谷川俊太郎のレビュー一覧

  • A Peanuts Book featuring SNOOPY for School Children スヌーピーのスクールデイズ

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    スヌーピーの漫画ってずっと気になってるんです。
    これは抜粋みたいな感じだけど、いつかちゃんとしたやつも読んでみたい。

    くすりと笑える漫画の数々でした。スヌーピーとウッドストックがかわいい。

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    2014年07月21日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    1979年初版発行の本です。
    もう35年も前ですが、今読んでも面白いです。

    ざっくりとしてわかりやすく、
    河合さんがご自身のしている心理療法のベースとなる
    ユングの考えや経験、ご自身の所見などを語っていきます。
    谷川さんはあくまでわき役として、質問を投げかけていきます。

    これは!と思ったところを引用すると、

    ___

    谷川:普通の人間は、その自己治癒能力ですか、それを不断に働かせているわけですね。

    河合:普通は、それが適当にうまく働いているわけです。
       だから深く悩むこともなく深く治ることもなく、みんな生きているわけでしょう。
       いわば普通の人間は自分で自分なりの治療行為をしているわけですね。
       つまりすってんてんになるまでパチンコをするとか、
       途方もない大金を競馬で使ったりするとか、
       それなりにみんな治るための儀式をやっているんですね。
       日記を書くのも、友だちと話をするのもそうでしょう。
       それをもっと凝集し、非常にコントロールされた形でやるのがわれわれの仕事ですね。
    ___

    というところがありました。
    僕はここ何年かパチンコや競馬で大勝利したりすっからかんになったりを
    何度も経験してきていますが、自己治癒のためと言われると、
    腑に落ちるところがあります。
    「えーっ?」と思う方もいるでしょうけれど、これはそうだと思いますよ。

    また、昨日はAKBグループの総選挙がありましたが、そこで8位だったかな、
    こじはること小嶋陽菜さんがしゃべったのがすごく面白かったんですけども、
    この本を読みながらだったので、彼女から感じられる母性というものの強さに注意がいってしまって、
    「母性」のいいお手本、つまり「母性ってなんだろう」と問う人に対して
    この人が母性をよくあらわしているからよく見てみたらと言えるのは、彼女だと思いましたね。
    あんなに、おんなおんなしたおんなのお手本のストライクみたいな人って実はなかなかいない。
    母性って、いろいろ他人とかと繋がっていくもので「まぁ、なんでもいいじゃないの」
    というものだというのですが、その逆のなんでも断ち切っていく心理っていうのも女性には
    アニムスという名前で男性的なものとしてユング心理学では言われていました。
    アニムスが強いのがよくわかるのがぱるること島崎遥香さんです。
    でも、ぱるは横山由依ちゃんと仲良しだったり、孤立しているわけではないから、
    病的とは全然違います。ちょっとアニムスが強いっていう。
    思春期だとかにそういうのが出てきたりするっていいますから、
    若い子だしそういうのがあるのかもしれないですね。

    閑話休題。
    インターネットでもそのシンボルの意味が辞書みたいに調べられる夢判断のサイトがありますが、
    河合さんの心理療法での二枚看板みたいなのが、この夢判断と箱庭療法でした。
    しかし夢判断については、たとえば黒猫がでてきたっていうのがあったとして、
    夢診断サイトだと、それはこういう意味だっていうように、一対一で対応していたりしますけれど、
    河合さんに言わせると、そんなのは違うっていうことになり、その人の現在の状況や夢の状況などによって、
    重層的かつ多様に判断しないといけないらしいです。
    それはそうだよなぁ、とかねてからWEBの夢診断のシンボル判断に違和感を持っていた者としては、
    納得の行った発言でした。

