町田康のレビュー一覧

  • どつぼ超然

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    町田康の本としては、ちょっと期待外れ。先入観なく読めば十分面白く、かなり笑ってしまったのだが、期待値が高過ぎたかも。他の人が書いたなら星四つ以上だ。この人でなくては書けない、という本でなかった。お茶目で面白いエッセイという感じで、らしさ、クセが薄い。そろそろ町田康のマイブームも終了の時期か。くっすん大黒と、パンク侍が好きだ。

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    2011年04月29日
  • 真実真正日記

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    町田康の日記風エッセイ…かと思いきや、その内容は町田康の日記風フィクション。
    日記風なので例えば「犬とチャーハンのすきま」とか「悦楽のムラート」とか、
    物事の変化が描かれているのが面白い。声に出して笑える箇所あり。流石。

    MVP:柄下くん

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    2011年04月24日
  • 浄土

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    主人公もその境遇も結末もどうしようもなく駄目駄目で、やるせない気分だけが残る。
    でも読むのをやめようという気はおこらない。

    『どぶさらえ』と『あぱぱ踊り』が好きだな。ビバ!カッパ!

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    2011年04月15日
  • 真実真正日記

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    町田康の日常を綴ったエッセイのようなものだろうと読み始めたら…何かがおかしい。
    嘘の出来事と真実の思考がごちゃ混ぜになった不思議かつ混沌とした日記小説。

    地震後の日本と重なる部分があるような、なければいいなと思ったりして、ゾッとした。
    時間がたつことか世の中か、何か背中が冷やっとした。
    犬とチャーハンのすきま、のバンド名の理由がよくわからなくて心に残ってる。面白い。

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    2011年03月29日
  • どつぼ超然

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    冗長と感じられる文章と、書く対象を絞らないような散漫さを与える運筆で、人生のとりとめのなさを文字で。

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    2011年03月25日
  • 耳そぎ饅頭

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    おもしろかった。おもしろかったが、読みながら感じる、嘘をつかれているような心細さ。卑下が芸になっているのじゃないの、あなた?

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    2011年02月05日
  • どつぼ超然

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    善哉、善哉。マーチダさんは熱海で暮らし始めたらしいですね。熱海は観光地であるから、きゃっきゃっ遊びに来ているのはヤングからオールドな方まで様々いるのですが、マーチダさんの超然としようとする視線でみつめると熱海もまた古くて新しく、猥雑な感じがします。熱海の地理に詳しくなってから読むほうがきっと楽しいはず。熱海のパロディ、土地の本歌取りといおうか、熱海、のようなところに何しに行ったの?という話です。

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    2010年11月13日
  • どつぼ超然

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    大して中身はない。ほほほ。善哉善哉。


    正直評価に困る作品ではあります。
    もしかしたらこれは町田康渾身の、魂を削った大自信作なのかもしれないし、
    もしかしたらとりあえずページを埋めるためにいつもの文体で思いつくままに適当に書き連ねていっただけのようにも見える。
    どちらにしろ、今作は町田康という作家が好きでかつ、「好きな作家の思考に寄り添って、流れに身を任せるのが楽しい」と感じられる人にはオススメできるし、
    逆に町田作品を読んだことが無い、あるいは大して好きでもないという人が読むのはちょっと大変だろうなという気も。
    個人的にはなかなか面白かったです。最初は、「ずっとこの調子で中身無いまま続くの

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    2010年11月09日
  • どつぼ超然

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    献本キャンペーン有難うございます。
    ちゃんとしたレビューを書こうと思ったのですが、結局〆切日になってしまい...申し訳ないです...!

    町田康さんは「くっすん大黒」以来で
    まず届いた時に、カバーの美しさと適度な重さにうっとり。

    中身に関してですが、まとまった時間をとることができず、電車の中などで少しずつ読ませて頂きました。
    こういう場合、前に読んだ部分など忘れてしまうことが多い私ですが
    不思議とひとつひとつのエピソードが残っています

