谷川俊太郎のレビュー一覧

  • 茨木のり子詩集

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    ネタバレ

    詩集を購入して読むって、難しいけど、茨木のり子さんは「自分の感受性くらい」が有名で、何度聴いても心が震えるので、一冊買っておこうと思って、文庫を買いました。心に響くものも、響かないものも、もちろんあったけど「歳月」という章は、先に亡くなった夫の不在や、体を重ねた思い出、夫の故郷(お墓)をモチーフにしていて、切なくもエロティックで素敵だった。その前までの章の、日中韓の関係や政治や社会を批判した詩との対比もよかった。
    私が特に好きだと感じ、心が震えたのは「木の実」「水の星」「かの名称」。
    「木の実」はミンダナオ島で、木の芽にひっかかった髑髏が、木の成長とともに上へ上へと伸びていった光景から、その男

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    2022年11月20日
  • 朝のかたち 谷川俊太郎詩集II

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    <あなたの発することのできるもっとも大きな声、その声をあなたは何に用いるのでしょう、怒りの表現、喜びの表現、苦痛、それとも他人への強制、あるいはまた、単なるおあそび?>

    <いつの間にかどこかへなくなってしまった小さな物、それをなくしたのは誰ですか?そしてその行方はどこですか?たとえその物の細部はありありとあなたの記憶にとどめられているとしても。>

    <金管楽器群の和声に支えられた一本のフルートの旋律、その音はどこから来るのですか、笛の内部の空気から、奏者の肺と口腔から、すでに死んだ作曲者の魂から、それともそれらすべてを遠く距ったどこかから?>

    質問集

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    2022年10月24日
  • A Peanuts Book featuring SNOOPY for School Children (2) スヌーピーのラッキーデイズ

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    バイリンガルなので語学学習にいい。子ども向けなので日本語も比較的やさしく、英語話者の友人が日本語学習に使用中。

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    2022年08月09日
  • 茨木のり子詩集

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     本書を読みたかったのは、作者がその生前には発表しなかった、夫への愛が綴られた『歳月』の詩が収録されていたから。

     茨木さんの詩は、自分というものをしっかり持った人が、理知的に書いた詩という印象を持っていたのだが、『歳月』に収められた作品を読むと、作者の“私性“がかなり真っ直ぐに出ていて、深い愛情と信頼で結び付いていたからこそ書ける作品だなあと、沁み沁みとなった次第。

     大岡信との対談、小池昌代さんの解説も、作者理解、作品理解を深めるのに、大変参考になる。

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    2022年07月26日
  • 新版呼吸の本

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    呼吸は、吐いてから吸うもの
    呼吸に意識を向けるような、落ち着いた時間って大切だなと思った。
    谷川俊太郎さんの詩も素敵。

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    2022年07月23日
  • 聴くと聞こえる on Listening 1950-2017

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    谷川俊太郎さんの詩はときどき目にするのですが、詩集を1冊まとめて読むのは初めてです。
    クラシック音楽は谷川さんの生活に欠かせないものだったことも知りました。

    次のようなセンテンスが心に残りました。【ネタバレです】

    -音楽のとびら- より

    言葉は音楽を語る事が出来ない。
    音楽をめぐるいろいろな事、或いは音楽を聴く自分を語れはしても、音楽そのものは語れない。

    -このカヴァティーナを- より

    ヴァイオリンとヴィオラとチェロ
    まるで奇跡のように人の愛憎を離れて
    目では見ることの出来ない情景をぼくの心に出現させる

    それらはともに束の間の幻に過ぎないだろう
    執着することも許されぬほどのはかなさ

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    2022年07月18日
  • にじいろのさかな

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    キラキラのさかなだよ! と見せてくれました。みんなにあげたの? と話の内容もわかっているようでした。

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    2022年06月24日
  • 聴くと聞こえる on Listening 1950-2017

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    谷川俊太郎さんの作品が好きです。2年前、地元の美術館で「谷川俊太郎展」を観ました。90歳にして、ますます盛んな様子に勇気づけられます。Tシャツにジーンズ。一日一食、時間に追われず詩作に励まれる。理想的です。展覧会では、いろんな写真や愛用も品物なども観れました。この作品では、詩とコラムが楽しめます。谷川さんのように年齢を重ねたいと思います。

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    2022年06月16日
  • さよならは仮のことば―谷川俊太郎詩集―(新潮文庫)

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    いまの私には難解な文章もいくつかあった。が、本書を構成するおおむねは、深淵さえかるがると(軽率ということではない)ことばに連ねた「詩」だった。たれかしらの談で読んだ、「簡単に思えるでしょう。でも捻って捻って書いているんですよ」というあそびうたたちもこれに含まれる。むつかしいこと重いことがさらり(少なくとも読む側には)と活字に並んでいるから、ときにこわくなる。
    老いた男性の、ちょっとかすれた声が、雲を運ぶように詩を読んでいるのが聞こえた気もした。

