谷川俊太郎のレビュー一覧
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有名作者による13話の猫?愛?の話が次々に繰り広げられる。
いろいろな人がこの絵本を読んで自分なりの100万回生きた猫を書いていてとても面白い作品でした。
この人の作品を読んでみようかなぁと思えていい出会いになりましたPosted by ブクログ -
佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」へのトリビュート短編集。
私はこの絵本を読んでいないので、もしかしたら絵本を読んだ後でこの短編集を読んだ方がいいのかな?とも思いましたが、絵本を読んでいなくても楽しめました。
個人的には、綿矢りささんの短編が一番好きでした。
まさかあんな展開になるとは思わなかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
私が知っていた谷川さんの詩は教科書でみたようなほんのほんの一部だった。解説に書かれているように、沢山の言葉たち、たくさんの世界が詰め込まれるていた。
言葉がぎっしり詰まっている詩集をいくら読んでも情報過負荷になることはない。詩はどんな情報も伝えないからむしろ情報を一瞬にして霧化してくれる…
ほんとそ...続きを読むPosted by ブクログ -
お休み、親友…明日は新しい日だ、
どんなすばらしいことがあるか分からないぞ…
ほんとはボク、
明日と今日の区別もつかないんだ…Posted by ブクログ -
<あなたの発することのできるもっとも大きな声、その声をあなたは何に用いるのでしょう、怒りの表現、喜びの表現、苦痛、それとも他人への強制、あるいはまた、単なるおあそび?>
<いつの間にかどこかへなくなってしまった小さな物、それをなくしたのは誰ですか?そしてその行方はどこですか?たとえその物の細部はあ...続きを読むPosted by ブクログ -
バイリンガルなので語学学習にいい。子ども向けなので日本語も比較的やさしく、英語話者の友人が日本語学習に使用中。Posted by ブクログ
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谷川俊太郎さんの詩はときどき目にするのですが、詩集を1冊まとめて読むのは初めてです。
クラシック音楽は谷川さんの生活に欠かせないものだったことも知りました。
次のようなセンテンスが心に残りました。【ネタバレです】
-音楽のとびら- より
言葉は音楽を語る事が出来ない。
音楽をめぐるいろいろな事...続きを読むPosted by ブクログ -
いまの私には難解な文章もいくつかあった。が、本書を構成するおおむねは、深淵さえかるがると(軽率ということではない)ことばに連ねた「詩」だった。たれかしらの談で読んだ、「簡単に思えるでしょう。でも捻って捻って書いているんですよ」というあそびうたたちもこれに含まれる。むつかしいこと重いことがさらり(少な...続きを読むPosted by ブクログ
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谷川俊太郎さんの作品が好きです。2年前、地元の美術館で「谷川俊太郎展」を観ました。90歳にして、ますます盛んな様子に勇気づけられます。Tシャツにジーンズ。一日一食、時間に追われず詩作に励まれる。理想的です。展覧会では、いろんな写真や愛用も品物なども観れました。この作品では、詩とコラムが楽しめます。谷...続きを読むPosted by ブクログ
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90年代のスヌーピーの可愛さは震えからつくられているということと、亡くなる直前までスヌーピーを描いていたことにおどろきました。Posted by ブクログ
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「せんそうしない」というシンプルな言葉の繰り返しに、強い想いを感じる。
そうだ、戦争するのは人間と人間ではない。大人と大人だ。子どもではない。
文:谷川俊太郎、絵:江頭路子Posted by ブクログ