茨木のり子詩集

茨木のり子詩集

770円 (税込)

3pt

青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の、くやしさと、それゆえの、未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる、主張のある詩、論理の詩。ときには初々しく震え、またときには凛として顔を上げる。素直な表現で、人を励まし奮い立たせてくれる、「現代詩の長女」茨木のり子のエッセンス。(対談=大岡信、解説=小池昌代)

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茨木のり子詩集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月27日

    わたしが一番きれいだったとき、や、自分の感受性くらい、は知っていたけど茨木のり子さんの作品をこんなに読んだことがなかったので、そのハードルの低さに驚きました。
    詩は読みやすいようで読みにくい、自分の解釈能力に自信がなかったけれど、茨木のり子さんの詩は小説を読んでいるようにさらさらと自分の中に流れてき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月03日

    【その人の気圧のなかでしか 生きられぬ言葉もある】(文中より引用)

    「わたしが一番きれいだったとき」等で知られる詩人の茨城のり子。同じく詩人の谷川俊太郎が、彼女の珠玉の作品を選んで編み上げた詩集です。

    詩を読むのも数年ぶりだったんですが、思った以上に抵抗感がなかったのは(こう言ってしまうと言葉を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月18日

    普段、現代詩はほとんど読んでこなかったのですが、谷川俊太郎選出にかかる茨木のり子さんの詩集、のめり込むようにして読んでしまいました。大岡信さんとの対談もいいですね。

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    Posted by ブクログ 2022年09月08日

    出会いは中学生だったか。
    それから何度も助けられてきた。
    久しぶりに読み返して…
    倚りかからず 最高。

    ・自分の感受性くらい
    ・倚りかからず
    ・マザーテレサの瞳
    ・私が一番きれいだったとき
    ・一人のひと
    ・もっと強く
    ・言いたくない言葉
    ・二人の左官屋
    ・落ちこぼれ

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    Posted by ブクログ 2022年08月22日

    はじめて詩集を読んだ。冒険したい世界がまたひとつ増えた。

    【お気に入りメモ】
    ・小さな娘が思ったこと
    ・りゅうりぇんれんの物語
    ・首吊り
    ・言いたくない言葉
    ・くりかえしのうた
    ・自分の感受性くらい
    ・冷えたビール
    ・一人は賑やか
    ・総督府へ行ってくる
    ・なれる

     一人でいるとき淋しいやつが
     ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月07日

    かつては、茨木のり子と言えば「自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ」
    に強く惹かれたけれど・・・
    あらためて読み返してみたら、やっぱり印象が変わってきている。

    「歳月」や「古歌」が、しみみじと良い。

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    Posted by ブクログ 2022年03月25日

    詩集って読むの初めてで、難しいかなって思ってたけど、読みやすかった!
    その日の気分とかで感じ方が違くて、自分と向き合える素敵な本。
    自分の感受性くらい っていう詩が好き

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    Posted by ブクログ 2021年01月26日

    どの詩を読んでも心にしみる。日本語を大事にした人。当然詩人だから特に大事にしたのですね。それと同じぐらい隣国の言葉も大事にしたのですね。その事をこころしなくてはいけない。

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    Posted by ブクログ 2020年06月13日

    美術工芸家の場合、縄文型と弥生型の2つに分かれるように、詩人には、古今和歌集型と万葉集型がいて、ほとんどがその2つに分類できる。という対談の中の茨木さんのお話が面白かった。

    好きな詩
    ・ぎらりと光るダイヤのような日
    ・怒るときと許すとき
    ・花の名
    ・言いたくない言葉
    ・兄弟
    ・居酒屋にて
    ・知
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月09日

    わたしたちは準備することをやめないだろう
    本当の死と 生と 共感のために。

    この人が好きだ!
    飾り立てず、大きく見せようとせず、逃げない。
    詩集はどれを読んだらいいか、と詳しい人に聞いておススメしてもらった。自分の感受性くらい、しかろくに知らなかった。

    女たちは本音を折りたたむ
    扉を閉じるように...続きを読む

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