町田康のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大して中身はない。ほほほ。善哉善哉。
正直評価に困る作品ではあります。
もしかしたらこれは町田康渾身の、魂を削った大自信作なのかもしれないし、
もしかしたらとりあえずページを埋めるためにいつもの文体で思いつくままに適当に書き連ねていっただけのようにも見える。
どちらにしろ、今作は町田康という作家が好きでかつ、「好きな作家の思考に寄り添って、流れに身を任せるのが楽しい」と感じられる人にはオススメできるし、
逆に町田作品を読んだことが無い、あるいは大して好きでもないという人が読むのはちょっと大変だろうなという気も。
個人的にはなかなか面白かったです。最初は、「ずっとこの調子で中身無いまま続くの -
Posted by ブクログ
献本キャンペーン有難うございます。
ちゃんとしたレビューを書こうと思ったのですが、結局〆切日になってしまい...申し訳ないです...!
町田康さんは「くっすん大黒」以来で
まず届いた時に、カバーの美しさと適度な重さにうっとり。
中身に関してですが、まとまった時間をとることができず、電車の中などで少しずつ読ませて頂きました。
こういう場合、前に読んだ部分など忘れてしまうことが多い私ですが
不思議とひとつひとつのエピソードが残っています
超然を意識した瞬間、その人は既に超然としていない
意識すればするほど自意識や妄想が止まらない
この主人公は極端に見えるけど人間誰しもそんなものなんじゃな -
Posted by ブクログ
献本企画で頂いた本。多謝。
自らを“余”と称することを決め、
超然という境地を相手取った自意識によって、
逆に決して超然となれずに、
世間、自然、人工、人間、その他視界に入るありとあらゆるものを
切り取っては徹底的に思考していく主人公の日常が、
町田氏独特の言葉と文体によって綴られた一冊。
人生の可笑しさがつまっている。
「どつぼ超然」というタイトルがいい。
超然として見える人は、
何かその人の道を究めることに集中していて、ある意味どつぼに入っている。
そう思うと、この本は、
「死」のどつぼに入らんと超然を目指した主人公が、
最終的には「生」のどつぼに入り超然を得る、
という話なのかもしれない -
Posted by ブクログ
後半ちょっと飽きたなあ。
でもこんなに堕落しても堂々としていないことを堂々としているというか、
ちまちました自分に対する潔さみたいなのがあって
痛快。
語り手が真面目であればあるだけ、笑ってしまう。
そして、自分で自分を笑う、悲しさ。。あきらめ。。
自分なんてちっぽけだしね、
くよくよ悩んでる自分を笑ってみたり、またくよくよ悩んだり、
時々運良くいい感じになったり。どーでもよかったり、よくなかったり、
でも著者は努力してると思うけど。
著者なりの努力って言うか。
遊ぶのも大変って言うか。
自分で自分の時間に納得するのに、実は普通より厳しいとか。
こんなに堕落してるぜって言っててもさ -
Posted by ブクログ
町田康のつける題は余韻が残る。その奥に深い含蓄を感じるような雰囲気ではあるが、おそらくはそんなものないんだろう。単に、言葉になりかける寸前でぐずぐずになってしまう想いをむりやり言葉にしたからこうなってしまうんだろう。だから、町田康は町田康であり続けるんだけれども。
彼は因果という言葉をよく使うが、まあ僕の生い立ちも因果、みんな人生因果なのであるが、同じ因果でも、彼のような因果な人生は、なかなか魅力的だと思う。ただし憧れながらも僕は無頼を認められないんだけどね。強迫的に。
彼も若いときはともかく、現在はなんとなく、そうなのではないかと思う。