【感想・ネタバレ】谷川俊太郎詩集 たったいまのレビュー

あらすじ

青い鳥文庫はじめての詩集です。教科書でも子どもたちにおなじみの詩人・谷川俊太郎さん。その膨大な作品のなかから、37編を選び、新作も収録します。子どもたちに、日々の生活なのなかで好きな作品を楽しんでもらえたらと思います。心が大きく成長する子どもたちに、つらい気持ちに寄り添ったり、大人の本音を明かしたり、社会への疑問を問いかけたり、世界平和を考えたりする詩を届けます。流れていく時間を止めようとせず大人の世界の扉を開けることをためらわないで、というメッセージを込めています。谷川俊太郎の世界観を表現する広瀬弦さんの絵も美しく、心が静かになります。

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Posted by ブクログ

谷川俊太郎さんの児童向けの詩のアンソロジーですね。
絵は、広瀬弦さんが挿絵をプレゼントされています。
 三十八篇の詩が、収められています。

      「こころの色」

  私がなにを思ってきたか
  それがいまの私をつくっている
  あなたがなにを考えてきたか
  それがいまのあなたそのもの

  世界はみんなのこころで決まる
  世界はみんなのこころで変わる

  あかんぼうのこころは白紙
  大きくなると色にそまる
  私のこころはどんな色?
  きれいな色にこころをそめたい

  きれいな色ならきっと幸せ
  すきとおっていればもっと幸せ

      「私たちの星」

  はだしで踏みしめることの出来る星
  土の星

  夜もいい匂いでいっぱいの星
  花の星

  ひとしずくの露がやがて海へと育つ星
  水の星

  道ばたにクサイチゴがかくれている星
  おいしい星

  遠くから歌声の聞こえてくる星
  風の星

  さまざまな言葉が同じ喜びと悲しみを語る星
  愛の星

        「ありがとう」

  空 ありがとう
  今日も私の上にいてくれて
  曇っていても分かるよ
  宇宙へと青くひろがっているのが

  花 ありがとう
  今日も咲いていてくれて
  明日は散ってしまうかもしれない
  でも匂いも色ももう私の一部

  お母さん ありがとう
  私を生んでくれて
  口に出すのは照れくさいから
  一度っきりしか言わないけれど

  でも誰だろう 何だろう
  私に私をくれたのは?
  限りない世界に向かって私は呟く
  私 ありがとう

 少し、子供さんには難しい詩もありますけれど、考えながら感じながら、読んで欲しい素敵な詩集ですね(=^・^=)
  

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

社会的コミュニティでの役目を仰せつかり、ここしばらく忙しくしておりました。焦りも、不満もチラリ・・・そんな私を救ってくれた一冊です。
どのページを開いても、どの言葉も宝石のように、輝いています。88ページ(なんだか運命的な割り付け、と、私だけが思う)の『ありがとう』の抜粋です。
『空 ありがとう
日も私の上にいてくれて
曇っていても分かるよ
宇宙へと青く広がっているのが』
私の、この心の状態とのタイミングですね、
泣けました。
生きていることの有り難さとか、
感謝の心とか、言葉の中にある『想い』や
『心』に気がつかなければ、見過ごしてしまうことなのだと思います。
いのちの愛おしさ、生きていることの喜びを
俊太郎さんの詩には、溢れています。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

何度も読みたくなる詩が多数収録。

「春に」「いるか」「うそ」「はくしゃくふじん」など、想像が膨らむものから、音として面白いものまであるので、おすすめです。

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2023年03月10日

Posted by ブクログ

深く静かな澄んだ世界
ジュニア向けですが詩の意味はとても深いです
驕りもなく自らを問うて生きる
人を貶したり争うより自らの内面と向き合う時間

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2025年07月01日

Posted by ブクログ

小学中級程度からの子どもたちに向けられた青い鳥文庫はじめての詩集。
「かっぱ」「いるか」など子どもたちに人気の作品から、「たったいま」や「生きる」など大人も深く考える作品まで、この本のために書き下ろした「何か」で締めくくられるまで37編の詩を
広瀬弦さんの可愛いイラストと共に大人でも充分に楽しめます
とても疲れていても本を読んで心豊かに、ほっとしたい時にも向いていると思います。

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2023年04月25日

Posted by ブクログ

作品によって一人称が変わるのだが、なぜこの詩にこの一人称を選んだのだろうという疑問が残る。例えば「ひとり」という詩。鬱々とした状況にある(おそらく若い女性)が、両親からの慰めや励ましを疎んでひとりになりたいと思い詰める作品だが、なぜ設定を若い女性にしたのだろうか。それから「捨てたい」という作品も。

男性が女性に代弁させる場合、または逆の場合も、そこには何かしらの意図や思い入れがあると思う。特に男性作者の場合、どの媒体でもそうだが、若い女性に代弁させようとする傾向がある。そこにはある種の憧れや願望、あるいは偏見が含まれているように感じる。

話は変わるが、「春に」が谷川俊太郎の作詞だったことを初めて知った。中学生の時に合唱で歌ったなぁ。

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2025年07月25日

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