今日は昨日のつづき どこからか言葉が

今日は昨日のつづき どこからか言葉が

1,699円 (税込)

8pt

4.5

ひとが旅立つ寂しさ、いま生きているいのち、言葉にできずにただ思っていたこと……日々の生活から浮かんできた言葉たち。 朝日新聞の連載「どこからか言葉が」をまとめた、谷川俊太郎がさいごに遺した「感謝」を含む47篇の詩。

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今日は昨日のつづき どこからか言葉が のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    “黙るということ
    いま黙っているということ
    それは多数に耳をかさないこと
    口をつぐみながら
    つぐむ自分を疑うこと

    黙るということ
    ひとり黙っているということ
    草木を味方にするということ
    曇り空の下の小石とともに
    世界の饒舌に耐えること”
    (p.24『沈黙』)


    “午後二時である
    ちょっと眠ろうと

    0
    2025年07月20日

    Posted by ブクログ

    ページを捲る度に、段々と死に向かっていく谷川さんの姿が見えた。その事を、ご自身で予感していたのかもしれないとさえ思った。

    最後の詩「感謝」が本当に素敵で、きっと私の五本の指に入ったままこの先も消える事はないだろうと思う。私の人生も、最後に「感謝」の念だけを残して幕を閉じられたら、と身が引き締まる。

    0
    2025年07月11日

    Posted by ブクログ

    ページの空白の中にも
    込められた思いが
    ぎゅうぎゅうに
    つめこまれたような
    それでいて清涼な風が
    吹きわたっているような
    そんな詩集
    ひとつひとつが
    わたしの心に
    しみわたってきた

    朝日新聞に『どこからか言葉が』というタイトルで連載されていた47篇の詩をまとめた詩集。

    遺作のタイトルは「感謝」。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    自分の中で起こっていること、世界を含む自分以外のところで起こっていることを、心の目を通して俯瞰で見ている。そこに諦観が加わってじわじわと言葉たちが心に沁みてくる。その言葉は決して難解なものではなく、普段私たちが遣う平易な言葉で深いところを探っている。「黙る」という詩は「生きる」をフォーマットにしてい

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    朝日新聞に2021年月から2024年11月までに掲載された詩を集めた本です。谷川さんは2024年11月に亡くなったので、晩年の作品集になります。

    本のタイトルは、最後の詩「感謝」の中のフレーズ「今日は昨日のつづき だけでいいと思う」から来ています。

    詩集最初にある「おめでたいマンネリズム」には「

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

     本書は、詩人の谷川俊太郎さんが朝日新聞に連載していた、「どこからか言葉が」(2021年1月6日~2024年11月17日)が初出となっており、世界について考えさせられるものや、人間、言葉について、そして谷川さん自身のその瞬間、瞬間の率直な思いも垣間見えたような気がした、その中で私が書いたテーマは本書

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    谷川俊太郎さん
    最期に遺した言葉は‥

    最晩年に書かれた詩

    そこには
    あるがまま
    ただ
    あるがままの姿が写し出されていると
    感じました

    朝、目が覚めて
    生きている
    その事を確認して始まる1日

    これまで
    谷川さんの詩には
    そこかしこに
    好奇心 探究心
    こういったものを感じていた

    この作品には

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これほど詩を書き続けた詩人はいないだろうと思います。
    これほど愛された詩人もいないでしょう。
    たくさんの詩に感謝します。

    0
    2025年08月13日

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