谷川俊太郎のレビュー一覧

  • マザー・グース1

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    滑稽で奇妙でたまにわけが分からないものもあり、妙に奥が深い。ヒマなときにぱらぱら捲って想像を膨らませるのが楽しいです。不思議の国のアリスが好きならぜひどうぞ。

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    2009年10月04日
  • あなたはそこに

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    最近、うるうるした一冊(TT)
    谷川俊太郎氏と田中渉氏(『天国の本屋』の絵と構成を担当)のコラボレーションによる絵本のような、詩のような、恋愛小説のような短編。

    「本当の出会いに別れはない」というフレーズが全てを物語っている、あたたかくて、せつなくて、やわらかな、大人の恋物語。

    出逢いには別れが対になっているものだけど、別れのない出逢いにめぐり合えた人は、それだけで、とても幸せな人生だと、思う。

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    2009年10月04日
  • 悩んだときに元気が出るスヌーピー

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    悩みを解消するわけでは無いところがポイントである。あくまで、その悩みを受け入れてなお、少しだけ前向きになれる本だと思う。

    ちなみに、英語の勉強にはかなり良い。少し皮肉やユーモアの効いた返しを身につけられる。ここまで読みましたね。はい、5セント頂きます。

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    2026年03月31日
  • ベージュ(新潮文庫)

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    ベージュが米寿であったことに、読後あとがきで気付いた
    歳を重ねて尚、むしろだからこそ力まず、やわらかな眼差しで谷川さんが見つめた世界のものごと
    詩と言葉についての数作が特にお気に入り

    しるしをつけたもの
    ・その午後
    ・顔は蓋
    ・色即是空のスペクトラム
    ・詩の捧げ物

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    2026年03月26日
  • えをかく 新版

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    最初に地面を描くところから始まって、思いつくままに描いていく。自由に描くことが楽しいことと教えてくれているかのよう。途中の死にかけた男だけ、なぜ?と思える違和感。

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    2026年03月24日
  • 迷いを手放すスヌーピー~大切なことに気づく禅の言葉~

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    ピーナッツの世界を禅の視点で読み解いている本。
    禅の言葉は全く知らないけど、こんな状況を表現する言葉があったのか!と新鮮であっという間に読み終えました。

    『一花開世界起』
    たった一つの言葉が、相手の心を温かくする
    『不動心』
    心が揺れない事ではなく、揺れてもすぐに慈悲という中心点に戻る力

    この二つの言葉が、特に印象的でした!

    ピーナッツのコミックも言葉と共に掲載されているので、スヌーピーは、知ってるけどピーナッツのコミックは読んだ事ない人にもオススメです!

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    2026年03月22日
  • すきが いっぱい

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    谷川俊太郎さんと西加奈子さん
    による往復書簡。

    谷川俊太郎さんの詩は読んでいて
    どこか心地が良い感じがしたのだけど、
    西加奈子さんのほうがダメだった。
    全然合わない…。

    だけど…
    西加奈子さんのイラストは素敵でした。

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    2026年03月14日
  • 詩を書くということ 日常と宇宙と

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    思い出したのは、学生時代どこかで聞いた言葉「科学で説明できないことを考えるのが文系の役割である。」
    文系理系を区別することが今や適切かどうかということはさておき、理系の方が社会に役立つという考えを高校ではよく聞いた。科学の発展によって世界のあらゆることが解明されてきた。生活は便利になり、もので溢れ、街は豊かになった。数十年前まで治せなかった病が治せるようになった。全て科学の賜物である。
    だが一方で、争いは続いている。貧富の差も広がり、分断が起きている。寛容さが無くなり、平気で人を傷つける言葉を吐く人もいる。武器やSNSなど、科学がその一因になっている。

    ビッグバンによって宇宙ができてもしばら

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    2026年03月12日
  • 茨木のり子詩集

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    本書は、詩人・谷川俊太郎氏が茨木のり子の膨大な作品群から精選して編んだ一冊である。

    彼女の作品には、昭和という時代を凛として生き抜いた「すがすがしい格好良さ」が満ちている。鋭利で歯切れの良い言葉もあれば、静謐で素直な言葉もあり、それらが真っ直ぐに心に染みてくる。

    私は、彼女の詩には「経験」が深く染み込んでいると感じた。だからこそ、今の自分に強く響く一篇もあれば、まだ遠く感じられる作品もある。

    きっと私自身の経験が重なり、茨木さんの歩みに近づいたとき、これまでとは違う響きで届く言葉があるのだろう。その日を楽しみに、これからも折に触れてページをめくっていきたい。

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    2026年02月15日
  • 詩の誕生

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    “戦後日本を代表する”といっていい2人の詩人(大岡信、谷川俊太郎 ともに当時40代)による“対話”。1975年の2月から3月にかけて、3回行われた対話を活字にしたもの。

    コップについて書いた二人の詩を比べるくだり(p.115~128)は面白い。“きちんと物が見えるように書く”のが谷川の詩、“はじめは物を見ているように書きだしても、決して物自体には到達しない”のが大岡の詩。

    そして、その前にあるくだり(p.105~108)。外国詩の翻訳・輸入における失敗(“日本語ではとうてい詩として成立しないようなものをそのまま日本語にして、これが詩ですといった傾きがある”(p.105)や、マザー・グースの