    そして「抑圧」の話も興味深かったですね。
    子どもが悲しいとか痛いとかいっても、親とか先生だとかは
    「痛くないでしょ!」「悲しくないの!」とかってなだめようとしますが、
    それがその場限りの対処ではいいように思えても、そういうのが「抑圧」として
    心の中、無意識のほうに溜まっていって病んでいってしまう。
    言語化すると意識上にのぼってそれは癒しの効果がありますが、
    知らず知らずに無意識に、澱のようにたまっていくと、
    それは非常に破壊力をもったものになってしまうということです。
    また話はAKBになりますけども、このあいだのノコギリでメンバーを襲った犯人は、
    きっと、そういう無意識のほうに溜まったものが破壊力を持って、
    自分を破壊するか他人を破壊するかのところで、他者を選んでしまったのかもしれない。
    襲われた方はたまったものじゃないです。
    (襲われたメンバーとスタッフの方は一日も早く元気になりますように)

    巻末には谷川さんの詩や散文を河合さんが心理学者的解釈をする
    というのが収録されています。
    谷川さんの詩はよくしらなかったですが、数篇読んでみてすごく好かったです。
    「はしれはしれおちんちん」というのが出てくる「男の子のマーチ」は
    楽しくて楽しくて大笑いしそうでした。
    散文も含めて読んでいくと、なんだか村上春樹さんに通じるものを感じたりもして、
    さては春樹さんは谷川さんからも影響を受けているのかなと思ったりもしました。

    この本に書かれていることをまぁ、日本人みんなが7割くらい理解して、ふまえていると、
    きっと社会はもう少し生きやすくなると思いました。良書です。

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    2014年06月08日
  • 自選 谷川俊太郎詩集

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    昨日、家内とゆめタウン広島店に買い物に行った際、
    岩波文庫の新刊を買いもとめました。
    私の大好きな谷川俊太郎が自選した詩集で、
    この1月16日発刊となっています。
    この岩波文庫といえば物故者がほとんどで、
    現在活躍されている方の作品の発行は
    珍しいのではないでしょうか?

    おばあちゃんとひろこ

    しんだらもうどこにもいかない
    いつもひろこのそばにいるよ
    と おばあちゃんはいいました
    しんだらもうこしもいたくないし
    めだっていまよりよくみえる

    やめてよえんぎでもない
    と おかあさんがいいました
    こどもがこわがりますよ
    と おとうさんがいいました
    でもわたしはこわくありません

    わたしはおばあちゃんがだいすき
    そらやくもやひさまとおなじくらい
    おばあちゃん てんごくにいかないで
    しんでもこのうちにいて
    ときどきわたしのゆめにでてきて

    おっけーとおばあちゃんはいいました
    そしてわたしとゆびきりしました
    きょうはすごくいいてんき
    とおくにうみがきらきらかがやいて
    わたしはおばあちゃんがだいすき

    見晴らしの良い縁側で家族四人が暖かい日差しを
    あびながらくつろいでいる。
    目に見えるようですね~
    (※横書きで申し訳ございません)

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    2024年09月29日
  • ぺ

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    まさかのショートショート集。詩集じゃない谷川俊太郎さんが新鮮。

    詩人だけあって、言葉を面白く使っているのです。

    何かよくわからない「ぺ」の説明から始まり、花という死体、高所恐怖症の詩人の恐怖、電子計算機への信頼、愛し合う老夫婦、etc

    星新一に引けを取らない奇抜さと、何処か詩的な言葉のセンスがたまらなく好き。

    詩集はあまり読まないという人にも手にとって欲しい。

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    2014年02月24日
  • 夜のミッキー・マウス

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    「二十億光年の孤独」や「朝のリレー」で谷川俊太郎が好きになり、友人に貸してもらった。いちばん惹かれたのはやはり「なんでもおまんこ」。なんで死にてえのかなあ…

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    2013年12月15日
  • 魂にメスはいらない ユング心理学講義

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    これも「ユング心理学」と並行して読み進めました。谷川俊太郎との対談の中でユング心理学と解きほぐしている。

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    2013年10月16日
  • 自選 谷川俊太郎詩集

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    多作の詩人。
    これだけの詩を紡ぎだす、その才能が、とても素晴らしい。
    なかなか、選もよくて、谷川俊太郎を知るには、
    とても良い仕上がりだと感じた。

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    2013年09月15日
  • 自選 谷川俊太郎詩集

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    本当にいろいろな詩がある。自然に対する態度、ものの存在を見る目がすごいと思わされる。谷川俊太郎の詩集がもっと欲しくなった。

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    2013年08月20日
  • 谷川俊太郎詩選集 3

