谷川俊太郎のレビュー一覧

  • ベージュ(新潮文庫)

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    ベージュという色が好きだったし、何か面白そうだったので、手に取った。
    谷川俊太郎さんが米寿の時に刊行された詩だそうだ。
    あふれる感性と研ぎ澄まされた言葉を選ぶセンスがちりばめられていて、想像力がはばたく感じ。「あさ」「イル」「にわに木が」どれも胸にじんときた。
    谷川俊太郎さんの詩っていいなといつもうっとりする。

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    2025年04月19日
  • ひとりひとり

    購入済み

    絵本詩集とあって購入して読んでみたらページも少なく丁度、値引きのタイミングで買えて良かった。昨年、谷川さんも亡くなられ彼の詩人としての詩集誌もこれから手にしたくて入門編として扉をたたいた。

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    2025年04月06日
  • 茨木のり子詩集

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    やっと最後のページまで目を通せた。やっぱり詩となると難しいけど、茨木のり子さんの詩はスッと心に入ってきやすい気がする。大正生まれ、戦争を経験している女性。生きた時代背景が自分とは大きく異なるのに、しっかり響く詩がたくさんあった。

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    2025年03月29日
  • 生きてるってどういうこと?

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    谷川俊太郎の詩と、美しいイラスト。
    この絵本のための詩ではなく、”生きる”ということを主題として、谷川俊太郎の詩作を一部抜粋し、それにイラストを添えた作品だった。

    生きることの尊さ、幸せ。そして生きていれば無視できないような不幸なこと。全部ひっくるめて見つめる谷川俊太郎は、やっぱり大きな存在だと思う。
    美しく、選び抜かれていることばたち。
    エリートというべき高尚な言葉ではなく、簡潔で、すぅーっと気持ちに響くことばが、生きていくことで感じうる痛みを癒してくれる気がする。

    イラストもカラフルで美しい。
    思わず手に取ってしまったのも、宮内ヨシオ氏の絵があったから。
    さらっと一度目を通しただけなの

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    2025年03月02日
  • 谷川俊太郎詩選集 2

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    『谷川俊太郎詩選集(1)』を読んで、もっと詩の世界を味わいたくなってので手に取りました。

    「かえる」「おならうた」「いか」「あいうえおうた」「どきん」は、子どもが小さい頃に読み聞かせをした記憶があります。特に「どきん」は、決まって子どもが笑ってくれたような。懐かしい気持ちになりました。

    他にいいなと思ったのは、「わかんない」「あいしてる」「はだか」「はな」です。

    「コップへの不可能な接近」「灰についての私見」は、コップや灰をあのような切り口で描き出すことは私には到底無理だと思いました。偉大な詩人の頭の中をのぞいた感じです。

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    2025年02月23日
  • 自選 谷川俊太郎詩集

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    谷川俊太郎さんの詩でお勧めを各自持ち寄り紹介するという、次回の読書会。

    谷川俊太郎さんの詩はいくつか有名なものをちらりほらりと知ってるぐらいで、もちろん詩集も持っていない。

    と、いうことで先日、最近お気に入りの本屋さんで購入したこちら、
    「自選 谷川俊太郎詩集」から吟味する。

    2013年刊行のこちら、デビュー作から2012年までの詩集から、谷川さんご自身が選んだ詩が173篇入っている。

    古いものから新しいものへ順番に掲載されているのだが、驚いたのは作品がまとう雰囲気や質感のバリエーション。

    どちらかと言えば、
    子ども向けの優しい眼差しで、
    ちょっと笑ってしまうような、
    もしくはきらき

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    2025年02月20日
  • ひとりひとり

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    詩集って意識して読んだのは初めて。

    ひとりひとり違う小さな物語を生きて
    ひとりひとり大きな物語に呑みこまれる

    という詩に、なぜかすごく感動というか、そうかもと思わされた。

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    2025年02月13日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    生まれて初めて詩集を読みました。
    知っている詩は「朝のリレー」「生きる」の他に「ののはな」「やんま」など『ことばあそびうた』からのいくつかの詩のみ。

    難しいものもいいなと思うものもありました。

    「二十億光年の孤独」
    「除名」
    「海」
    「窓のとなりに」
    「木」
    「からだの中に」
    が特に心に残りました。

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    2025年02月05日
  • 生きてるってどういうこと?

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    いろんなことに目を向けて、考えて生きてきた谷川俊太郎さんだから紡ぐことができる言葉。
    人間関係に疲れているときにまた読みたい。

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    2025年01月27日
  • ベージュ(新潮文庫)

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    はじめて谷川さんの詩に触れた。
    ひらがなの使い方、行を変えるタイミング
    わたしにはこういうのがどういうことかを考えるのはむずかしいけど、
    素敵な言葉に巡り会えた!

