谷川俊太郎のレビュー一覧
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1と比べて子供向けからやや離れてきた?当時の差別的な唄や実際の事件を揶揄したものも数点あり(それも割りと血生臭い感じで)風刺的な感じが良いかも。それにしても殺すだの死ぬだのストレートだなぁ…。例え謎々だとしても。Posted by ブクログ
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う~ん面白い!夜の雰囲気。
シュールな詩も読み返すほどに深みを増す。田舎道のど真ん中の扉を開ければ星空のはじっこに出られるとか、日々の細部にビッグバンに連なるものを探すとか、いちいちツボで困る。解説もすごく良かった。
「あのひとが来て」「忘れること」「ひとつまみの塩」あたりの感覚いいな。Posted by ブクログ -
なかなか良かった。
谷川俊太郎は日本人が詩人で知っている名を挙げる場合に一番よく出てくる日本人の詩人である事を高橋源一郎の解説で知った。
詩が死に親しむことで生へと向かうものであることを、少しずつ私は信じ始めている。Posted by ブクログ -
クレーは言葉よりもっと奥深くをみつめている。それらは言葉になる以前のイメージ、あるいは言葉によってではなく、イメージによって秩序を与えられた世界である。
言葉によって感染した病いは言葉によって免疫するしかない。Posted by ブクログ -
数ある名作『ピーナッツ』作品群から、
香山リカ氏が精神科医目線で Don't mind とでもいうように
チョイスした選集。
――といった企画を無視して読んでも、やっぱりジンワリ面白い。
ルーシーがレモネードスタンドを利用して開設する「お悩み相談室」が
メチャクチャ相談者を突き放しているのが笑える。Posted by ブクログ -
母お気に入りの谷川俊太郎の詩選集。
私が詩集をひらくのはなにか答えが欲しいとき。
めくりながら探す。見つかるまで探す。
今夜も胸がぎゅっとなって、それからほっとする詩に出会えました。
これでゆっくり眠りにつける。Posted by ブクログ -
全部すごいけど
「ぜんぶおまんこ」はすごい
谷川さんの生命力を感じる
なんやろう?
目の付け所がいいのか、、、
ソレになりきって書くって言ってはったのがよくわかる。Posted by ブクログ -
うーん、なんか人間な谷川俊太郎が見える詩集。
詩って自分表現ではあるんだけど、自分を表現するときにちょっとどろどろしたところまで踏み込んでいった感じの詩が多い。
キラキラした「言葉のマジック」ではなくて、できるだけ人に見られたくないとこをあえて表現したようなものが多かった。
洗練されてない...続きを読むPosted by ブクログ -
「百三歳になったアトム」が一番心にのこりました。
そのとき、そのときで「いいな」と思う詩が変わったりもするやろうけど
アトムのはきっとずっと、じーんとして、少し切なくなると 思う。Posted by ブクログ -
詩人はいつも宇宙に恋をしている。作者にも予想がつかないしかたで生まれてきた言葉が、光を放つ。「夜のミッキーマウス」「朝のドナルドダック」「詩に吠えかかるプルートー」そして「百三歳になったアトム」。ミッキーマウスもドナルドダックも、時空を超えて存在している。文庫版のための書き下ろしの詩「闇の豊かさ」も...続きを読むPosted by ブクログ
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詩人の谷川俊太郎さんと心理学者河合隼雄の対談形式での対話をまとめたもので、1979年が初版だそうです。
副題がユング心理学講義とあります。まずは、河合さんのユング心理学研究所での生活や、なぜに心理学を研究するようになったか・・という話から入っておられます。
その一因が、『死』をとらえる感覚らしいで...続きを読むPosted by ブクログ -
学校で習った『二十億光年の孤独』が、とにかく心に刺さって取れなくて、つい買ってしまったもの。
多分好きなのは『朝のリレー』のほうだと思うけど、題名も何もかも全てが忘れられないのはこっち。Posted by ブクログ -
[ 内容 ]
疲れたら、いったん休もう!チャーリー・ブラウンは「心の相談室」通いがやめられない。
通ったからといって、落ち込んだ気分がたちまち晴れるわけではない。
けれどルーシーに話を聞いてもらうと、それだけで楽になるのだ。
いつもやきもきしたり、悲観したり、自分に自信のないチャーリー・ブラウンは、...続きを読むPosted by ブクログ -
悩んでいるから買ったわけではない。
それに悩んでいる人がこの本を読んで、元気が出るか否かはその人の性格によるだろうな。
頭を抱えて悩んでいるときに一緒に泣くわけでもおなかを抱えて笑うわけでもなく、乾いた笑いによって肩の力が抜けるって人にちょうどいいと思う。
解決策とか突破口を求めて読むような本では...続きを読むPosted by ブクログ -
口にしたら生きてゆけそうもない言葉と、口にしなかったら生きてゆけそうもない言葉、それらが同じひとつの言葉であるとき、何故あなたはそこに立っていられるのでしょう?
(p.126 「質問集続」抜粋)
わたしではない
あなた
たとえはなればなれのみちを
あゆむとしても
あす
わたしは
あなたに
あいたい...続きを読むPosted by ブクログ -
詩人に触れてみる二回目。詩選集1に引き続き、詩の世界は不思議でいっぱいだが、谷川俊太郎の世界は好き。解説が何故谷川俊太郎が詩人として注目されているのか、参考になる文章だったPosted by ブクログ