谷川俊太郎のレビュー一覧

  • スヌーピーのもっと気楽に(1) なるようになるさ

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    冒頭の河合隼雄氏の解説に惹かれて入手した本でした。
    今回久しぶりの再読でしたが、朝から何度もクスッと笑わせてもらえました。
    ところどころに登場する印象的なセリフの中で、今回一番印象に残ったのは「自分以外の人間になりたいと願いながら、人生を送るのは耐え難い」でした。
    特定の誰かにあこがれて、その人のようになりたいと努力することで得られるものも多いので、そういう姿勢を全否定はしないのですが…
    「自分以外の誰か」になろうとしているから、自分の長所・適性を活かすことができず、幸福度を自ら下げてしまっている(ように見える)ケースをよく見るので、上記のセリフは一定の真理をついているようなぁとしみじみと感じ

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    2024年07月12日
  • 読む力・聴く力

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    2005年の講義を書籍にしたもの。
    会話をそのまま文字に起こしたような文体で臨場感がありますが、文中にもあるように、その場でしか伝わらないものもあったのかなと思います。

    2005年当時、まだスマホが出る前の講義ですが、すでに谷川俊太郎が

    あまりに複雑で巨大すぎて、俯瞰する能力を失うのが怖いというのはちょっとありますね。そのときに俯瞰できる能力は何かというと、それは一種の、実際に生きてきた、一人ひとりの人間の経験による知恵みたいなものではないかと思います。その知恵的なものを信頼していないと、知識的なものをコントロールできないと言えばいいのか、そんな感じがします。知恵はいったいどうやって自分の

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    2024年07月06日
  • 絵の内と外 谷川俊太郎の世界を描く

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    この一冊は詩を学びに行っている場所に置いてあり、はじめて視てすぐ借ります!と言い放った本でした。
    正確には詩画集なのだと思います。

    谷川さんの、発表作、書きおろしに、それぞれの画家さん(の卵さんなのかしら、、、)が絵を落としていく。
    二つを並べ、交互に見比べ、じっくりというよりも、ゆっくりと味わった本。
    言葉だけでなく、絵も、この線の、この色の、置かれた意味は、と考えてみていました。
    本当に美しい本なので、
    なんとか手に入れたい一冊がまたふえてしまいました。

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    2024年06月20日
  • 絵本 [復刻普及版]

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    ネタバレ

    「私」と人形の「なおみ」の濃密な友愛と、儚い光の膜の中の夢のような日々の終り、そして再生の物語。
    「なおみが熱をだした」
    「なおみは死んだ」
    「私はなおみを箱に横たえ、屋根裏に葬った」

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    2024年06月07日
  • 茨木のり子詩集

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    これからの人生で茨木さんの詩をふと思い出す瞬間がたくさんあればいいなと思う。
    詩をじっくり味わえる喜びを感じつつ、韓国語を自由に学べる今の環境がどんなにありがたいことか痛感した。

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    2024年05月05日
  • 自選 谷川俊太郎詩集

    購入済み

    言わずもがな谷川俊太郎さんの詩集です。現代詩の分野に大きな足跡を残されている方です。
    子供のころ学校で読んだ谷川俊太郎の詩、当時は当時なりの理解の仕方をして、それなりに記憶に残っていたけれど大人になってから読み直すとまた違った目で読める。人生経験を積んだゆえに視野が広くなったのか、あるいは狭くなったのか。
    日本語の音の面白さを活用しながら書かれているなと、思います。

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    2024年08月17日
  • 生きてるってどういうこと?

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    絵も温かくて言葉も温かくて絵と言葉のコンビネーションでより想いが伝わってくるような気がする。
    どの詩もよかった。
    あとがきまでも最高。
    買ってよかった。

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    2024年04月14日
  • どこからか言葉が

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    昔、谷川さんの詩は、
    まるで星を口に放り込まれている少年のような詩だと思っていた。
    それがゆっくりと透明な器をやめてきているのじゃないかと感じた一冊。
    とくにつよく感じた、ということなのかもしれない。
    今まで、言葉を自身を依り代としてこの世界に言葉として確立させるだけでいいというような雰囲気を感じていたけれど、彼は色を持ったのかもしれない。
    老いという豊かさに、どうしてもその色を残しておきたくなったのかもしれない。
    なんて思ってしまった。

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    2024年03月29日
  • 自分を受け入れるスヌーピー~いろいろある世界を肯定する禅の言葉~

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    最近のいろいろあった事を和らげてくれるスヌーピーたちでした。スヌーピーのように全てを受け入れる心が必要だなと考えさせられました。

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    2024年03月23日
  • 自分を受け入れるスヌーピー~いろいろある世界を肯定する禅の言葉~

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    ピーナッツが禅の思想に深く影響されている場面をエッセイにしてまとめた作品。
    すごく読みやすく、はっとさせられることもあった。人はつい先入観のせいで物事(他者)を二元化、分類化しがちだが、ありのまま・あるがままを認めることが大事だと考える。