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    子ども向けのものから散文詩まで、様々な詩が集められた一冊。特に最後のインタビューは、研究したい人は必読。

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    2013年08月16日
  • 夜のミッキー・マウス

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    タイトルがそそりますねぇ。

    果てのない恋しさを美しいものにかえてくるような、癒しの詩集なのでした。

    しりあがり寿さんの解説がかわいい

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    2013年05月31日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    普段は詩は読まないが小学校のころ谷川さんの詩を習い興味を持っていたので読んでみた。
    p137除名、p146くり返す、p204生きる、p222ほほえみがお気に入りになった。
    谷川さんの詩は生死について内容の重いのものから言葉遊びまでバリエーションが豊富だった。

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    2012年11月11日
  • 絵本 [復刻普及版]

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    久々谷川さん。

    谷川さんの詩と、谷川さんが撮られた写真で構成される。詩ももちろんなんだけれど、写真が一枚一枚ステキだった。主に手の構図が多いけれども、人の重みというか、生が感じられる。

    「誰でも」と「空」がこの中では好きかな。

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    2012年12月19日
  • マザー・グース2

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    1と比べて子供向けからやや離れてきた?当時の差別的な唄や実際の事件を揶揄したものも数点あり(それも割りと血生臭い感じで)風刺的な感じが良いかも。それにしても殺すだの死ぬだのストレートだなぁ…。例え謎々だとしても。

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    2012年10月31日
  • 夜のミッキー・マウス

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    ネタバレ

    う~ん面白い!夜の雰囲気。
    シュールな詩も読み返すほどに深みを増す。田舎道のど真ん中の扉を開ければ星空のはじっこに出られるとか、日々の細部にビッグバンに連なるものを探すとか、いちいちツボで困る。解説もすごく良かった。
    「あのひとが来て」「忘れること」「ひとつまみの塩」あたりの感覚いいな。

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    2012年10月16日
  • 谷川俊太郎詩選集 3

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    クレーは言葉よりもっと奥深くをみつめている。それらは言葉になる以前のイメージ、あるいは言葉によってではなく、イメージによって秩序を与えられた世界である。

    言葉によって感染した病いは言葉によって免疫するしかない。

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    2012年08月13日
  • 谷川俊太郎詩選集 2

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    なかなか良かった。
    谷川俊太郎は日本人が詩人で知っている名を挙げる場合に一番よく出てくる日本人の詩人である事を高橋源一郎の解説で知った。

    詩が死に親しむことで生へと向かうものであることを、少しずつ私は信じ始めている。

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    2012年08月13日
  • 悩んだときに元気が出るスヌーピー

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    数ある名作『ピーナッツ』作品群から、
    香山リカ氏が精神科医目線で Don't mind とでもいうように
    チョイスした選集。
    ――といった企画を無視して読んでも、やっぱりジンワリ面白い。
    ルーシーがレモネードスタンドを利用して開設する「お悩み相談室」が
    メチャクチャ相談者を突き放しているのが笑える。

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    2012年07月11日
  • にじいろの さかな うみの そこの ぼうけん

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    にじいろのさかなシリーズ。
    たった一枚のうろこを谷の底に落としてしまったにじいろのさかな。
    ウロコを探しに谷の底を冒険だ。
    私の大好きなクラゲが出てきて綺麗でした。

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    2012年02月19日
  • にじいろの さかな まいごに なる

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    にじいろのさかなシリーズ。
    これといった教訓めいたものがなく、ただただ絵が綺麗でさかなたちが可愛いって話。子どもは視覚的にも展開的にもワクワクするんじゃないかな~。

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    2012年02月19日
  • にじいろの さかなと おおくじら

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    にじいろのさかなたちの領域に、おおきなくじらがやってきた。くじらはただプランクトンを食べにきていて、さかなたちの銀色のウロコにみとれていただけ。だけどそれが大きな誤解を生んでしまいました。
    話し合うってことは大事です。基本のきです。お互いがお互いをどう思っているかなんて、言葉を交わさないと分からないこと。単純だけど分かりやすくていいお話です。
    とにかく絵が綺麗。

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    2012年02月19日