あらすじ
可愛らしいビーグル犬・スヌーピーの飼い主であるチャーリー・ブラウンは、小心者。優しい性格が災いして、いつも一人になると、人生とは何かといったことをつい考えてしまう。悩み多きこの主人公を中心に膨大な作品の中から「うつの心が癒される」という切り口で作品を選別。気分がすぐれず、「うつ」かなと思ったとき、チャーリーに再会して元気になれる一冊です!
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Posted by ブクログ
「まあ、いいか」という生き方
チャーリーブラウンが哲学的な問いに悶々とする中、スヌーピーはベッドで寝ている。「クヨクヨするなよ」と励ますこともできるが、ピーナツのキャラクターたちは黙って寄り添っている。
悩める自分の横でスヌーピーが「もうひと眠りしよう…」と寝てしまう、そんな姿を見ることこそが癒しだと思う。
常識的な励ましがいいとは限らない、ということを知る一冊。
Posted by ブクログ
数ある名作『ピーナッツ』作品群から、
香山リカ氏が精神科医目線で Don't mind とでもいうように
チョイスした選集。
――といった企画を無視して読んでも、やっぱりジンワリ面白い。
ルーシーがレモネードスタンドを利用して開設する「お悩み相談室」が
メチャクチャ相談者を突き放しているのが笑える。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
疲れたら、いったん休もう!チャーリー・ブラウンは「心の相談室」通いがやめられない。
通ったからといって、落ち込んだ気分がたちまち晴れるわけではない。
けれどルーシーに話を聞いてもらうと、それだけで楽になるのだ。
いつもやきもきしたり、悲観したり、自分に自信のないチャーリー・ブラウンは、悩みが尽きない。
チャーリーはよく溜め息をついてうなだれてしまう。
そんな彼にピーナッツの仲間たちは優しく接し、さりげなくアドバイスをする。
「で、それがどうしたの?」って。
ピーナッツの大ファンであり医師でもある香山リカ氏が厳選した、読むと元気になる、とっておきスヌーピー選集!
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
悩んでいるから買ったわけではない。
それに悩んでいる人がこの本を読んで、元気が出るか否かはその人の性格によるだろうな。
頭を抱えて悩んでいるときに一緒に泣くわけでもおなかを抱えて笑うわけでもなく、乾いた笑いによって肩の力が抜けるって人にちょうどいいと思う。
解決策とか突破口を求めて読むような本ではないと思うけど、
いっかい落ち着こうって思った時に読むと、なんか楽になる本だと思う。
つまり、個人的には好きな本ということです。
Posted by ブクログ
精神科医である香山リカさんが選んだスヌーピーの漫画が載っている。これを読んで悩みが解決するってことはあまりないかも。でも読んでるとなんだかほっとしたり、まあいっかと思えたり。
何かに悩み迷っているときは、それを解決するのは自分しかいない。ずーっと考えてもなかなか解決できなくて、疲れてしまうときもある。そんな時に、根本的な解決にはならないだろうけど、この本を読んで癒されたい。
Posted by ブクログ
昔からのPeanutsのまとめ本という感じ。単品でみることが少なくなってきたし、角川からじゃないので版権が変わってきているのかな。
もう新しいのがかかれないんだなというのが寂しい。
香山リカセレクションとなっているが結構適当みたい。でも系統だってはいるのでなかなか興味深いですよ。