谷川俊太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
これまでの詩集からよりすぐられた詩が収められており、谷川さんの世界観がぎゅぎゅっと凝縮されたベスト盤のような詩集。
谷川作品と言うより、詩の初心者である私にも手に取り易いのではないかと購入した。
谷川さんの訃報に接した日に読み始めた。
教科書で読んだ「朝のリレー」がとても懐かしかった。タイトルだけは知っていた「二十億光年の孤独」や「いのち」は、かなり胸に迫るものがあり、そのテーマ性は永遠不滅のものではないかなと感じた。
何気ない日常に向けられた哲学的な視点や谷川さんの死生観が美しい言葉で紡がれる。
難しい言葉は一切無く、身近な言葉が時に軽やかに、時に重厚さを伴って、まるで語り掛