谷川俊太郎のレビュー一覧

  • 行先は未定です

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    30代前半、一緒に仕事をしていた音響の先輩から、
    夜寝る前に詩を詠むといいよと勧められ、
    あれから8年経ち、やっとやってみました。

    私は今仕事を辞め、有給消化中だが次の仕事は決まっていない。
    一人暮らしだし、極端に人と話すことが減り、でもノントレス。だけど不安だけはしっかりある。
    不思議な感覚だ。
    そんな中、夜寝る前に声を出して読んで見た。

    小学校のころ授業でみんなで声を出した詩があったり、
    生きてるんだなと感じる詩ばかりだった。

    ここ
    という詩が好きで、亡くなった愛犬と同じ名前でもあり、そう思ったのかなぁ。
    わたしのこれからはどうなるのかな。
    一人で生きていくのも誰かと生きていくのも不

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    2026年07月09日
  • 100万分の1回のねこ

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    吾輩も猫である と同じように、百万回生きた猫を受けて著名作家さんがそれぞれ短編小説を書いたものを編纂した本です。
    広瀬弦さんの博士と猫がゾワっとしました。1番原作の意図に近しいものを感じました。

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    2026年06月15日
  • せんそうしない

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    谷川俊太郎の言葉に、確かにそうだなとうなずきながら読む。こういうことに子供のうちに触れるというのは、きっと大切なことだと思う。

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    2026年06月10日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    面白かった。副題が「ユング心理学講義」。谷川俊太郎さんという質問者がいることで河合先生がわりと具体的にご自分の経験やこれまでの経緯を話されている。

    p37
    「ユング研究所で、「相手をどこか好きにならなかったらみるな」とよく言われました。(中略)可能性が輝いている人とは相性がいい。(中略)医者として「好き」というのは、他人には見えない可能性を感じていること」

    p38
    「危険をおかして賭けていく」

    p40
    「青年期の人で死が怖いというのは(中略)本当はうまいこと生きられないということなんで、生きる方法が見つかってきたらなくなってしまいます」

    p48
    「問題を突きつめて意識化するということに

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    2026年05月14日
  • 100万分の1回のねこ

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    『100万回生きたねこ』にちなんで13人の作家が綴った短篇集。角田光代と綿矢りさの作品が光って見えた。もちろん佐野洋子の絵本も読んだ。

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    2026年05月07日
  • 迷いを手放すスヌーピー~大切なことに気づく禅の言葉~

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    こちらは『PEANUTS』に学ぶ禅の言葉。
    共通項がわからず意外な取り合わせにも思えたけれど、登場人物たちの言動の端々には、こんなに仏教のこころが表れていたのかと結構な驚きでした。スヌーピーとウッドストックがよりかわいくみえた。

    【手放すこと】【愛を見つけること】という壮大な二つのテーマは、しかし日常の身近なシーンから思想を深められるようだった。
    「無心風来吹」「放てば手に満てり」「平常心是道」「達磨安人」「掬水月在手」「水急不流月」「明鏡止水」などなど、胸に留めながら生活したい。
    禅の言葉は、花鳥風月で豊かな自然を想起させる意味合いのものが多くて、読んでいるだけでも安らいだ気持ちになれるの

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    2026年04月30日
  • すきが いっぱい

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    谷川俊太郎さんと西加奈子さんの詩のやりとり。

    全体的に谷川俊太郎さんの作品のほうがやはり温かみ、やさしさ、ことばのおもしろさを感じます。

    西さんの作品では
    「こころのなか」
    がよかったです。

    「みんな ないていた」
    これは子育てを経験した人皆の気持ちのように思えました。

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    2026年04月26日
  • 行先は未定です

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    なんとなく言いたいことはわかる気がしたけど
    やっぱり90歳まで生きなければ
    きっと本当の意味でわからないのだと思う。
    しばらくもう読み返すことはないと思うけど
    大切にとっておきたい本。
    90歳になったときに
    また読んでみたいと思う。

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    2026年04月19日
  • いつもいっしょのスヌーピー

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    3コマ4コマの可愛いイラストと、日常のおちゃめなお話が素敵。
    シュローダーが弾いてる五線譜の間に挟まるスヌーピーの横顔に笑った。
    サボテンに、腕は疲れないか?と話しかけるポヤポヤなスヌーピー。
    ガラガラ蛇になり切って地面を這っていたら迷子に、、。
    スヌーピーって意外と色んな表情があるのね!

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    2026年04月18日
  • 行先は未定です

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    たまに読む詩集はいい気分にしてくれる。何故かわからないが音楽を聴いてる時や美術館で絵に圧倒された時の気分。また読んでみたくなる。
    『だけど正直な感覚はなかなか出せない
    やっぱり人が読むものだから気取るわけですよね
    それに詩は本音だけだとつまらなくなる』

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    2026年04月13日
  • 悩んだときに元気が出るスヌーピー

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    悩みを解消するわけでは無いところがポイントである。あくまで、その悩みを受け入れてなお、少しだけ前向きになれる本だと思う。

    ちなみに、英語の勉強にはかなり良い。少し皮肉やユーモアの効いた返しを身につけられる。ここまで読みましたね。はい、5セント頂きます。

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    2026年03月31日
  • ベージュ(新潮文庫)

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    ベージュが米寿であったことに、読後あとがきで気付いた
    歳を重ねて尚、むしろだからこそ力まず、やわらかな眼差しで谷川さんが見つめた世界のものごと
    詩と言葉についての数作が特にお気に入り

