町田康のレビュー一覧
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ネタバレ古事記 712年 天武天皇の命により 池澤夏樹
神様の血縁関係
歴史 神話 伝説 系譜 歌謡
なる=勝手に生まれてきたもの
ヤマトタケル 弱いものへの共感
日本霊異記 平安初期 日本最古の仏教説話集 伊藤比呂美
ブロークンな漢文
性を書く博愛主義
くながひ=杭を交える、つっかえる(婚、愛婚) とつぐ=戸を継ぐ(交通)
竹取物語 平安前期 森見登美彦
かぐや姫が地球に来た理由は不明
帝さえも拒否し、世の中のルールをすべて拒否して帰っていく
宇治拾遺物語 鎌倉初期 町田康
原曲を再現するのではなくカバー曲、メロディーもムードも変えない
原文から聞こえてくる音以外は付けない
百人一首 奈良から鎌倉初期 小池昌代
たくさん言葉を費やさないといけないのが現代詩、一行で済むのが和歌 -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらずの町田節に翻弄された7つの短編集。
一番印象的なのは『末摘花』。
色々な作家さんが描く光源氏を読んだけれど、町田訳・光源氏も躍動感があっていい。
これぞ男の本音、という心理描写が面白い。光源氏ファンには怒られそうだけれど。。
あと、頭の中将ってこんなにウザい男なんだ。。
普段モテモテの光源氏が末摘花に焦らされてキーッとなる過程は、ざまあみろ、といった感じ。ま、自業自得ですね。
町田訳・六条御息所もぜひ読んでみたいので、町田さんいつか描いてくれないかしら。
『楠木正成』を読んていたら、以前読んだ『ギケイキ』を再読したくなった。
大河ドラマの菅田将暉の演じる源義経が『ギケイキ』の町田訳・義経とイメージにピッタリかも。
ラストの『先生との旅』。
何度も出てきた「日本中世におけるポン引きと寺社権門」。内容がとても気になってしょうがない。
表題の『ゴランノスポン』。
てっきり何か意味のある言葉かと思っていた。
表紙のイラストもかわいいし。
中村文則氏の『解説』によると「この番組はご覧のスポンサーの」からきているらしい。現実逃避していたのに現実に引き戻される瞬間を効果的に表すため、とある。
言葉が途中なのは主人公が現実に戻るのを拒否するためチャンネルを変えようとしている、らしい。
各短編の誰もが何かから「醒めた」瞬間を経験しているから…なるほど、と最後で納得。 -
Posted by ブクログ
序盤は、期待していた通りのおちゃらけたポンチな断酒エッセイってな感じで笑いながら読んでいた。
でも中盤から予想以上に本気な断酒の心得が始まってビックリしてしまった。
エッセイというか自己啓発書のようなノリですよ。
どれくらい本気の内容かというと、こんな本を読んではいるものの断酒なんてするつもりはさらさらなかった自分が『あれ、これはあたしも酒をやめないとマズいんじゃあなかろうか』なんて考えてしまうくらいに本気の内容だった。ガチのやつじゃん。
文章としては相変わらず面白いこともたくさん書いてはいるんだけどね。
だけども自分が求めていたのはそういうのではなかったかなー、って。
そんで終盤にはまた気楽な断酒エッセイに戻るのだけど、本一冊を通した印象としては思っていたよりもお堅い印象になってしまったかな。
あと、宮崎智之さんという方は存じ上げなかったのですが、解説がとても良かったです。