谷川俊太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
30代前半、一緒に仕事をしていた音響の先輩から、
夜寝る前に詩を詠むといいよと勧められ、
あれから8年経ち、やっとやってみました。
私は今仕事を辞め、有給消化中だが次の仕事は決まっていない。
一人暮らしだし、極端に人と話すことが減り、でもノントレス。だけど不安だけはしっかりある。
不思議な感覚だ。
そんな中、夜寝る前に声を出して読んで見た。
小学校のころ授業でみんなで声を出した詩があったり、
生きてるんだなと感じる詩ばかりだった。
ここ
という詩が好きで、亡くなった愛犬と同じ名前でもあり、そう思ったのかなぁ。
わたしのこれからはどうなるのかな。
一人で生きていくのも誰かと生きていくのも不安だけど、誰かいてくれたらいいのにと思ったりもする。
90代の谷川俊太郎さんが出した本の名前が「行先は未定」
もうそれは終わりが近いから、あとは自然のままにということなんだろうか。
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Posted by ブクログ
面白かった。副題が「ユング心理学講義」。谷川俊太郎さんという質問者がいることで河合先生がわりと具体的にご自分の経験やこれまでの経緯を話されている。
p37
「ユング研究所で、「相手をどこか好きにならなかったらみるな」とよく言われました。(中略)可能性が輝いている人とは相性がいい。(中略)医者として「好き」というのは、他人には見えない可能性を感じていること」
p38
「危険をおかして賭けていく」
p40
「青年期の人で死が怖いというのは(中略)本当はうまいこと生きられないということなんで、生きる方法が見つかってきたらなくなってしまいます」
p48
「問題を突きつめて意識化するということに、どれだけ重点を置いていいものかわかないという態度で、ぼくはやっています」
p49
「治るときは誰しも苦しい歩みを続けるのだから、そこに付き添う人があることは測り知れない大きい意味を持つ」
p54
「治療というのは二人でつくる傑作ですね。」
「ほっぺたひっぱたいたってかまわんしね。表現としてその人の状態ときちんとあっているものというのは強いですよ」
「人は自分をハダカにしながら成熟していく」
p55
「(本来的な自己)そいつをできる限り生かそうじゃないか」
「いわば無限の可能性みたいなもの」
p64
「先生はいつも長い刀を持っていて、子供は短い刀を持たされているみたいなもので」
p83
「『人間と象徴』という解説書」
p168
「女として間違ったことをしてはならないと監視しているものすごく恐ろしい存在というか、そういう父親像が強くあるために、女の人は自由に動けない。何かしようとすると怒られるんじゃないかという恐れが先行してしまう」
「何かしようとしてもする前から叱られているような」
p169
「自分の意識しないところですごい禁止がかかっているんです。それを意識化できないものですから、いっそう無理に破ろうとするわけです。(中略)父親像との闘いのあらわれなんですね」
p172
「グレートマザーが後ろについていたら、いくら死んだってかまわないわけです、どうせ生まれ変わるんですから。そういうものにバックアップされている人は平気で死んでいけるでしょう」
p198
「俳句なんかはそれの最たるものであって、あれは自分の心なんて絶対書いちゃいけない、物だけ書けという方法論ですよね。しかも、その物がみごとに自分の内面の投影になっていなければ、俳句としては成り立たない」(谷川)
p200
「日本人であるぼくらは、あんまり簡単に、ヘビは何のシンボルであるとか剣は何のシンボルだとか言われると、眉唾物のような気がしますね」(谷川)
p224
「自分の限界を知らずにすべてにアイデンティファイしていると、判断力が鈍ってくるからです。シャープな判断力を持った上で受け入れるんじゃなくて、何でも結構ですとなると、これは危ない。そういうことじゃなくて、いま言ったように自分の限界というか、置かれた位置などからくる限定を非常にはっきりしていけば、ぼく自身はそうしていますけど、いくらでも怒ったり泣いたり笑ったりできるようになる」
p226
「どんなにおもしろくないことからでもおもしろいことを見つけだす才能がわれわれには要ると」
p230
「ユングは、死後の生命ということを考えないような現世の生き方は完結しないと言うんです」 -
Posted by ブクログ
こちらは『PEANUTS』に学ぶ禅の言葉。
共通項がわからず意外な取り合わせにも思えたけれど、登場人物たちの言動の端々には、こんなに仏教のこころが表れていたのかと結構な驚きでした。スヌーピーとウッドストックがよりかわいくみえた。
【手放すこと】【愛を見つけること】という壮大な二つのテーマは、しかし日常の身近なシーンから思想を深められるようだった。
「無心風来吹」「放てば手に満てり」「平常心是道」「達磨安人」「掬水月在手」「水急不流月」「明鏡止水」などなど、胸に留めながら生活したい。
禅の言葉は、花鳥風月で豊かな自然を想起させる意味合いのものが多くて、読んでいるだけでも安らいだ気持ちになれるので、ほんと自分にぴったりなんだと思う。