谷川俊太郎のレビュー一覧

  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    この人の言葉は、いつだって深く深く染み入ってくる。響く。時に痛く攻撃する。日本語を母国語としてこの人の言葉に出会えた幸せを、いつも思う。

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    2009年10月04日
  • さよならは仮のことば―谷川俊太郎詩集―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なぜ人は旅に出るのかという話をしていたときに恩師に谷川先生の『朝のリレー』を教えてもらって、紙の本で読みたくて買った。
    谷川先生の詩集を読むのははじめてだった。
    テーマは普遍的なものだけど、ありふれた身の回りの瞬間瞬間をシャッターを押すように、美しさも残酷もありのまま切り取っているように感じた。

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    2026年08月24日
  • 100万分の1回のねこ

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    作品紹介・あらすじ

    谷川俊太郎、江國香織、川上弘美、角田光代らによる、佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集

    江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
    岩瀬成子「竹」
    くどうなおこ「インタビューあんたねこ」
    井上荒野「ある古本屋の妻の話」
    角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
    町田康「百万円もらった男」
    今江祥智「三月十三日の夜」
    唯野未歩子「あにいもうと」
    山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」
    綿矢りさ「黒ねこ」
    川上弘美「幕間」
    広瀬弦「博士とねこ」
    谷川俊太郎「虎白カップル譚」

    *****

    佐野洋子「100万回

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    2026年08月20日
  • あしながおじさん

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    谷川俊太郎訳を見つけてへーと読みました。今読むと、おいジャービス! おいおいジャービス! となるところが要所要所にあり、ハッピーエンドを素直に祝福する気持ちをうっすら凌駕してきて面白かったです。自分も手紙で好きになって結婚した話を始めだす谷川俊太郎もよかった。

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    2026年08月05日
  • 自分を受け入れるスヌーピー~いろいろある世界を肯定する禅の言葉~

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    好きな著者の舛野さんが携わった本。スヌーピーが出てくるPEANUTSのメンバーの豊かな多様性をと禅を組み合わせて書かれた本。分かりやすいが、禅語はやはり難しい。私に響いたのは共生でした。多様性社会の中を自分らしく生きていこうと感じました。個性を捨てないで長所は磨いていこうと思いました。

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    2026年08月02日
  • さよならは仮のことば―谷川俊太郎詩集―(新潮文庫)

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    小学校だったか中学校だったか、国語の時間に「朝のリレー」を音読したときにはじめて谷川俊太郎を知った。それまで何度も彼の詩には触れていたのだろうけど。そしてなんとも心地よいリズムと地球はひとつなんだというメッセージに酔った。それから今まで朝のリレーが一番好きな詩だ。

    朝のリレーが読みたくてこの詩集を手に取った。どの詩も谷川俊太郎の少年性が感じられる。確かに小さいときこんなことを感じたなと思う。もちろん谷川の詩のほうが文学的で洗練されているけれど。

    この詩集を読むと、大人になって社会に出て子どものときの感受性を失ってしまったことに気づく。些細なことに一喜一憂してたとも言えるけど、それが日々を豊

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    2026年08月02日
  • 新版 スヌーピーたちの人生案内2

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    "IT'S MY LIFE,
    AND I'M THE ONE
    WHO HAS TO LIVE IT!!"

    わたしの人生よ、
    それを生きなきゃならないのはわたしよ‼︎

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    2026年08月02日
  • ベージュ(新潮文庫)

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    古本の100円コーナーにあり、購入。
    詩は難しいと敬遠していたが、今年に入り、何冊か詩集を手にした。
    ちゃんと読めているかわからない。
    ただ、心地良かったり胸いっぱいになったり感動したり…

    言葉を操る谷川俊太郎さんが、赤ん坊と違って老人の自分は言葉で見ると書いた「言葉と別れて」や、あとがきで、文字ではなく言葉で…と書かれていたことが印象に残った。
    言葉が感情を邪魔したり、文字が言葉を邪魔したりするという捉え方で合っているかな?
    谷川俊太郎の詩集は処女作と今作しか読んでいないが、処女作から大成されてて、今作も瑞々しい。
    天才だな

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    2026年08月01日
  • にじいろの さかな うみの そこの ぼうけん

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    大切なうろこを追って、たった一人で暗い深海へと飛び込んだにじうお。
    そこで出会う深海生物たちは実在の生き物だそうですが、にじうおが地味に見えるほどキラキラと美しく、思わずうっとりしてしまいます。
    未知の暗闇でも惑わされず、目的のために前へ進むにじうおの姿が本当に頼もしい。
    溢れる好奇心とちょっとの勇気を持って、子どもたちもこうして新しい世界に出会っていくのだろうなと感じさせてくれる、深く美しい物語でした。

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    2026年07月14日
  • 虚空へ(新潮文庫)

