谷川俊太郎のレビュー一覧

  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    思わずくしゃみしてしまう「二十億光年の孤独」をはじめ、17冊の著作と未刊詩篇より選ばれた滋養あふれる詩の数々。

    “親しい風景たちの中でさえ、世界の豊かさは難解だ”

    そう書いているけれど、俊太郎さんの言葉はまるでそれを解きほぐしているよう。

    “いきているということ”は昔も今も変わらず心の琴線に触れる詩。

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    2016年02月29日
  • A Peanuts Book featuring SNOOPY for School Children スヌーピーのスクールデイズ

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    スヌーピーの漫画ってずっと気になってるんです。
    これは抜粋みたいな感じだけど、いつかちゃんとしたやつも読んでみたい。

    くすりと笑える漫画の数々でした。スヌーピーとウッドストックがかわいい。

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    2014年07月21日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    1979年初版発行の本です。
    もう35年も前ですが、今読んでも面白いです。

    ざっくりとしてわかりやすく、
    河合さんがご自身のしている心理療法のベースとなる
    ユングの考えや経験、ご自身の所見などを語っていきます。
    谷川さんはあくまでわき役として、質問を投げかけていきます。

    これは!と思ったところを引用すると、

    ___

    谷川:普通の人間は、その自己治癒能力ですか、それを不断に働かせているわけですね。

    河合:普通は、それが適当にうまく働いているわけです。
       だから深く悩むこともなく深く治ることもなく、みんな生きているわけでしょう。
       いわば普通の人間は自分で自分なりの治療行為をして

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    2014年06月08日
  • ぺ

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    まさかのショートショート集。詩集じゃない谷川俊太郎さんが新鮮。

    詩人だけあって、言葉を面白く使っているのです。

    何かよくわからない「ぺ」の説明から始まり、花という死体、高所恐怖症の詩人の恐怖、電子計算機への信頼、愛し合う老夫婦、etc

    星新一に引けを取らない奇抜さと、何処か詩的な言葉のセンスがたまらなく好き。

    詩集はあまり読まないという人にも手にとって欲しい。

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    2014年02月24日
  • 夜のミッキー・マウス

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    「二十億光年の孤独」や「朝のリレー」で谷川俊太郎が好きになり、友人に貸してもらった。いちばん惹かれたのはやはり「なんでもおまんこ」。なんで死にてえのかなあ…

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    2013年12月15日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    これも「ユング心理学」と並行して読み進めました。谷川俊太郎との対談の中でユング心理学と解きほぐしている。

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    2013年10月16日
  • 夜のミッキー・マウス

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    タイトルに惹かれて読んだけど、谷川俊太郎ってこんなブラックな詩も書くんだね!普通に良かった。たまには詩集もいいね。2011/022

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    2013年09月13日
  • 谷川俊太郎詩選集 3

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    子ども向けのものから散文詩まで、様々な詩が集められた一冊。特に最後のインタビューは、研究したい人は必読。

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    2013年08月16日
  • 夜のミッキー・マウス

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    タイトルがそそりますねぇ。

    果てのない恋しさを美しいものにかえてくるような、癒しの詩集なのでした。

    しりあがり寿さんの解説がかわいい

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    2013年05月31日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    普段は詩は読まないが小学校のころ谷川さんの詩を習い興味を持っていたので読んでみた。
    p137除名、p146くり返す、p204生きる、p222ほほえみがお気に入りになった。
    谷川さんの詩は生死について内容の重いのものから言葉遊びまでバリエーションが豊富だった。

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    2012年11月11日
  • 絵本 [復刻普及版]

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    久々谷川さん。

    谷川さんの詩と、谷川さんが撮られた写真で構成される。詩ももちろんなんだけれど、写真が一枚一枚ステキだった。主に手の構図が多いけれども、人の重みというか、生が感じられる。

    「誰でも」と「空」がこの中では好きかな。

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    2012年12月19日
  • マザー・グース2

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    1と比べて子供向けからやや離れてきた?当時の差別的な唄や実際の事件を揶揄したものも数点あり(それも割りと血生臭い感じで)風刺的な感じが良いかも。それにしても殺すだの死ぬだのストレートだなぁ…。例え謎々だとしても。

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    2012年10月31日
  • 夜のミッキー・マウス

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    ネタバレ

    う~ん面白い!夜の雰囲気。
    シュールな詩も読み返すほどに深みを増す。田舎道のど真ん中の扉を開ければ星空のはじっこに出られるとか、日々の細部にビッグバンに連なるものを探すとか、いちいちツボで困る。解説もすごく良かった。
    「あのひとが来て」「忘れること」「ひとつまみの塩」あたりの感覚いいな。

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    2012年10月16日
  • 谷川俊太郎詩選集 3

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    クレーは言葉よりもっと奥深くをみつめている。それらは言葉になる以前のイメージ、あるいは言葉によってではなく、イメージによって秩序を与えられた世界である。

    言葉によって感染した病いは言葉によって免疫するしかない。

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    2012年08月13日
  • 谷川俊太郎詩選集 2

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    なかなか良かった。
    谷川俊太郎は日本人が詩人で知っている名を挙げる場合に一番よく出てくる日本人の詩人である事を高橋源一郎の解説で知った。

    詩が死に親しむことで生へと向かうものであることを、少しずつ私は信じ始めている。

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    2012年08月13日
  • 悩んだときに元気が出るスヌーピー

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    数ある名作『ピーナッツ』作品群から、
    香山リカ氏が精神科医目線で Don't mind とでもいうように
    チョイスした選集。
    ――といった企画を無視して読んでも、やっぱりジンワリ面白い。
    ルーシーがレモネードスタンドを利用して開設する「お悩み相談室」が
    メチャクチャ相談者を突き放しているのが笑える。

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    2012年07月11日
  • にじいろの さかな うみの そこの ぼうけん

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    にじいろのさかなシリーズ。
    たった一枚のうろこを谷の底に落としてしまったにじいろのさかな。
    ウロコを探しに谷の底を冒険だ。
    私の大好きなクラゲが出てきて綺麗でした。

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    2012年02月19日
  • にじいろの さかな まいごに なる

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    にじいろのさかなシリーズ。
    これといった教訓めいたものがなく、ただただ絵が綺麗でさかなたちが可愛いって話。子どもは視覚的にも展開的にもワクワクするんじゃないかな~。

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    2012年02月19日
  • にじいろの さかなと おおくじら

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    にじいろのさかなたちの領域に、おおきなくじらがやってきた。くじらはただプランクトンを食べにきていて、さかなたちの銀色のウロコにみとれていただけ。だけどそれが大きな誤解を生んでしまいました。
    話し合うってことは大事です。基本のきです。お互いがお互いをどう思っているかなんて、言葉を交わさないと分からないこと。単純だけど分かりやすくていいお話です。
    とにかく絵が綺麗。

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    2012年02月19日
  • にじいろの さかな しましまを たすける!

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    排他的になってはいけないよってことを直接的に描いている絵本です。
    銀色のウロコを手にした仲間たちの結束が固すぎて、固すぎるがために生じる問題もあるってこと。
    なんでも~過ぎることは良くないってことですよねー。

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    2012年02月19日