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    2026年02月15日
  • ありがとう

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    命の根源から響く「ありがとう」の連鎖
    作品名:『ありがとう』
    文:谷川 俊太郎
    絵:いがらし みちこ
    出版社:講談社
    初版発行日:2005年9月27日
    【レビュー本文】
    日本を代表する詩人・谷川俊太郎さんのシンプルながらも奥深い言葉に、いがらしみちこさんの繊細で温かみのある絵が寄り添う、心に深く染み入る一冊です。
    物語は空、地、海、そして自分自身へと「ありがとう」が次々に連鎖していきます。単なる日常の挨拶としての言葉ではなく、自分を取り巻く万物が互いに響き合い、私たちがこの世界に生かされていることそのものを祝福するような、深い肯定感に満ちています。
    対象年齢は3歳・4歳からとなっていますが、大

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    2026年02月13日
  • ひとりでこの世に

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    2024年に谷川さんが亡くなってからも、詩集は出版されていて、これもその一冊です。でも、こんな詩を作る人はもういないんだなあ、という寂しさも感じます。一篇を転記します。

    (ここからあそこへ)

    ここからあそこへまっしぐら
    こうそくどうろはべんりだね
    あたまはからっぽはしるだけ

    ここからどこへいこうかな
    どろみちくねくねたのしいな
    そらもとんぼもいしころも
    かぜもちずにはのってない

    かんがえることはあるくこと
    あたまごちゃごちゃたちどまり
    さわって かいで みて きいて
    こころをせかいにむすぶこと

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    2026年02月12日
  • 谷川俊太郎てのひらの詩集 ベスト190

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    子供の心から、お年寄りの気持ちまで。細部から宇宙まで。ちょっと難しいものから、笑ってしまうものまで。瑞々しい言葉の世界。多様なこの世界。
    「こころの色」の中の「きれいな色にこころをそめたい」や、「自分をはぐくむ」の「あなたを導くのは ほかでもないあなた自身」に共感した。

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    2026年02月09日
  • その世とこの世

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    すごい幸せな往復書簡
    あんまり谷川俊太郎の詩って触れてこなかったんだけた、ずっとなんかいいなってやりとりだった

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    2026年02月06日
  • 虚空へ(新潮文庫)

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    十四行詩が88篇、短く紡がれた谷川俊太郎さん生前最後の詩集です。
    じんわり浸透して、すみずみに行き渡っていくような言葉の連なりだった。
    言葉が落としたものを詩は拾う。

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    2026年02月02日
  • すきが いっぱい

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    谷川俊太郎さんと西加奈子さんが交互に綴る詩の絵本。
    谷川俊太郎さんってやっぱりすごいんだなと思った。
    西加奈子さんの詩を全て包んでしまうのが谷川俊太郎さんの詩だった。
    生きている年齢が違うんだから当たり前だけど深さが違った。

    この切り絵のような絵は西加奈子さんが描いたそうだが私にはちょっぴりホラーちっくに見えてしまって。
    西加奈子さんごめんなさい。

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    2026年02月01日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    谷川俊太郎といえば、国語や音楽の授業で詩を読んだ程度でしたので、さわやかな詩を書くイメージでしたが、イメージががらっと変わりました。男女の生々しいやりとり、戦争の残酷さ、、、。
    読解力がなく、何を言っているのか分からない詩もあったのですが(すいません)谷川俊太郎ワールドにたくさん触れることのできる本でした。

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    2026年01月25日
  • 夜のミッキー・マウス

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    ネタバレ

    夜のミッキー・マウスは
    裏の谷川俊太郎氏がにじみ出ている1冊。
    いろいろな意味で「生」が型にはまらず突き抜けていると感じました。
    ちょっと電車の中で隣の男性のスポーツ新聞の漫画を盗み見したような。興味があるのだけれど恥ずかしいし、見たことを誰かに見られてしまい更に恥ずかしくなってしまったような気になりました。

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    2026年01月23日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    ユング心理学者・河合隼雄と詩人・谷川俊太郎の対談。どちらもその道の第一人者だけあり、非常に高い次元の会話がなされている様子。何のことやらと思いながらただページを捲るだけでもそれなりに楽しい。

    一方で、肝心のユング心理学についての「講義」は禅問答のようでさっぱり。
    カウンセリングの実際についてかなり詳しく述べていたが、分析家は何もしないのが一番いいとか極力意見を述べないようにするとかで、結局何をする仕事なのかちっとも分からなかった。

    万事こんな具合で、読む前よりも余計に分からなくなったような気すらするわけだが、不思議なことにこの本を読んでからというもの、朝起きてその日に見た夢を覚えているよう

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    2025年12月29日
  • ひとりでこの世に

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    谷川先生の詩をみていると、とても深いようで、そうでないようで、そんなことどうでもよく。
    読んでいて、不思議な気持ちになる。

    また小さい頃の回想だろうか、車窓から見えた目まぐるしく変わる景色は、私のなかにある何か昔の記憶を蘇らせてくれたような感覚になった。

    『かくれんぼ』と『死んでから』という詩がとても印象に残りました。

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    2025年12月16日