町田康のレビュー一覧

  • 猫にかまけて

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    ネタバレ

     著者の町田 康(まちだ・こう)さんは、作家・パンク歌手。
     路上で野良猫に出会うと、野良猫をかまってしまい、
     仕事に遅れてしまうほどの猫好きだそうである。

     我が家にも、8月21日から野良猫を飼っているが、
     猫という動物は、摩訶不思議な動物で、観察していると
     飽きない。

     この本は、猫好きにはたまらない本である。
     猫とつきあう覚悟を築こうとしている人は、
     是非読んでください。

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    2020年05月08日
  • 残響―中原中也の詩によせる言葉

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    中也の詩の解説でもなく、オマージュというわけでもなく、共鳴するままに言葉に置き換えていったという具合です。マーチダさんが中也の詩に対する残響をさらに読み手の私が受けて…残響の残響は、この詩なんだったっけ?と思うことしきり。

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    2011年08月14日
  • 耳そぎ饅頭

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    偏屈な男が偏屈から脱しようとして失敗する様を綴ったエッセイ集。

    町田康らしい、文体の音楽感と内容のしょうもなさが魅力。

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    2011年08月09日
  • 浄土

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    「一言主の神」と「自分の群像」がおもしろかった。「自分の群像」はなんか共感。温夫みたいな人がわたしの近くにもいるので。

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    2011年07月09日
  • へらへらぼっちゃん

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    町田康初エッセイ集、とあって『苦虫』エッセイよりもアクが濃い。
    はっきりいって読みにくい箇所も多々あるけれど、笑うところももちろんあった。
    1日に時代劇を5本も6本も観ていることが何回も繰り返し書かれていておもろ。

    MVP:携帯用の銀の取っ手付魔法瓶をかざして御用だ、って捕り方の真似をする町田康

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    2011年07月07日
  • つるつるの壺

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    いつもはしない頭の中での音声再生を、
    知らないうちにやってしまうようなリズム感が非常に面白い。
    落語は一度も聴いたことないけど、落語的な音感、
    というかテンポに脳内で自然と音楽が響くような感覚に陥る。

    INUをまた聴きたくなるようなエッセイでした。

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    2011年07月06日
  • どつぼ超然

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    エッセイとフィクションと
    いいかんじに混ざって、マーチダ的。

    後半はちょっと飽きちゃったけど、
    前半は、声をだして笑っちゃいました。

    最近、町田作品、よく、後半でばててしまうなあ。

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    2011年05月19日
  • どつぼ超然

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    町田康の本としては、ちょっと期待外れ。先入観なく読めば十分面白く、かなり笑ってしまったのだが、期待値が高過ぎたかも。他の人が書いたなら星四つ以上だ。この人でなくては書けない、という本でなかった。お茶目で面白いエッセイという感じで、らしさ、クセが薄い。そろそろ町田康のマイブームも終了の時期か。くっすん大黒と、パンク侍が好きだ。

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    2011年04月29日
  • 真実真正日記

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    町田康の日記風エッセイ…かと思いきや、その内容は町田康の日記風フィクション。
    日記風なので例えば「犬とチャーハンのすきま」とか「悦楽のムラート」とか、
    物事の変化が描かれているのが面白い。声に出して笑える箇所あり。流石。

    MVP:柄下くん

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    2011年04月24日
  • 浄土

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    主人公もその境遇も結末もどうしようもなく駄目駄目で、やるせない気分だけが残る。
    でも読むのをやめようという気はおこらない。

    『どぶさらえ』と『あぱぱ踊り』が好きだな。ビバ!カッパ!

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    2011年04月15日
  • 真実真正日記

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    町田康の日常を綴ったエッセイのようなものだろうと読み始めたら…何かがおかしい。
    嘘の出来事と真実の思考がごちゃ混ぜになった不思議かつ混沌とした日記小説。

    地震後の日本と重なる部分があるような、なければいいなと思ったりして、ゾッとした。
    時間がたつことか世の中か、何か背中が冷やっとした。
    犬とチャーハンのすきま、のバンド名の理由がよくわからなくて心に残ってる。面白い。

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    2011年03月29日
  • どつぼ超然

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    冗長と感じられる文章と、書く対象を絞らないような散漫さを与える運筆で、人生のとりとめのなさを文字で。

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    2011年03月25日
  • 耳そぎ饅頭

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    おもしろかった。おもしろかったが、読みながら感じる、嘘をつかれているような心細さ。卑下が芸になっているのじゃないの、あなた?