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    2022年06月16日
  • SNOOPY COMIC SELECTION 90’s

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    90年代のスヌーピーの可愛さは震えからつくられているということと、亡くなる直前までスヌーピーを描いていたことにおどろきました。

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    2022年06月09日
  • うそ

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    うそをつくことの苦しみ。
    「ぼく」の心の中には様々な思いが渦巻いているようです。

    私は子どもの頃は、「うそは悪い」と一元的に思っていました。
    でも、大人になるにつれ、うその中にも
    ・保身のウソ
    ・人をおとしめるウソ
    ・思いやりのウソ
    などがあることがわかるようになってきました。
    面倒なことに、一つのウソの中にも、いろんな要素が混ざっているのですね。

    読んでよかった絵本です。

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    2022年06月02日
  • せんそうしない

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    ネタバレ

    「せんそうしない」というシンプルな言葉の繰り返しに、強い想いを感じる。
    そうだ、戦争するのは人間と人間ではない。大人と大人だ。子どもではない。
    文:谷川俊太郎、絵:江頭路子

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    2022年05月20日
  • せんそうしない

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    今の世界情勢に、この絵本は多くの人に読んで欲しいものだ。
    戦争はない方がいい。でもなくならない。なくならなくても、せめて自分の周りの幸せと生活をただただつつがなく送りたいものだ。
    世界中のあらゆる人々にとっても。

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    2022年05月10日
  • まけるのも だいじだよ にじいろの さかな

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    友達との遊びに勝ち負けは付きもの。負けを受け入れられず怒ったり逃げたりしてしまう、よくある場面。そんな態度をとってしまった時、勝った相手の嬉しい楽しい気持ちを台無しにしてしまうんだ!と逆の立場の考え方に気づかされる。
    美しい海の中にキラキラの装飾が入って、目で見ても楽しめる絵本。

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    2022年04月17日
  • せんそうしない

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    ネタバレ

    ごはんと ぱんは せんそうしない
    わいんと にほんしゅ せんそうしない
    たとえ違う文化の国同士が戦争しても、文化は戦争しない、という意味かなと印象に残りました。

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    2022年04月04日
  • そんなとき隣に詩がいます

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    ネタバレ

    「さみしくてたまらなくなったら」「生きるパワーが欲しくなったら」などテーマ別に鴻上尚史さんが選んだ谷川俊太郎の詩との鴻上尚史さんのエッセーが綴られています。

    「戦争なんて起こってほしくないと思ったら」で選ばれた詩の中に『泣声』があります。
    この詩は出産したばかりのお母さん向けの詩ですが、

    あなたの耳まではとどかないのだが
    父も母も失ったあかんぼの
    裸の尻が触れているその大地は
    いまあなたが立っている大地である

    という一節があります。
    世の中に不条理なことが起きると詩はさらに心に深く刺さり、自分自身の在り方を考えさせてくれます。

    911.5

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    2022年02月26日
  • ピーナッツ エッセンス 5 その調子で

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    ネタバレ

    いつも目にするスヌーピーだが、かわいい見た目と裏腹に実は小肉らしい皮肉屋であることを初めて知った。どのキャラクターも魅力的だが、ウルトラ自己中心主義者のルーシーが特に気に入った。ルーシーは「大きくなったら偉大な人物になりたい?」という問いに「ブジョクだわ!」と返す。「わたしはいまもうすでに偉大だと思っているの!」

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    2022年02月24日
  • にじいろのさかな

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    ネタバレ

    とってもいいお話しでした。
    幼稚園(年少さん・4歳)でのお友だちとの関係とおさかなさんたちの思いを重ねたようで、感慨深げに絵本にみいってました。「あのね、ようちえんでね、○○ちゃんはね、こういう風にいじわるなんだよ~」とお話し始めたので、うんうんと聞きながら「そうなんだ。このおさかなさんたちと同じようなことがあったんだね」「そのときどんな気持ちだったの?」「イヤな気持ち」等々、日ごろあまり園での様子を話さない息子が一生懸命お話ししてくれました。そして最後にはキラキラ光るうろこの数を数えながら「このおさかなにも一つ、あっ、このおさかなもここにキラキラのがあるね」と、おさかなさんたちに一枚一枚キラ

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    2022年02月08日
  • まど・みちお詩集

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    荒れた心にまどさんの言葉が響く。
    娘が気に入ったのは「なっとうぼうや」「ドロップスのうた」「てんぷらぴりぴり」「おならはえらい」
    やはり食べものが好き。

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    2022年01月27日
  • 新版呼吸の本

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    初版から11年後に再販された本です。
    このコロナの時代、必要ですよね。健康。

    そしてこの本のデザインもいい。
    おかげで読みやすかった。
    オシャレな作りの本でした。

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    2022年01月17日