谷川俊太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ー“ほんとうに出会った者に別れはこない”ー
世界でいちばん短い恋愛小説であり、
大人のための『絵本』でもある。
『あなたはそこに』は一編の詩である。
内容はたったの24行。
詩は有名で調べればすぐにでてくる。
けれど、ぜひこの『本』で読んで欲しい。
水彩の柔らかいタッチで描かれる絵。
色使い、色の滲みやぼかし、グラデーション。
心を震わせる美しい情景。
絵をじっと眺め本を読む。
すると、煙がくゆるところやカーテンが風にそよぐところが目に浮かび、雑踏やざわめきが耳に聞こえてくる。それは脳内で再生されて1本のショートストーリーのようになるのを感じる。
文字の位置、絵の美しさ、サイズ、余 -
Posted by ブクログ
詩人、谷川俊太郎と作家、西加奈子の詩のやり取り。
挿絵は西加奈子作。
詩の感想は難しいです。
パッと読んだ印象で、谷川俊太郎さんの詩は、あっさり簡潔な言葉でギュッと個人に集約されるイメージ、西加奈子さんの詩は割と普遍的、全体に広がっていくような詩だと感じました。
谷川俊太郎さんの詩をじっくり見ていて。
全角スペースを空けている詩はよく分かりますが、よくよく見ると半角スペースを空けている詩があって、その緻密さに感動しました。
一番最後の「すき」の詩は、分かりやすい全角スペース、最後は改行して「すき」と一言。ずっとジンと心にきているものが最後でギュッと、すき!そう!好き!って心がギューっと -
Posted by ブクログ
社会的コミュニティでの役目を仰せつかり、ここしばらく忙しくしておりました。焦りも、不満もチラリ・・・そんな私を救ってくれた一冊です。
どのページを開いても、どの言葉も宝石のように、輝いています。88ページ(なんだか運命的な割り付け、と、私だけが思う)の『ありがとう』の抜粋です。
『空 ありがとう
今日も私の上にいてくれて
曇っていても分かるよ
宇宙へと青く広がっているのが』
私の、この心の状態とのタイミングですね、
泣けました。
生きていることの有り難さとか、
感謝の心とか、言葉の中にある『想い』や
『心』に気がつかなければ、見過ごしてしまうことなのだと思います。
いのちの愛おしさ、生きている -
Posted by ブクログ
今日のリンチョコでのコーヒータイムに、この色鮮やかな名作絵本を再読しました。何度ページをめくっても、心に優しさが広がるような、そんな魅力が詰まった一冊です。
• タイトル: にじいろのさかな
• 著者: マーカス・フィスター
• 訳者: 谷川 俊太郎
• 出版社: 講談社
• 出版年月日: 1995年11月15日(第1版)
• 対象年齢: 2歳~4歳くらい
物語の最大の魅力は、やはり主人公のにじいろのさかなの絵です。
キラキラと輝くホログラムのうろこが本当に美しく、ページを開くたびに子どもだけでなく大人まで夢中にさせてくれます。
美しいにじいろのさかなが、その宝物を分け与えることを通して**「 -
Posted by ブクログ
海が舞台の自慢や友達、人間関係の勉強になるようなストーリー。
キラキラと銀色に光るホログラムの箔押しが施されている。
【ママ評価】★★★★★
小さい頃に原画展へ連れて行ってもらい、美しい絵に心を奪われて大好きになった絵本。
母になった今、改めて読むと感じ方が違うものだとなんだか懐かしい気持ちになった。
記憶より文が長めで、改行やスペースがやや読みにくい。
言葉も少し古い言葉選びに感じた。
ストーリーは知っての通り教育的なメッセージ性が強めで、典型的なパターンというか王道というか、子どもにわかりやすいという点は良い。
主人公のにじうおの心情がたくさん書かれているのがわかりやすいし、けれども子ど -
Posted by ブクログ
チャールズ・シュルツさんがこのピーナッツを世に出したのが1950年。
戦後5年だ。
たった5年で、こんなシュールな子ども(チャーリーブラウン)や犬(スヌーピー)が主人公の漫画が、新聞に毎日掲載されていたのかと思うと、日本との差を本当に感じる。良い悪いではなく、文化の差。
「個」が立っているアメリカと「家・家族」が漫画や絵本にもあらわれる日本。
かこさとしさんの、だるまちゃんとてんぐちゃんは初版が1967年だけれども、とても家族的。
そんな日本とアメリカの戦後の差なんかも感じながら読んだ。
でも普通に初期のスヌーピーはかわいい。四足歩行。
チャールズ・シュルツさんの人柄エピソードも載っ