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    2024年02月17日
  • 詩を書くということ 日常と宇宙と

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    谷川俊太郎さんの詩がとても好きで、特に「朝のリレー」は中学1年生の国語の教科書で出会って以来、ずっと心の中にある 大切な詩。
    谷川俊太郎さん自身のことはあまり知らなかったけれど、この本を読んで 少し知れた気がする。とても正直で 素敵な かわいらしい人だな、と感じた。

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    2024年02月03日
  • 茨木のり子詩集

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    わたしが一番きれいだったとき、や、自分の感受性くらい、は知っていたけど茨木のり子さんの作品をこんなに読んだことがなかったので、そのハードルの低さに驚きました。
    詩は読みやすいようで読みにくい、自分の解釈能力に自信がなかったけれど、茨木のり子さんの詩は小説を読んでいるようにさらさらと自分の中に流れてきます。
    彼女の人柄について理解した上で再読したいと思いました。

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    2024年01月27日
  • その世とこの世

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    【目次】
    邪気の「あるとない」(ブレイディみかこ)
    萎れた花束(谷川俊太郎)
    Flowers in the Dustbin(ブレイディみかこ)
    その世(谷川俊太郎)
    青空(ブレイディみかこ)
    座標(谷川俊太郎)
    詩とビスケット(ブレイディみかこ)
    現場(谷川俊太郎)
    淫らな未来(ブレイディみかこ)
    気楽な現場(谷川俊太郎)
    秋には幽霊がよく似合う(ブレイディみかこ)
    幽霊とお化け(谷川俊太郎)
    ダンスも孤独もない世界(ブレイディみかこ)
    父母の書棚から(谷川俊太郎)
    謎の散りばめ方(ブレイディみかこ)
    笑いと臍の緒(谷川俊太郎)
    ウィーンと奈良(ブレイディみかこ)
    Brief Encounte

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    2024年01月17日
  • その世とこの世

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    もともとブレイディみかこさんの文章が好きだし、谷川俊太郎さんも小学生の頃にガツンとやられて以来のファン。さらに奥村門土さんはご家族勢ぞろいの原画展で似顔絵を描く姿も見ている私にとって本書は夢のようなメンバー。往復書簡もだけど毛づくろいする猫だとか、草原にポツンといる老人の後ろ姿だとか水中の生き物だとか‥挿絵がほんとうに素晴らしい。

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    2023年12月30日
  • その世とこの世

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    お二人の往復書簡は永遠に続けて欲しかった。ブレイディみかこさんは、やっぱりオモロイ。谷川さんへの返しがほんま秀逸。彼女の本は全部読みたい。谷川さんは余裕かまして、ブレイディみかこさんへの返信にあまりこだわりを感じへんかったな。でも谷川さんの詩は全部声に出して読んだ。ええわぁ。

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    2023年12月17日
  • その世とこの世

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    読む時期によって心に残る章が変わるだろうなと思う。谷川さんの最後の詩が良い。

    ブレイディさんと谷川さん、それぞれがそれぞれの足場を崩さずにマイペースに言葉を綴っているのが良い。だからお二人に、温度差や、全然相手への返事になってへんやんけ、みたいに感じる部分もあったけど、そこが良かった。

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    2023年12月11日
  • モーツァルトを聴く人

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    愛の次は音楽と考えればいいか。

    そういえば、モーツァルトの曲って意識して聞いたことなかったな。。

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    2023年10月13日
  • 愛について/愛のパンセ

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    谷川さんの言葉ってなんでだろう。すべてがあったかい気がする。
    それぞれのテーマでの見方、感じ方がすんごいだよなぁ。。それに加えての自分との対話よ。。。

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    2023年10月13日
  • にじいろのさかな

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    ずっと自慢の虹色のキラキラウロコを上げるのを嫌がっていた魚が青い魚に1番小さいウロコでもあげたのがすごいと思いました。虹色の魚は今まで友達がいなかったけど最後にたこの言う通りにみんなに虹色のウロコをあげたから友達がたくさんできて嬉しかったと思います。

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    2023年09月09日
  • 茨木のり子詩集

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    【その人の気圧のなかでしか 生きられぬ言葉もある】(文中より引用)

    「わたしが一番きれいだったとき」等で知られる詩人の茨城のり子。同じく詩人の谷川俊太郎が、彼女の珠玉の作品を選んで編み上げた詩集です。

    詩を読むのも数年ぶりだったんですが、思った以上に抵抗感がなかったのは(こう言ってしまうと言葉を生業とする人に怒られるかもしれないけれど)SNS時代の短文文化に自然と慣れているからなのかなと思いながらの読書でした。思わずハッとさせられる表現に出会うこともあり、久しぶりの体験をさせていただきました。

    個々の人間に光を当てた作品に白眉なものが多い気がします☆5つ

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    2023年08月03日