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    2011年02月05日
  • どつぼ超然

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    善哉、善哉。マーチダさんは熱海で暮らし始めたらしいですね。熱海は観光地であるから、きゃっきゃっ遊びに来ているのはヤングからオールドな方まで様々いるのですが、マーチダさんの超然としようとする視線でみつめると熱海もまた古くて新しく、猥雑な感じがします。熱海の地理に詳しくなってから読むほうがきっと楽しいはず。熱海のパロディ、土地の本歌取りといおうか、熱海、のようなところに何しに行ったの?という話です。

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    2010年11月13日
  • どつぼ超然

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    大して中身はない。ほほほ。善哉善哉。


    正直評価に困る作品ではあります。
    もしかしたらこれは町田康渾身の、魂を削った大自信作なのかもしれないし、
    もしかしたらとりあえずページを埋めるためにいつもの文体で思いつくままに適当に書き連ねていっただけのようにも見える。
    どちらにしろ、今作は町田康という作家が好きでかつ、「好きな作家の思考に寄り添って、流れに身を任せるのが楽しい」と感じられる人にはオススメできるし、
    逆に町田作品を読んだことが無い、あるいは大して好きでもないという人が読むのはちょっと大変だろうなという気も。
    個人的にはなかなか面白かったです。最初は、「ずっとこの調子で中身無いまま続くの

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    2010年11月09日
  • どつぼ超然

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    献本キャンペーン有難うございます。
    ちゃんとしたレビューを書こうと思ったのですが、結局〆切日になってしまい...申し訳ないです...!

    町田康さんは「くっすん大黒」以来で
    まず届いた時に、カバーの美しさと適度な重さにうっとり。

    中身に関してですが、まとまった時間をとることができず、電車の中などで少しずつ読ませて頂きました。
    こういう場合、前に読んだ部分など忘れてしまうことが多い私ですが
    不思議とひとつひとつのエピソードが残っています

    超然を意識した瞬間、その人は既に超然としていない

    意識すればするほど自意識や妄想が止まらない

    この主人公は極端に見えるけど人間誰しもそんなものなんじゃな

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    2010年11月08日
  • どつぼ超然

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    献本企画で頂いた本。多謝。
    自らを“余”と称することを決め、
    超然という境地を相手取った自意識によって、
    逆に決して超然となれずに、
    世間、自然、人工、人間、その他視界に入るありとあらゆるものを
    切り取っては徹底的に思考していく主人公の日常が、
    町田氏独特の言葉と文体によって綴られた一冊。
    人生の可笑しさがつまっている。
    「どつぼ超然」というタイトルがいい。
    超然として見える人は、
    何かその人の道を究めることに集中していて、ある意味どつぼに入っている。
    そう思うと、この本は、
    「死」のどつぼに入らんと超然を目指した主人公が、
    最終的には「生」のどつぼに入り超然を得る、
    という話なのかもしれない

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    2010年11月07日
  • 浄土

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    独創的なストーリーと、文体。
    特にストーリーは感動する。そのような発想があるのか、と。

    長編ではしつこすぎて飽きてくるが、短編ならしっくりくる。

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    2010年09月11日
  • 告白

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    第41回谷崎潤一郎賞受賞
    河内音頭で歌われる、「河内十人斬り」を書いた小説だ。事件を起こす熊太郎とはどんな人物なのか、幼少から青年期の無軌道な行動や、縫いとの出会いから所帯をもつまでがながながと本人の独白形式で書かれる。河内弁はなかなかユニークで読んでいて面白いが、中だるみは正直感じる。

    河内十人斬りの事件を起こした熊太郎は、最後には自害して果てるのだった。今も昔も世間の一般人とは考え方、行動を異にする人たちはいる。熊太郎は生活環境や貧しさからのものではなく、個人的な思考(偏屈)からくるもののようだ。それで身を滅ぼすことになるのだが、結局はいいかっこしいの見栄っ張りだったとわたしは簡単に片付

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    2026年02月03日
  • 浄土

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    流れるような文章は案外心地よい。何が何だか分からない世界観も好き。
    思いつくままに筆が走るんだろうなぁ、そんな感じ。
    ビバ、カッパ!

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    2010年05月26日