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『せんそうしない』の二人のコラボふたたび! 谷川俊太郎の名詩を、えがしらみちこが“卒業の日に「私」が思うこと”というイメージを膨らませ、一冊の絵本になりました。新しい道を歩き出す人に贈りたい、珠玉の絵本。
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Posted by ブクログ
タイトル『ありがとう』と、あどけない少女の表情に惹かれました。谷川俊太郎さんの詩です。
卒業を前にした緊張感と、自然とこみあげてくる少女のありがとうの気持ち。そして周りも自分も大切にしてほしい、そんな谷川俊太郎さんの気持ちがあふれていました。
卒業証書授与式のセッティングし終えた、ひんやりと、ひっそりした体育館。職員同士で「いよいよ明日ですね」とホッとして話すひととき。当日の緊張感と寂しさを自分の中で感じるひととき。好きだなあ。
高校のときだったか“ありがとう”を漢字で書くと“有難う”だと知ったとき、今までの何倍も、この言葉が好きになりました。語源は“有(あ)り難(がた)い」。滅多にないことなんだよなあ。当たり前のことなんて、この世の中にないんだよなあと。
Posted by ブクログ
命の根源から響く「ありがとう」の連鎖
作品名:『ありがとう』
文:谷川 俊太郎
絵:いがらし みちこ
出版社:講談社
初版発行日:2005年9月27日
【レビュー本文】
日本を代表する詩人・谷川俊太郎さんのシンプルながらも奥深い言葉に、いがらしみちこさんの繊細で温かみのある絵が寄り添う、心に深く染み入る一冊です。
物語は空、地、海、そして自分自身へと「ありがとう」が次々に連鎖していきます。単なる日常の挨拶としての言葉ではなく、自分を取り巻く万物が互いに響き合い、私たちがこの世界に生かされていることそのものを祝福するような、深い肯定感に満ちています。
対象年齢は3歳・4歳からとなっていますが、大人にとっても、当たり前の日常や自分という存在が愛おしく感じられるような、穏やかで温かな余韻をくれる作品です。命のつながりを再確認したいとき、大切な方への贈り物としても最適だと感じました。
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