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    2025年01月23日
  • その世とこの世

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    不思議なリズム感に引き込まれてあっという間に読んでしまった。

    ブレイディさんが書かれていた
    「ケアとは他者と一緒にダンスを踊ることかもしれない。」「体に沈む」という言葉と谷川さんの「その世」という詩が、自分の体に深く沈んだ。

    自分に重なりつつも、すっと離れていく感覚が楽しい一冊だった。

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    2025年01月21日
  • 自選 谷川俊太郎詩集

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    なんだかわからない詩もありましたが、
    「歩く」という詩は、滲みました。私が散歩が好きなせいかもしれませんが。
    谷川さんは、スヌーピーのコミックの翻訳でよく知ってましたが、お亡くなりになり、とても残念でなりませんが、偉大な方でしたね。

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    2025年01月21日
  • ベージュ(新潮文庫)

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    谷川俊太郎さんの詩を、じっくり読むのは学生のとき以来でした。これまで短歌や俳句の本と違い、詩の味わい方が分からないというか、とっつきにくい感じで。

    でも、今回は詩世界に浸っている自分がいました。特に「川の音楽」が好きです。

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    2025年01月15日
  • にじいろのさかな

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    鱗のキラキラを見ているだけで楽しい絵本。独り占めしないで分け与えることで幸せになれるという教訓があるけど、にじうおのさかなの気持ちは少しおざなりにされているようにも感じた。

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    2025年01月11日
  • 生きてるってどういうこと?

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    宮内ヨシオさんの色彩鮮やかな美しい絵と谷川俊太郎さんの数々の詩。特に好きだった一節は”幸せはいつだってささやかなものだってこと 不幸せはいつだってささやかなんてものじゃすまないってこと”。

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    2025年01月08日
  • その世とこの世

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    時間、空間を超えてさまざまな現場を自由に飛び回る、おしゃべりで“しなやかな黒猫”のようなブレイディさん。それを温かな眼差しで「言葉にしか現場のないわたしは劣等感を抱いてる」と子どものような素直さで机上で紡いだ詩で応える好々爺、谷川さん。本質に迫るアプローチもアウトプットも異なるけど、表現の奥にある魂は一緒で、その“あわい”の世に引き込まれそうになるのをもんど君の挿絵が“この世」に引き戻してくれる。「うりゃ〜なんとかなる」が個人的な座標としては好きかな…。先日、再放送で観たETV特集「ぼくは死んだ」も感動したが、谷川さんのリクエストに応えたもんど君、大変だったろうなあ。

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    2024年12月29日
  • ベージュ(新潮文庫)

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    先ごろ亡くなられた谷川俊太郎さんの、おそらく最新、最後の文庫本。19歳から88歳までの詩を収録。老年期の詩はなんとなくわかります。穏やかで柔らかで、少し寂しげで。時に、ひらがなで詩を書きたくなるという谷川さん。冒頭と最後に印象深い詩が収められています。詩は静けさや自然の中にあって、存在していて、詩人が言葉でそれを掬い取ろうとするが、すぐに消えてしまう。そんな詩が印象に残りました。

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    2024年12月21日
  • 茨木のり子詩集

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    時代を映す詩にはあまり惹かれなかったけど好きな詩が十篇くらい入っていて嬉しかった。自分の芯を強く持って生きようとしている詩と、夫を亡くしてから綴っている歳月にも収録されている詩たちが特に良いと感じる。一番好きなのは以前と変わらず「自分の感受性くらい」だった。


    自分の感受性くらい

    ぱさぱさに乾いてゆく心を
    ひとのせいにはするな
    みずから水やりを怠っておいて

    気難かしくなってきたのを
    友人のせいにはするな
    しなやかさを失ったのはどちらなのか

    苛立つのを
    近親のせいにはするな
    なにもかも下手だったのはわたくし

    初心消えかかるのを
    暮しのせいにはするな
    そもそもが ひよわな志にすぎなか

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    2024年12月13日
  • その世とこの世

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    先月逝去された谷川俊太郎さんと、個人的に大ファンなブレイディみかこさんの往復書簡。

    ジャンルは異なれど物書きとして一流であるお二人、ただの読書好きである私との次元の違いを思い知らされました。
    谷川さんはご自身で散文が苦手と仰っており、なるほどブレイディさんへのお返事もかみあっているのかいないのか凡人には判断が難しい部分もありますが、添えてある詩は当然ながら素晴らしいものでした。

    タイトルにある「その世」とは谷川さんの詩によると
    「この世とあの世のあわいに」あり
    「騒々しいこの世と違ってその世は静かだが あの世の沈黙に与していない」そうです。
    「その世のつかの間に人はこの世を忘れ 知らないあ

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    2024年12月13日
  • ベージュ(新潮文庫)

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    幼い頃から触れてきた谷川俊太郎さんが亡くなって寂しい気持ちはあるのだが、不思議と悲しくはないのは、氏の詩では死ぬことを自然の摂理として受け入れ、死をそれ以上でも以下でもなく捉えているからだろうか。たくさんの著書を残されているからいつでも言葉に触れられるというのも勿論あると思うけれど。この本はタイトルの付け方が好きだ、ベージュ、米寿。全体を通して年齢を重ねたからこそ生まれた詩が多い印象を受ける一冊。


    詩人の死

    あなたはもういない
    立ち去ったのではない
    連れ去られたのでもない
    人間をやめただけ

    八月のあの炎天下
    プラカードを掲げながら
    国民でも人民でも市民でもなかった詩人
    ただの自分でしか

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    2024年12月12日