    超然を意識した瞬間、その人は既に超然としていない

    意識すればするほど自意識や妄想が止まらない

    この主人公は極端に見えるけど人間誰しもそんなものなんじゃな

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    2010年11月08日
  • どつぼ超然

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    献本企画で頂いた本。多謝。
    自らを“余”と称することを決め、
    超然という境地を相手取った自意識によって、
    逆に決して超然となれずに、
    世間、自然、人工、人間、その他視界に入るありとあらゆるものを
    切り取っては徹底的に思考していく主人公の日常が、
    町田氏独特の言葉と文体によって綴られた一冊。
    人生の可笑しさがつまっている。
    「どつぼ超然」というタイトルがいい。
    超然として見える人は、
    何かその人の道を究めることに集中していて、ある意味どつぼに入っている。
    そう思うと、この本は、
    「死」のどつぼに入らんと超然を目指した主人公が、
    最終的には「生」のどつぼに入り超然を得る、
    という話なのかもしれない

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    2010年11月07日
  • 浄土

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    独創的なストーリーと、文体。
    特にストーリーは感動する。そのような発想があるのか、と。

    長編ではしつこすぎて飽きてくるが、短編ならしっくりくる。

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    2010年09月11日
  • 浄土

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    流れるような文章は案外心地よい。何が何だか分からない世界観も好き。
    思いつくままに筆が走るんだろうなぁ、そんな感じ。
    ビバ、カッパ!

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    2010年05月26日
  • へらへらぼっちゃん

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    後半ちょっと飽きたなあ。

    でもこんなに堕落しても堂々としていないことを堂々としているというか、
    ちまちました自分に対する潔さみたいなのがあって
    痛快。

    語り手が真面目であればあるだけ、笑ってしまう。

    そして、自分で自分を笑う、悲しさ。。あきらめ。。
    自分なんてちっぽけだしね、
    くよくよ悩んでる自分を笑ってみたり、またくよくよ悩んだり、
    時々運良くいい感じになったり。どーでもよかったり、よくなかったり、

    でも著者は努力してると思うけど。
    著者なりの努力って言うか。
    遊ぶのも大変って言うか。
    自分で自分の時間に納得するのに、実は普通より厳しいとか。

    こんなに堕落してるぜって言っててもさ

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    2009年10月04日
  • 夫婦茶碗

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    金がない、仕事もない、うるおいすらない無為の日々を一発逆転する最後の秘策。
    それはメルヘン執筆。こんなわたしに人生の茶柱は立つのか?!あまりにも過激な堕落の美学に大反響を呼んだ「夫婦茶碗」。
    金とドラッグと女に翻弄される元パンクロッカー(愛猫家)の大逃避行「人間の屑」。
    すべてを失った時にこそ、新世界の福音が鳴り響く!日本文芸最強の堕天使の傑作二編。

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    2016年10月05日
  • 実録・外道の条件

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    「なにゆえかくも話が通じないのであろうか」。『新説・外道の潮騒』を読もうと思ったので、復習がてら再読を。世の外道どもに翻弄される、人間「マーチダコー」」の姿に瞠目せよ。うくく。

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    2009年10月04日
  • 実録・外道の条件

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    表紙かっこよすぎ。町田さんの偏屈さは、まっとうな感覚によるものだから応援したくなる。ネーミングセンスが超おもろ。

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    2009年10月04日
  • 耳そぎ饅頭

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    相変わらずの町田節。町田康なりの、世の中への糾弾なのかもしれないし、彼の世の中との齟齬との格闘の日々をやや自虐的にそして面白く誇張して語っている。町田康的な文体というのは、一見難しそうで、書いてみると、それなりに似たようなものが書けたりする。

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    2009年10月04日
  • つるつるの壺

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    町田康のつける題は余韻が残る。その奥に深い含蓄を感じるような雰囲気ではあるが、おそらくはそんなものないんだろう。単に、言葉になりかける寸前でぐずぐずになってしまう想いをむりやり言葉にしたからこうなってしまうんだろう。だから、町田康は町田康であり続けるんだけれども。
    彼は因果という言葉をよく使うが、まあ僕の生い立ちも因果、みんな人生因果なのであるが、同じ因果でも、彼のような因果な人生は、なかなか魅力的だと思う。ただし憧れながらも僕は無頼を認められないんだけどね。強迫的に。
    彼も若いときはともかく、現在はなんとなく、そうなのではないかと思う。

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    2009年10月04日
  • へらへらぼっちゃん

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    081016(n 081105)
    090228(a 090322)
    100512(n 100812)
    100625(a 100812)

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    2010年08月29日
  • 実録・外道の条件

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    半ノンフィクション。
    マーチダさんは、現実のなかにちゃんと生きようとしているから、好きだ。
    すべてのことと真剣に向き合おうとするその真面目さが、好きだ。

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    2009年10月04日