    しるしをつけたもの
    ・その午後
    ・顔は蓋
    ・色即是空のスペクトラム
    ・詩の捧げ物

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    2026年03月26日
  • えをかく 新版

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    最初に地面を描くところから始まって、思いつくままに描いていく。自由に描くことが楽しいことと教えてくれているかのよう。途中の死にかけた男だけ、なぜ?と思える違和感。

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    2026年03月24日
  • 迷いを手放すスヌーピー~大切なことに気づく禅の言葉~

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    ピーナッツの世界を禅の視点で読み解いている本。
    禅の言葉は全く知らないけど、こんな状況を表現する言葉があったのか!と新鮮であっという間に読み終えました。

    『一花開世界起』
    たった一つの言葉が、相手の心を温かくする
    『不動心』
    心が揺れない事ではなく、揺れてもすぐに慈悲という中心点に戻る力

    この二つの言葉が、特に印象的でした!

    ピーナッツのコミックも言葉と共に掲載されているので、スヌーピーは、知ってるけどピーナッツのコミックは読んだ事ない人にもオススメです!

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    2026年03月22日
  • すきが いっぱい

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    谷川俊太郎さんと西加奈子さん
    による往復書簡。

    谷川俊太郎さんの詩は読んでいて
    どこか心地が良い感じがしたのだけど、
    西加奈子さんのほうがダメだった。
    全然合わない…。

    だけど…
    西加奈子さんのイラストは素敵でした。

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    2026年03月14日
  • 詩を書くということ 日常と宇宙と

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    思い出したのは、学生時代どこかで聞いた言葉「科学で説明できないことを考えるのが文系の役割である。」
    文系理系を区別することが今や適切かどうかということはさておき、理系の方が社会に役立つという考えを高校ではよく聞いた。科学の発展によって世界のあらゆることが解明されてきた。生活は便利になり、もので溢れ、街は豊かになった。数十年前まで治せなかった病が治せるようになった。全て科学の賜物である。
    だが一方で、争いは続いている。貧富の差も広がり、分断が起きている。寛容さが無くなり、平気で人を傷つける言葉を吐く人もいる。武器やSNSなど、科学がその一因になっている。

    ビッグバンによって宇宙ができてもしばら

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    2026年03月12日
  • 茨木のり子詩集

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    本書は、詩人・谷川俊太郎氏が茨木のり子の膨大な作品群から精選して編んだ一冊である。

    彼女の作品には、昭和という時代を凛として生き抜いた「すがすがしい格好良さ」が満ちている。鋭利で歯切れの良い言葉もあれば、静謐で素直な言葉もあり、それらが真っ直ぐに心に染みてくる。

    私は、彼女の詩には「経験」が深く染み込んでいると感じた。だからこそ、今の自分に強く響く一篇もあれば、まだ遠く感じられる作品もある。

    きっと私自身の経験が重なり、茨木さんの歩みに近づいたとき、これまでとは違う響きで届く言葉があるのだろう。その日を楽しみに、これからも折に触れてページをめくっていきたい。

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    2026年02月15日
  • 詩の誕生

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    “戦後日本を代表する”といっていい2人の詩人(大岡信、谷川俊太郎 ともに当時40代)による“対話”。1975年の2月から3月にかけて、3回行われた対話を活字にしたもの。

    コップについて書いた二人の詩を比べるくだり(p.115~128)は面白い。“きちんと物が見えるように書く”のが谷川の詩、“はじめは物を見ているように書きだしても、決して物自体には到達しない”のが大岡の詩。

    そして、その前にあるくだり(p.105~108)。外国詩の翻訳・輸入における失敗(“日本語ではとうてい詩として成立しないようなものをそのまま日本語にして、これが詩ですといった傾きがある”(p.105)や、マザー・グースの

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    2026年02月15日
  • ありがとう

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    命の根源から響く「ありがとう」の連鎖
    作品名:『ありがとう』
    文:谷川 俊太郎
    絵:いがらし みちこ
    出版社:講談社
    初版発行日:2005年9月27日
    【レビュー本文】
    日本を代表する詩人・谷川俊太郎さんのシンプルながらも奥深い言葉に、いがらしみちこさんの繊細で温かみのある絵が寄り添う、心に深く染み入る一冊です。
    物語は空、地、海、そして自分自身へと「ありがとう」が次々に連鎖していきます。単なる日常の挨拶としての言葉ではなく、自分を取り巻く万物が互いに響き合い、私たちがこの世界に生かされていることそのものを祝福するような、深い肯定感に満ちています。
    対象年齢は3歳・4歳からとなっていますが、大

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    2026年02月13日
  • ひとりでこの世に

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    2024年に谷川さんが亡くなってからも、詩集は出版されていて、これもその一冊です。でも、こんな詩を作る人はもういないんだなあ、という寂しさも感じます。一篇を転記します。

    (ここからあそこへ)

    ここからあそこへまっしぐら
    こうそくどうろはべんりだね
    あたまはからっぽはしるだけ

    ここからどこへいこうかな
    どろみちくねくねたのしいな
    そらもとんぼもいしころも
    かぜもちずにはのってない

    かんがえることはあるくこと
    あたまごちゃごちゃたちどまり
    さわって かいで みて きいて
    こころをせかいにむすぶこと

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    2026年02月12日