町田康のレビュー一覧

  • 100万分の1回のねこ

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    初読み作家さんばかりで、新しい作家さんに出会えた。角田光代さん、綿谷りささん、川上弘美さんのが好き。
    それにしても凄く豪華。

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    2020年12月29日
  • ギケイキ 千年の流転

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    ネタバレ

    <目次>
    なし

    <内容>
    町田康の作品はみんなこうなのかな?スラップステッィクな感じ。義経も弁慶もその他の人物も基本、お馬鹿で乱暴。でも当時の武士層ってこんな感じの生き方をしていたような気がする。

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    2020年11月12日
  • パンク侍、斬られて候

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    当時の文学界では一定の評価はあったんだろうけど、ま、実際この手の小説はいくつか読んだし、でも、今読むには古くささというか、陳腐な感じを受けるというのが正直なところ。
    もちろん、先駆者としての評価はするけれど、一過性のものでしたという感じ。
    文学界の枠をちょっと外して、例えば、ケータイ小説とかだったら、また別の印象を受けたと思うんだけど。
    ただ、そのときは読んだかどうかは疑問が残るかな。(^^;

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    2020年11月08日
  • リフォームの爆発

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    家族(犬2頭&猫6匹)のために家の不具合を取り除くべく、独自のリフォーム論が展開され、実際のリフォームがどのように進行したのか、その全貌がドキュメンタリータッチで描かれています。あちこちに架空の設定や誇張が織り込まれ、現実と虚構の絶妙なバランスでもってリフォームの大変さ、工務店選びの難しさ、人間関係の厳しさを訴えてきました。実に個性的な書きぶりで、その表現力の豊かさに笑いのツボが刺激されました。

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    2020年09月18日
  • つるつるの壺

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     お恥ずかしながら、高校生のとき、軽音楽部で筆者の「INU」の曲を演奏したことがあります。正確に言えば、練習をしたことがあって、本番ではやらなかったかも知れません。何しろ私は、ロックとはほど遠い高校生で、ましてやパンクとは全然縁のない感じでしたが、軽音楽部の中でベースをやっているのが私しかいなかったため、強制的に演奏させられたわけです(笑)。

     その曲の入っていたアルバムのタイトルが「メシ喰うな!」で、そのアルバムの中に入ってた曲が「つるつるの壺」です。本屋さんでこのタイトルを見つけて、思わず買ってしまいました(ずいぶん前ですが)。

     さて、この本ですが、読み始めは実に読みにくいです。悪い

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    2020年06月27日
  • 夫婦茶碗

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    同時収録の「人間の屑」の書き手もそうだが
    とにかく主人公(語り手)、働かないので困窮しまくり
    なんだかかだと理屈をつけ、仕事をしても続かない主人公
    困る困るといいながらだらだらと暮らしているので


    妻ともども食べるのにも事欠くのであるが
    そのことで喧嘩しながらも
    野草をゆでて食にする妻ものんきそう
    (そんなこと、わたしだって趣味でしてるわい)

    あげくのはてにメルヘン作家を目指そうなんて

    いわゆる現代社会の貧困スパイラルの問題提議でもなく
    じゃ、夏目漱石時代の高等遊民とも違うような

    なんともおもしろい落語を聴いているような語り口で
    寓意も読み取れるし、文章も巧みなのだ

    芥川

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    2020年05月08日
  • 100万分の1回のねこ

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    13人の作家による、
    佐野洋子の絵本「100万回生きたねこ」へのオマージュ

    どの作品も、原作への愛に満ちている
    ひとつだけねこ関係ないのがあったけど(笑)
    あれはあれで面白かったし。

    原作をもういちど読みかえしたくなった。

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    2020年05月02日
  • 浄土

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    ネタバレ

    語感と勢いというような文章でするする読める。独特。
    登場人物はみんなくだらなく、みみっちく、その癖プライドは高そうな感じ(でもいかにもリアルに感じる)なのだが、突拍子もない展開でそいつらが揃いも揃って悲惨な目に遭いまくるというお話が多い。でもそれは懲悪ではなく自虐であって、突き放した白けた感じが漂う。
    石投げられてどぶに頭から突っ込んで意識を失うとか、突然現れた怪獣にスナックのごとく食べられるとか、頭がぐるぐる回転してちぎれて同僚にゴミ箱に捨てられるとか、ああ、こいつも自分も死なねえかな、今すぐ、みたいな妄想が書き連ねてある印象。どぶさらえは、ちょっと面白かった。

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    2020年04月13日
  • 浄土

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    読後しばらく経っても短編の一つ一つハッキリどういう話か思い出せるから、それが長編より短編の方がかなり濃縮されてて変な違和感残り続けて、再読に手が伸びる。

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    2020年03月25日
  • 残響―中原中也の詩によせる言葉

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    「タバコとマント」「冬の日の記憶」が好き。
    「サーカス」「汚れちまった悲しみに」は、知っている詩だからこそ町田康の文章が面白かった。
    詩って時々心に響くものを見つけられるから不思議。たまーに読みたくなる。

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    2020年03月09日
  • 100万分の1回のねこ

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    角田光代、広瀬弦のが素晴らしい。
    元々の絵本を読んでいなくても中々に味わい深いものがたくさん。
    町田康だけ独自路線だったな。
    あと山田詠美は苦手。

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    2020年03月09日
  • 人生パンク道場

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    筆者の過剰な口語体がちょっとしんどくなりつつあり、学生の頃はすごく好きだったなーと懐かしく振り返るなど。
    送られてくる悩みはどれもそれなりに切実で、筆写の回答はいかれたことを言っているように見えて実はど正論をかましている。文体とか例え話が過剰なだけで、理屈は真っ当。そこがおもしろいのかどうなのか。正論なので小気味いいはいいんだけど、果たしてそれはパンクなのか。などと少し引っかかりながら読み進めるくらいがちょうどいい加減である。

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    2020年03月08日
  • 走る?