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    谷川俊太郎の最晩年の詩集とのことである。わたしにはそれぞれの詩の意味が取れず、音の響きとしても刺さるものがなかったのだが、谷川俊太郎の作品に通底する、壮大な宇宙を背にしているかのような雰囲気は健在。時代の先を行っているのかもしれない。

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    2026年06月27日
  • あなたに

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    泣きたくなった。圧倒された。言葉と絵の力よ。私たちは果てのない世界で生きている。手を広げ生きている。

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    2026年06月25日
  • せんそうしない

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     詩人の谷川俊太郎さんと、えがしらみちこさんの絵による、2015年の作品。

     えがしらさんの淡く透き通るような水彩画から漂う、目映いばかりの爽やかな雰囲気は、子どもたちが楽しそうに遊んでいる幸せな光景にぴったりで、何故そのように感じられたのかというと、そこにそっと添えられた谷川さんの言葉『ちょうちょと ちょうちょは せんそうしない』等から、私の身の回りには戦争をしないものばかりであることに、改めて気付かせてくれたからなのだと思います。

     それとは対照的な「戦争をしているものは何のためにしているのだろうか?」という問い掛けには、胸を打たれるものがあったものの、それでかけがえのない大切なものを

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    2026年05月04日
  • 谷川俊太郎てのひらの詩集 ベスト190

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    分かったような分からないような曖昧な感じ。
    谷川俊太郎の幅広いたくさんの詩を浴びて、とりあえず、詩って面白いなと思った。
    てのひら詩集というタイトルが素敵。
    この詩集の中なら、牛がいちばん好き。

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    2026年04月11日
  • SNOOPY COMIC  ALL COLOR 50’s

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    ネタバレ

    最初、ルーシーの容姿や言葉遣いが私の知っているのと比べてかなり幼かったのに驚いた。すぐに本書の中盤くらいでは良く知った容姿と言葉遣いに変わる。

    If you catch you with another one of my comic books, I’ll chase you clear out of the country! (p. 177)

    ライナスへの辛辣な口調や、時々弟にやり返された時の、彼女の悔しいとも諦めともつかない表情が好きである。

    英語のテキストとしても楽しかった。

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    2026年04月11日
  • 虚空へ(新潮文庫)

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    研ぎ澄まされた言葉というより、存在するものの中で1番近いものだけを拾って集めた言葉というか。

    簡単にわかったとは言えない、言いたくない詩集。あと何年後かにまた読みたい。

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    2026年03月31日
  • ハムレット! ハムレット!!

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    シェークスピアが開けた小窓から無限の宇宙が広がっていく。16-17世紀に書かれた作品が現代でもこれほど人の心を掴んでいることに鳥肌が立つ。文学の持つ底知れなさを思う。

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    2026年03月28日
  • あなたに

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    火と水と人間からイメージされたザ・キャビンカンパニーの何枚もの絵が素晴らしい。色彩豊かな装飾性あふれる絵柄が惹きつけてやまない。「がっこうにまにあわない」という絵本も以前に見たが、それもよかったな。イマジネーション力が豊かなんだよなあ。谷川俊太郎はくさい。

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    2026年03月28日
  • 虚空へ(新潮文庫)

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    俵万智さんの解説がとっても面白かった。
    合唱部だったので、谷川さんの詩に歌いながらたくさん触れ、詩集もたくさん読んだ。
    解説されないとどうも理解できない難解なものもたくさんあったが、日本語の良さをたくさん知れた気がする。合唱のための6つのソング「ワクワク」が1番好き。あの歌詞に出てくるような人に自分の子供にはなって欲しいと思う

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    2026年03月26日
  • ありがとう

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    タイトル『ありがとう』と、あどけない少女の表情に惹かれました。谷川俊太郎さんの詩です。

    卒業を前にした緊張感と、自然とこみあげてくる少女のありがとうの気持ち。そして周りも自分も大切にしてほしい、そんな谷川俊太郎さんの気持ちがあふれていました。

    卒業証書授与式のセッティングし終えた、ひんやりと、ひっそりした体育館。職員同士で「いよいよ明日ですね」とホッとして話すひととき。当日の緊張感と寂しさを自分の中で感じるひととき。好きだなあ。

    高校のときだったか“ありがとう”を漢字で書くと“有難う”だと知ったとき、今までの何倍も、この言葉が好きになりました。語源は“有(あ)り難(がた)い」。滅多にない

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    2026年03月21日
  • ありがとう

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    「私に私をくれたのは、誰だろう?」
    谷川俊太郎さんの詩と、えがしらみちこさんの絵が美しい絵本『ありがとう』を読みました。
    卒業の日に、周りへの感謝を伝える女の子が、最後に見つけた「私、ありがとう」という言葉。
    自分を作っているのは、自分であることが大きい。
    周りへの感謝と同じくらい、自分のことも大切に、感謝したくなる。
    そんな温かい気づきをくれる一冊です。

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    2026年03月20日