身近にがん患者を持つ確率は多分100%。
    そんな時代に、がんを怖がること無く、どのようにとらえるべきか、
    癌が身近に起きる前に読んでおきたい1冊。

    0
    2012年12月01日

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