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    ネタバレ

    スポーツ雑誌 NUMBER Doに連載されたランを題材にした短編小説を集めたアンソロジー。

    ランナーではなく、ランを題材にしているってのがポイント。王道に走る楽しみを描いた小説だけではなく、走ることがイヤになる小説、走らされる小説等各種色が揃っている。出来もマチマチで、トータルで評価すると凡作ってことになってしまうなぁ。アンソロジーはそこが難しい。

    好きな作品は
    「パン買ってこい」中田永一
    「ホープ・ソング」王城夕紀
    「桜の並木の満開の下」遠藤徹

    どれも結局はちゃんとランに目覚める人の話だった。
    読み手によって好みは絶対分かれるだろうなぁ。

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    2020年03月06日
  • 100万分の1回のねこ

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    町田康のを読みたくて、悩んだけど買いました。
    他の作家はすごく豪華やけどそこまで心惹かれるのはなかった。

    町田康はすごく分かりやすく読みやすい町田康だった。話も面白かった。別に猫じゃなくていいはずなのに書き手も読み手もなぜか猫を期待してしまう中で、町田康は唯一猫いっこも関係ないからね。100万の方に焦点当ててて。町田康は紛うことなき猫作家なのに。パンクロックの人だから。
    町田康以外では川上弘美のが面白かったと思う。

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    2020年03月03日
  • 100万分の1回のねこ

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    「100万回生きたねこ」へのオマージュ。
    豪華だな。そして、色々だな。
    綿矢さんの「表紙のねこが怖かった」という気持ち、わかります。

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    2020年02月06日
  • 100万分の1回のねこ

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    佐野洋子さんの100万回生きた猫をもう一度読み返したくなる。
    猫好き作家さん達なのか、さり気なく猫の特徴を表現してるのが楽しい。

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    2020年01月31日
  • パンク侍、斬られて候

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    2020年3冊目。
    おれは何を読まされていたのか。ずっともやもやしたままだ。読んでいた時も読み終えた後も。時代劇のようで現代社会の風刺でもある。しかも鋭い。まさにパンク侍。その侍も最後には斬られて候。後に残るは朽ちた屍。。
    笑えたのに笑えなくなる。スラスラ読んでいたはずが、読み飛ばせなくなる、一度本を置いてしまう。そんな怖さが潜む。日本のホラー映画みたいに、生きていればいずれ出会う恐怖であり、死ぬまでに静かに必ずやってくる畏怖。
    歯に物が挟まったみたいな、そんな人生の糞の詰まりまで味わえる小説。腹を振ってみようか、という気にさせるからまたこわい。

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    2020年01月24日
  • 掌篇歳時記 秋冬

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    ショートパンツを穿いてサンダル履き、シャーツの前をはだけて、腹を丸出しにして、裾を風にはためかせている奴の姿を見ると、破滅の予感が沸いてくる。Tシャーツに印刷された絵や文字は、どうにも珍妙で道理に反している。自分の内在している思想や感情を表現しているように見えてしまうことが卑怯すぎる。見えてしまうことによって、人は破滅に向かう。Tシャーツ1枚で偉そうに思想を語った気になる。自分の弱いモチーフを服によって増幅させる。これは刺青をちらつかせて人を威圧するのと変わらない。相応の覚悟もないまま雰囲気だけまとって、さも中身があるかのように取り繕う人間には破滅の道があるだけ。破滅が恐ろしくてTシャーツが着

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    2020年01月18日
  • 走る?

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    走るがテーマですと言われて作家は書くのだろうか?
    走らないこと、走ると飛ぶを比べる人、追いかける人、
    いろいろ読めて面白かった。

    俳優の岩松了のが、なんか後味ぞくっとする。

    「熊の夜戦」
    「いびきが月に届くまで」
    「パン、買ってこい」
    もよかった。

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    2019年12月26日
  • ゴランノスポン(新潮文庫)

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    仕事でも日記でもレビューでも、自分が文章を書くときには一応の約束事に乗っかって書いている。「一文を長くしすぎない」とか「文語と口語を区別する」といった、学校で習うような約束事だ。その約束事に乗っかることでどんな内容を書いてもある程度の読みやすさが保たれると思っている。
    しかし、町田康の文章ではそういう約束事がまるで無視されているように感じることが多々ある。
    頭の中で流れる言葉をそのまま文字にしているような、夢の中で読んでいる文章のような、変な感覚。にも関わらず、内容が入ってくる。
    どんな読書体験を経ればこのような文章を書けるに至るのか。

    「ゴランノスポン」の陽キャ集団。
    「一般の魔力」の常識

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    2019年10月20日